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わたしの旦那さんは変だ。〜健康と運動と欲望の狭間〜後編

後編の今日は、彼の欲望について。


前編(体育会系の妻の話)はこちら。

中編(妻的には不可思議な運動に励む旦那さんの話)はこちら。


彼は、5分の筋トレ(もどき)、3週間に1回程度実施されるランニング、月に1回敢行される(らしい)水泳と引き換えに、毎日のおやつを嗜んでいる。

職場でおやつ(買い置きから持参)、

帰ってきてまずおやつ(冷蔵庫から発見されるチョコレート)、

食後のデザートにおやつ、

アイス、

夜寝る直前に歯を磨くまでダラダラおやつ(分かる。至福タイムよね。)。

もちろん夕食は1.5人前ほど完食。
(朝食昼食もきっちりと。)


休みの日はもっとすごい。

起床後すぐ(10時30分〜11時)、朝食。

おやつ。

12時昼食(いや、さっき朝ごはん食べてたやん)。

おやつ。

おやつ。

とにかくおやつ。

筋トレ(気が向いたらランニング)。

お風呂。

夕食。

おやつ。

おやつ。

とにかくおやつ。

アイス。

就寝。

彼が摂取するカロリーは成人男性に必要とされるそれを優に超えており、それを消費するには運動量が絶対的に足りない。

プラマイゼロどころか、プラスプラスプラスである。


彼は文字どおり、いつ見ても本当にずっと食べている。

健康に悪いという妻の忠告もどこ吹く風、返事だけはいい子で、全く聞く気もない。

が、食べることによって心の健康が保たれるのであればもういいか・・・?と胃腸が弱すぎてストレス発散のバカ食いもできない妻は思う。

まあでもさ、おやつ、おいしいよね。

食べたくなるよね。

食べたらダメかな〜って思う時間に食べるおやつ、背徳的でさらに美味しいもんね。

つまり、何が言いたいかというと、筋トレなんてやりたいようにやればいいし、食べたいときに食べたいだけ食べるのが幸せってもんだよねっていうこと。