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想い徒然(言の葉 彩々)/創作 時々リアル

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このひとひらにありったけの想いをこめて、 拙い言葉を綴りました。 小説であったりドラマであったり 時々リアルな、 その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。 ★17歳から書き溜め…
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2020年2月の記事一覧

七夕の伝言

七夕の伝言

あなたにナイショ
誰にも ナイショ
たった一つのヒミツごと

どんなに勇気を振り絞っても
言えなかった言葉

あなたに 伝えたい言葉

そっと
短冊の裏側に書いてみた

10 数えて 振り向くまでに
どうか気づいてくれますように

1・2・3・…6…7…

そこから先が数えられなくて
振り向けなくて

鼓動の数が 増えるだけ…

あばよ 未練

あばよ 未練

春まだ早い 街路樹に
季節の端の
名残りの雪が溶けそびれ

悲しくなんかないわ
寂しくもない
ヤツが居なくなるのは
わかっていたもの

だけど
ちょっぴり 悔しさで
走り去る後ろ姿を見たくない

ミラーなんて見ないから
どっち向いててもわかりゃしないし
目を伏せたまま 手を振った

巷でよく聞く「粋な女」みたいな
笑顔で「じゃぁね」なんて できる訳ないよ

いつものように
明日から生きてく私だけど

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雫の魔法

雫の魔法

ポトンと雫
悲しみ落ちた

も一つ雫
寂しさ落ちた

三つ目雫
心の奥に 仕舞ったまんまの
想いポロポロ

手のひらに乗せて
右の小指の先で探す

忘れてた 幸せの欠片

お空に返そ
きっと 虹になる

だから私は 雨が好き

明日 天気に なぁ〜〜れ❣️

カーテンコールのない舞台

カーテンコールのない舞台

人生の主役は私

一回っきりの大きなまわり舞台の上
すれ違う人たちがおくる視線に
時に戸惑い 時に怯え 時に歓喜に沸きつつ
躓いて涙流しても
クルクル変わる足もとを
じょうずにステップを踏み分けながら
止む事なく踊り続ける

観客は いない

そんな人生の1幕に
あなたが居たことを 記録して
ペンを置いた

もう
これ以上書く事はない

そして
これ以下でもない事は
私が一番よく知っている

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あの時の空

あの時の空

あの時も
夕空を見ていた

遠く あの空の下の
見も知らぬ風景へ
衝動が 心だけ飛ばして

叶わぬ夢を見た

何も信じられず
ただ 現実から逃れたいだけ
だったのかも知れない

何も 進まず
何も 止まないまま
今日もまた
夕空が 静かに瞼を閉じる

今なら
今の私なら
どうするだろう

曼珠沙華  物語シリーズ

曼珠沙華  物語シリーズ

幻日・華陽炎の譜 (現1〜4…)
★覚え書きと途中経過★
…一度upした事があります。まだ完成に至っておらず
このシーン ご存知の方はスルーして下さい。…
ーーー。ー。。ーーー。ー

彼女の故郷は、四季の移ろいが美しい静かな湖畔。
疎(まば)らに広がる住居の屋根は、さながら 遠い他国の風景にも似て、
訪れるわずかな旅人の歓声すら 木々に吸い込まれるように消える。

秋の夕暮れは早い。
穏やか

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昨日の夢

昨日の夢

いつもの朝
いつもの窓辺

光と影の 危うい位置で
ひとときの
淡い想いに 絡む糸

かなわぬ儚い恋ならば
いっそ夢なら 夢のまま
そっと 風に放とうか

願いは 遠く 時は 無情
やがて来る 春さえ待たず
尾根の白雪とけぬ間に

指先の
名残の糸が プツンと切れた

ポロリと雫

別れの朝