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次のニュースです。2

少子化対策のニュースでした。政府のバラマキとも思える対策だけでは少子化は防げないと思うんですけどね。

次は当番組の名物企画「ちょっとだけ激論」のコーナーです。
今日のテーマは「結婚」。
どんな激論が飛び出すのか楽しみです。それではさっそく始めましょう。


山本さん、結婚に対してはどんなイメージをお持ちですか?


はい、よく結婚に向いているとか向いていないとかというお話を聞きますが、そんなものはしてみないと分かるはずもなく、大きなお世話だと思います。私自身も若い頃には結婚には向かないとよく言われました。それでも結婚して子供までいますから人の評価などいい加減なものですよ。ただ、そのあと残念ながら離婚しているから、ハズレともいえないのかもしれません。まぁ人生はそんなに単純じゃないですよ。


最近は同性による婚姻もこういうテーマになるとよく話されますが、その点について田中さんはどうお考えですか?


私の専門は動物ですから、人間も動物の一員とはいえ、これから話すことが当てはまるのかはちょっと疑問だと考えています。


それはどういうお話ですか?


動物の中にも一定数同性に興味を持つ個体がいます。ですがほとんどの場合、迫害を受けるか群れから追放されてしまいます。
理由は良く分かっていませんが、私が思うには種の保存に反する行為故に本能的に攻撃されるのではないかと考えています。


その理論が人間にも当てはまると大変なことになりますね。


同性婚や同性の方々のお付き合い、生活に異を唱えるつもりはありませんが、種の保存という観点ではどう考えておられるのか一度聞いてみたいと思っています。
例えば里親制度を利用しないとすれば女性同士のカップルには精子が必要になりますし、男性同士のカップルには卵子が必要になります。そこまでして子供は欲しくないという考えもありそうですが、あくまで種の保存の観点からするとそれは道理に反するということになりますからね。
自分たちが良ければ種の保存など関係ないというのはちょっと違うと思うんですよね。


なるほど。鈴木さんはどうお考えですか?


私は人生経験として同性同士であっても異性間であっても一度は結婚した方がいいという持論の持ち主です。
持論には続きがあって、結婚する前に絶対同棲することを奨めています。


それはどうしてですか?


今まで違う環境で過ごしてきた者同士が一緒に住めば、エッ? と思うことなどあって当たり前じゃないですか。
我慢できないとか、許せない部分が出てくれば、辛抱するか、諦めるか、ケンカするか、別れるしかない。話し合いという手もないことはありませんが、それが長年続いている癖のようなものなら、まず解決には至らないと思うんです。
付き合う期間が長ければ長いほど、そういう部分は少ないかもしれませんが、それでも何かしらあるでしょう。だから婚姻前に同棲を勧めているんです。


なるほど、理に適ってるように感じますね。


例外もあるでしょうから、すべての人に当て嵌まるものではありませんが、経験からするとラブラブな状態なんてそんなに続くものではありません。
一方で日本の離婚率はどんどん上がっています。
昔は離婚すると女性は出戻りなどといわれ、家の奥に隠されるように過ごさなければならなかったようですが、最近はバツ1とか、バツ2など平気で口にする人が増えてきたような気がします。最高でバツ3までは私のまわりでも聞いたことがあります。要は離婚が社会認知されたということだと思うんですけど、勢いで結婚してこんなはずじゃなかったと離婚する方が多いんじゃないかと考えたんです。そこで結婚前の同棲の推奨です。


なるほど。先程のように3度も結婚した方がいらっしゃる一方で、結婚しないという若者も増えているそうですね、岡田さん。


それ以前に異性とのお付き合い (もちろん同性とも) をしたことがないという若者が増えているというデータがありますから将来に若干の不安があります。結構いい歳になりましたがこの年になっても恋多き人でいたいと思っている私などは前時代の生き物になったということでしょうかね。


恋愛や結婚には夢も希望も無くなってしまったのでしょうか? 伊藤さん。


2次元や推し制度が幅広く言われるようになってから、現実の結婚を望まない方が増えたように思います。あとは金銭的にやはり難しくなったということでしょうか。


政府は異次元の少子化対策と謳っていますが。


確かに異次元の少子化対策という言葉はよく聞きますね。ですが「新しくこれをあげるから、以前からあるこれは止めるね」って感じでどこが異次元なんだって思うんです。


制度というか社会はどうなんでしょ、佐藤さん。


結婚する時には戸籍が新しく作られ元の戸籍からは外れることはご存知ですよね。それにより目出度く独立した戸籍となるわけですが、家と家の結び付きが消える訳ではないんです。
新規に戸籍ができたのだとすればそういうのも止めてくれればいいのですが、そういう訳にはなかなかいかないようです。
親類縁者の方々へのご挨拶から始まり、事あるごとにお会いすることになります。こういう言い方は良くないと思っていますが、私にとっては面倒この上ない。アッ今のカットできます?


佐藤さん、生放送ですからカットは無理ですよ。


いやあ、これで親類を敵に回しちゃったなぁ。
まあいいです。
昔のように家と家の結び付きなどの考え方は希薄になってきていると思うのですが、明治や大正・昭和前半に産まれた方々がまだまだ元気でいらっしゃる現代、若者たちの力で世の中の意識を変えたり、価値観を変えたりするのはなかなかに難しいことだろうと思います。


それぞれのご意見を伺うだけで激論にはなりませんでしたが、予定時間をすでに超えていますので、このテーマはまたの機会に行いたいと思います。皆さんありがとうございました。
次回の討論に活かしたいと思いますので、ご意見などコメント欄にお書きいただけるととてもありがたいです。よろしくお願いいたします。


若者たちに日本の未来がかかっているのは紛れもない事実です。
今の日本の現状を見て悲観する気持ちが分からないわけではありませんが、諦めないでいただきたいと思います。
陽はまた昇るとか、止まない雨はないなどと言うつもりはありません。
しかしカンカン照りであろうが、土砂降りであろうが、明日は必ずやってきます。だから、お願いだから諦めないでほしいです。

それでは次のニュース。


CAUTION
ちゃんと調査したわけではありませんので間違った内容が書かれている可能性もあります。物語としてお読みください。



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