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2-10.書く力をつけるプログラムfor小学生-外伝

18日は「書く力をつけるプログラムfor小学生」の杮落とし。
初日だった。

この企画の実施が決まり、日程が決まった時、
「これは私へのギフトだ・・・・」と本気で思った。

18日は私の誕生日だったからだ。

誕生日に企画の初日がある。単純に考えればそれまでだが、
この企画については、私の中では並々ならぬ思い入れや思惑がある。

11月の福大で初めて実施したプログラムから、
彼らのフォローアップをどうしていこうか、思考していた。
フォローアップをすることは最初から想定していたが、
普通に添削や講座をするというより、
何か実践が伴うものがいいなと漠然と思っていた時に、
小学生への指導ということを思いついた。

かねがね、当時小6の娘の思考力・書く力のなさには手をこまねいていたからだ。

福大での指導の際、娘がやたらとその内容を知りたがるので、
「今日はこんなことしたよ」と話をしてやると、
「いいなぁ、面白そうだなぁ」という。
(多分インタビュー形式のヒアリングが新鮮だったのだろう)

「ん?じゃあ、やってみる?ちょうど音楽フェスティバルが終わったし、作文書きなさいって言われるかもしれないしね」と、
学生にやった方式で、音楽フェスティバルについて、時間軸、平面軸で掘り起こしを進めていった。
3時間くらいかかっただろうか。
最初はひとつの質問に関して随分考え込んでいた娘だが、
1時間を過ぎた頃だろうか、
ちょっとしたアドバイスの中から自分なりにきづきを得て、
何もいわなくても、がががっとノートに思いを書き始める。
「これだよ!」

この形なら進められる。
小学生と大学生のそれぞれのニーズをうまく合体させることができそうだ。
小学生にとっては、親でもない先生でもない、自分と歳の近い大人のおにいちゃんおねえちゃんから、世間話の延長のような形で「君はその時どう思ったの?」なんて言葉をかけられる中で考える。
これは期待以上の効果が上がる、、気がする。

「『○○しなさい』ではなく、その子の心に寄り添って聞いてね」とは
先日の16日の研修時に学生には伝えた。

大学生にとってはまさにライブである。
小学生を相手に、わかりやすく教え導くことの難しさを知り、
いかに対応していくかを考える柔軟性。
教える中で教えられる。

世代間交流という部分もある。

このプロジェクトを、
T先生いわく、
「時代が要請する最先端のスキーム」「企業やビジネスパーソンが
押さえるべきもっともホットで不可欠の人材育成コンセプトを
盛り込んだプログラム」に仕上げた。

実際私も組み立てをする中で、
こんなおいしいスキームはないぞとニヤニヤしながら作りこんだ。

必要とされ、そこに関わる方々がその作業の中から、
それぞれに気づきを得る。
それだけでもすばらしいじゃないか。

でも、プログラムは組んだだけでは実現できないのだ。

実現の場として、今回のH小学校にアプローチをし、
受け止めてもらっての、今回の開催。
その前にF大のプログラムを開催していただけたこと、まずはここから始まったので、
その時点から感謝してもし尽くしきれない。

こんな企画他にはないぞ~と完璧なオリジナルで望んでいる。
なぜか不安感はない。
絶対大丈夫、という自信がある。
何が起こるかわからないということも想定した部分があるからだろうか。

そんな怪物プログラムを動かすことが、この18日に出来ること。
それは私へのギフト以外の何者といえるだろうか。。。。

ありがたい。
何者にも変えがたい、誕生日プレゼントになった。
みなさん、ありがとう。

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