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想い徒然(言の葉 彩々)/創作 時々リアル

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このひとひらにありったけの想いをこめて、 拙い言葉を綴りました。 小説であったりドラマであったり 時々リアルな、 その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。 ★17歳から書き溜め…
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#写真で伝える私の想い

彼方へ

彼方へ

あの時の空を 覚えていますか

滑らかな湖面に落ちた雲の姿と

綾なす光の妙

しばし時の流れを止めて

と、願った日

さよならの夏

さよならの夏

夏往きて 砂浜に
二つ並んだ想い出の
夢の足跡 テン テン テン波は無情に消して行く

次のない 束の間の
恋だと言うのでしょうか

それとも それとも ただ面影を
消したい自分の願いでしょうか

風に聞いても 知らんぷり

あの日のあなたと私が
ほら そこに居るのに

ーーーーーー

2019.夏 / 画像 : 2018琵琶湖

この陽が沈む前に

この陽が沈む前に

こんなにいっぱい あなたを困らせていたのですね

私は…

今まで 足りなかったのは

そう… 分かり合う勇気

この想いの強さを 深さを
心で 確かめる事が出来たなら

もう 他に何もいらないとさえ思う

今からでも遅くは無いよね

一つ一つ 心から取り出して 綺麗に磨いていこう…

心ひとやすみ

心ひとやすみ

ほんの少~しだけ

心の時を止めて

ジッと

空を見上げるのが

と〜〜っても

… 好き .。.:*♡

深呼吸 してみた!!

ーーー2018・夏

花の刻 in 北国

花の刻 in 北国

まだ 風の 冷たきに
しんと清みたる 北国の
羽衣の如 ひとひらは
俯く乙女か 薄紅のさす

2009・春

恋 咲き初めて

恋 咲き初めて

(こいさきそめて)

空の青 覆い尽くすや うす紅に

揺らめく波の 七重八重

見渡せば 枝も揺れぬに 音さえせぬに

袖に絡みて 二枚三枚(ふたひらみひら)

春爛漫の 羽衣の舞

降り積む大地は 雲の上

そろりそろりと

花びらの迷路 迷わぬように

歩みて 止まりて 振り向く君は

花にも染まず 尚 鮮やかに

あぁ それすらも 言葉にならず

我が想い 咲き初めて

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夕月幻想

夕月幻想


花びらに 我が身を重ね

ふわり ゆらり

風に舞う 光の羽衣は

指先に戯れる 微かな水の揺れにさえ

滲んで 融けて また結ぶ

・・フゥと 一息

気付かぬくらいの ため息で

広がる波紋と 束の間の静寂を

繰り返し くりかえし

夕闇の水面は まるで我が心の如

あぁ また揺れながら・・

幾世幾世を 越えて 尚

果てること無き 想いを秘めて

生まれ変わって参ります

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花 月 (hanatuki)

花 月 (hanatuki)

我が恋の

満つる定めも見えぬまま

人の世の

風に託した願いを秘めて

水面に揺れる まほろばの月

寄せては返す 生命の波は

幾世をかけて 満願の

想い紡いで 結んだ帯に

花 ほころびぬ

夕月のうた

……2007.4 夕月の詩TOP掲載