アブダビ

ラマダーン⭐️断食とは尊く愛しい、初めてだらけのメイク旅。

人生で一度は訪れてみたいと思っていた街。アブダビ、ドバイ。中東の風に吹かれてわたしは初めての感覚をたくさん味あわせていただいた。

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ラマダーンとは、ムスリムの義務の一つ。日の出から日没にかけて一切の飲食を経つ。水も飲まない。 わたしがアブダビとドバイを訪れた時。幸運にもラマダーンの時期であった。 日本を発つ時に、多くの方に、ラマダーンに行くなんて、もったいない大丈夫?お店もやっていないし、色々難しいよ。というメッセージをいただいた。

確かに、活動のことを考えるとついてすぐに難しさを感じた。断食中は、飲食の他にも、欲を禁する。なのであまり着飾ったり華やかにすることへモチベーションが高くない時期になる。”メイク”をさせてもらえるだろうか。街を歩いていても、その静かな静寂の時間に、不安を覚えた。

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ほとんどのお店は閉まっている。特に飲食店は大型モールのお店以外は奥でムスリム以外の方にひっそりと食事や飲み物を提供しているお店はあれど、大体がお休みしている。みんな、日没まで休む。日が沈むと、モスクやレストランにはラマダンテントというお食事を楽しめるとてもスペシャルな空間が登場する。

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祈りととともに、暮らすこの空気感。ミャンマーでも感じた。とても神聖な空気と。なんというか、愛と優しさに満ちている。

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日本の生活からは、全く想像ができない、そして行かないとわからない空気がそこにあり、とにかく終始こころがドキドキしていた。

そんなラマダーンの街で、わたしは出来る限りメイクを通じて現地の方とコミュニケーションをしてみたいと思った。

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子供たちも大人も、みんな同じように断食の約1ヶ月を過ごす。現地の衣装に身を纏っても、わたしはやっぱり日本人で。それは出会う皆さんからみても一目瞭然。 アブダビの街は、自分が想像している以上に未来だった...

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でも近未来的な外の空気とは違い、そこに暮らす人々は、温かく優しく。温もりに溢れていた。きっと絶対にお腹が空いていたり、喉が渇いていたりしても。イライラせず、終始、愛に満ちていた。

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旅の間、ずっとアテンドとドライバーをサポートしてくれたArmad!社内でも、お水を飲んでいなかったので、ミワは飲んでいんだよと言われたけど。なんとなーくこっそり、合間に飲むようにした。なんでだろ?

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絶対、お腹空いているはずなのにずっと気にしてくれたのは。「ミワ。メイクができているかい?活動できているかい?エンジョイしているかい?」車内は彼の出身地のエジプトの音楽が流れて、走っているだけで、わたしはとにかくワクワクした。

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日本で暮らしていると、あー、なんか喉乾いたなあと思ったらコンビニ行けばなんでも揃う。痩せるための断食はあっても。自分の信じる業のため、1ヶ月近く、優しさを保っていろんな欲を断てるだろうか、、。そんなことを旅の間考えていた。

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日が沈むと、みんなにとって宴の始まり。また明日からの一日を祈って、日が登るまで食べる。家族で、大切な人と集まって、寄り添って。食事を楽しむ。夜のうちに翌日のエネルギーを蓄えて、また朝日が登れば食事も水も取らない。 

わたしは、断言できます。ラマダーンの中東を旅できて本当に良かった。メイクアップツアーはなかなか苦戦をしたけど。それ以上に、ここでもまた文化の違い、感覚の違い、美しさの尊さ、無限の広さみたいなことを感じました。

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砂漠の真ん中で、溢れる星をずーっと眺めていたら。とにかく、本当に自分は小さくこの地球の中で、小さな小さな生命なんだけども。それでもこうして、自分の大好きなメイクを、メイクスマイルを求めて。探して。ラマダーンの街で、巡り会えた方や巡り会えた初めての感覚に。グーーーーーーーーーっときてしまいました。

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ご飯屋さんがやっていないなんて、全然平気。アルコールが飲めなくても全然平気。とにかく、ミラクルな時間でした。

みなさんも、ラマダーンのアブダビを旅してみませんか?

尊く愛しい。素晴らしい時間です。

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ちなみにアブダビには、ルーブル美術館があり。

そこはまたまた素晴らしい建築で。訪れた際にはぜひ、行っていただきたいです♩

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地元のブティックで3000円くらいのドレスと、1000円くらいで買ったヒジャブ。大活躍でした。背の高さが低すぎて、、、裾を安全ピンでワサワサと止めて、時々それが足にささりながら 笑


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