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昨日の夢

いつもの朝
いつもの窓辺

光と影の 危うい位置で
ひとときの
淡い想いに 絡む糸

かなわぬ儚い恋ならば
いっそ夢なら 夢のまま
そっと 風に放とうか

願いは 遠く 時は 無情
やがて来る 春さえ待たず
尾根の白雪とけぬ間に

指先の
名残の糸が プツンと切れた

ポロリと雫

別れの朝

拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。