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M10-Pと3ヶ月

どうもみわです。
日誌、結構続いております。

最近わりと日誌に写真載せて満足しちゃってるんですが、M10-Pがうちにやってきて3ヶ月を超えまして。

写真も溜まってきたし、いっぱい持ち出してるのでここらで一つまとめておこうと思います。

最初に(カメラを)撮った時の記事はこちらに。


モノとして

はい、まあ中身はみんな同じデジタルカメラですから、ブログ的スタイルだと結局こういうエモーショナルなところしか書かない(完)
このあと無駄話が長々と続きますが、要はいいデザインです。以上!

でも別にいいデザインじゃなくね…?って思う人には何のメリットもないのでわかりやすくていいですね。




冗談はさておき、やっぱりモノとして頭一つ抜けている質感、そしてデザインの完成度。

って、M3の時代からほとんど変わってないじゃないか!という話なのですが、実際問題M3の時点で今見てもとってもカッコいいなと思いますし、なんだかんだそのスタイルをほとんど変えずに継承してきたブランディングもすごいですよね。普通ではない…

だからこそ上でくっつけているみたいに、半世紀近く前のレンズであっても違和感なく馴染み、むしろカッコイイまである…というのはなんだかすごいことです。

パッと見クラシックな外観でありながら、エッジの立った真鍮削り出しのボディ。コンパクトでありながらもずっしりとしたボディの重厚感は言わずもがな…
現在の軽くてエルゴノミクスに気を張った、味気ないカメラとは対極にある存在であり….

そんな文章が大体のブログとかレビューとかに書いてある気がします。
そりゃ読んできたもん。ディープラーニングです。

まあでも実際そういう感じ。
SIGMA fpと同じく、レンズを装着した状態で、よくある単焦点向けのレンズポーチに収まるサイズ感。最高です。

Mマウントですから、ミラーレスで必要だったアダプターがない分シンプルだし、薄いのも素敵。

サイズ対重量的なところで感じる、高級感みたいなところは本当にあると思います。(fpもいいよこのポイント)

ただSUMMILUXはじめ、明るいレンズつけていると想像以上に重い…!
質量だけでいうと国産ミラーレスにズームレンズつけている状態よりは軽いはずなのですが、やはりグリップとかバランスとかでしょうか。

まあでもこのシンプルさを傷いたくないので、グリップ買わずで普通にそのまま使うかな。
裏蓋があることでネジ隠せる上、防滴でパッキンも付いてます。すごい。
開けると3本のネジが見えます。

フィルムM同様、表面に一切余計なネジ穴を露出させていないのはホント美意識感じます。すげえぜ。
ちなみにデジタルカメラで同じことをやっているのはOLYMPUS PEN-F…すげえぜ。

PEN-F、ちょっとバルナックライカを感じるスタイリング。曲線を帯びたボディも素敵。

ちょこちょこ脱線していきますね。

まあとにかくかっこいい!
SIGMAの山木社長も言ってた気がしますが、結婚式のテーブルに置いちゃっても許されそうなビジュですニコ。

そんな見た目の良さも相まって、いろんなところに一緒に行きたくなる。可愛い子には旅をさせた方がいいし、一緒に旅するなら可愛い子の方がいいですよね。重要。

ファインダー

さあ、詩的な素敵ブログだったら文量が多そうなファインダー。

とりあえず光学ファインダーは目に優しいです。年中モニターと睨めっこしている僕としてはとっても心休まる瞬間…

ミラーレスのようにファインダーを見た瞬間、レンズの描写にテンションがめちゃ上がる!ということはないです。

ただ常にそのままの世界を見れる感じも気分がいいです。

流石に現代に作られたカメラというだけあって、ファインダーの状態もとっても良いです。チリとかはあるけど…

でも曇りとかを一切感じないクリアさ!本当に綺麗です。

倍率もフィルムライカと同等の0.73倍。(大体フィルムMは0.72)
なんの違和感も感じることなく両方使える。すごい贅沢体験ですね。

ちなみに絶対両目で見たい!というニーズに応えてくれるマグニファイヤー(拡大鏡みたいなやつ)も売ってたりする。
そしてサードパーティから安く出てもいる。ありがたいですね。
まあ見た目的にダサくなっちゃうのでなんだかんだ買わなさそうです。

まあでも、ここも正直言って、質の良いEVFが搭載された現在のカメラの方が快適度でいうと極めて高いでしょう。fpとかフジとかのカラーに特徴のあるカメラだと楽しさも上でしょうね。レンジファインダーだから速射性が云々!という話も最近の0.0何秒ってミラーレスの方が普通に速いでしょうし、つまりは全てが自己満足…!

逆に言えば、それこそ初期の一眼フィルムレフやミラーレス黎明期的な感じのと比べると、ライカのファインダーって恐ろしくクリアで明るい…ってことにはなったんですかね。時代が追い越して行ったぜ。

ボタンレイアウト

ファインダーから垂直下に綺麗に配置されたボタン類。
サムレストの突起の頂点から垂直下に配置された十字キー。

アイピース中央部とリヤダイヤル、made in germanyも一直線上に…

この辺のまとめ方は流石というか、ほんと綺麗ですよね。
あと少ない!なんならM10-Dだとこの辺のボタンすらないので意味不明です。でも撮影には実際問題露出の3ダイヤルと、電源ボタンがあれば良いだけですからね。本質がどうとか〜って言ってるだけあります。


普通に使いやすさを考えるとLUMIXとかみたいに縦横無尽な感じのボタン配置と数になると(めっちゃ使いやすいけど)

表から見ても裏から見ても綺麗なのは素晴らしいことですね。

レンズ

今のところあるMレンズはこちら。

埃とかいっぱい乗ってる。コピー紙物撮りクオリティ。

ELMAR-M 50mm f2.8 2nd
SUMMILUX 50mm f1.4 1st
7artisans 50mm f1.1
Color-skopar 35mm f2.5 PII

この4本に加えて、メルカリで衝動買いしたTT artisan の21mm f1.5もあったのですが、21mmを使いこなせず…それとちょっと重くて断念。f1.1は別腹です。

見た目はとってもかっこいいですし同スペのライカだと100万超えるという

まあ結局軽く小さいレンズがいいなというところで、お気に入りはエルマーかカラスコな気がします。見た目のマッチングも上々。

カラスコなんて3万円ですが、全く見劣りする感じもなく。高いからエライわけでもないですしね。安くいい道具を作ってくれるコシナ様様です。

一緒に買ったフードもいい感じ。
M10で撮るとカバーガラスの恩恵?か、カラスコの写りが1ランク上がった気がしました。
これだけはすごいなって思いました。
広角系に恩恵あるよーとは聞いていましたが不思議。
エルマーはtakumaさんのfpにつけた姿に惹かれて手にしました。
何より50mmで100g代という素晴らしい軽さ!旅にぴったりです。

上の2本は、開放2.5と2.8という地味目レンズですが、とてもいい感じに写ってくれます。カメラが軽いと足取りも軽くなります。


写真

はい、やっと写真です。別にライカ買ったからといって写真が特別良くなる、なんてそんな虫のいい話はない。

でもまぁお気に入りのスニーカーで行く、とか、ちょっといい服を着て出かけるのは楽しいですよね。そんな気持ちの良さはあります。多分。

気づいたら沢山載せちゃってたのでサクサクみてっちゃってください。
もちろんじっくりみてもらえても嬉しいです。

旅行

M10-Pを手に入れてから、瀬戸内と韓国に旅行してきました。来週くらいに北陸の方へ行くのでそれも楽しみ。大学にいるうちにまた海外旅行がしたいです。

瀬戸内はELMAR 50mm f2.8で。

めちゃキリッときますね
船に乗る体験!それだけでも瀬戸内価値がある気がする
行きたかった地中美術館
夕方に乗った船で見た、夕日に染まる水面、忘れられないですね〜

詳しくは↑に。


韓国はOHを経たSUMMILUX 1stと一緒に。

市場の活気が印象的でした
薄暗いトイレ前もよかった

↑韓国旅行は数記事に分けております。是非是非。

値段が値段なんで、確かにビビる気持ちもどこかにあるんですが、でもやっぱり旅行にオキニなカメラを持っていけると楽しいですね。

あと何と言ってもコンパクトなのがいい!(APS-C…GR…)

コンパクトだし、撮るの楽しいし、まぁズーム使うよりは軽い。いい感じですね。何より見た目見た目。

所謂スナップ

的なやつもまあ今まで通り撮っております。出てくる絵自体に特別こう!って印象はないですが、なんとなくそれっぽい瞬間をせっかくだから狙ってみたくなる、そんな気持ちになる時もあったりはします。

東京でRyutoくんとブラブラした時は数枚面白いの撮れた気が。

京都でもぼちぼち

 
こういう誰かのちょっとしたユーモアに気づけた時、嬉しい。
これは大阪。

ストリートスナップ的なところで言うと、頭の良さをひしひしと感じる青木ユリシーズさんみたいな雰囲気を目指したいんですが、如何せん影響受けやすすぎて、ちょっとでもいいなーと思った人の距離感真似たり編集なぞったりして、全然バラバラです。

でもまあ楽しくやれてはいる。

これまた大阪。DR感じるぅ
謎に、山梨。
いつかエドワードホッパーみを感じる写真撮りたいな〜〜と思ってます。
写真じゃなくて画家かい、と言う感じではあるけどマジ好き。
まずはインプットせねば

当たり前ですがメカシャッターのお陰で、走ったり動いたりしている被写体が歪まなくなったことが何よりも嬉しいです。これで動画撮れたらなァ…

 ライカだから、ってことは決してないんですが、まあ単純に咄嗟に撮れる写真が、押したらちゃんと写ってるってデカいですね。

静かに撮るのも良い

fpに中望遠つけた時の気持ちというか、こう、はい。
まあ作例的に軽くみてもらえたら嬉しいです。

M10-Pも静かなカメラですし、結構心身ともにいい感じ(?)
みたいな気持ちになります。


ともあれ

やっぱり?

M10-Pだから特別いい写真ってことはマジでないです。ほんとマジで。
し、用途によって全然S5の方がいいじゃ〜んってこともあるし、fpはいつまでも愛らしい存在です。

S5、fpの高感度と比べるとM10-P残念ってのも、すごい最近実感したり。
(別に高感度要らんけど!)

幸運なことにM6 TTLも持ってたりして、色々行ったり来たりできているからこそ、ホヘ〜〜なるほど〜〜とか思ったりしながら使っています。別に何も分かってはいないんですが。

(特別な何か、を見出しまくってそれに突き動かされたりしていたら、いい写真が撮れちゃったり、そう思えたりするのかもしれない…知らんけど)

気持ちよさ、でいうと不思議とM6に軍配が上がる…

こう、ぬるっとフィルム感覚と行き来できる存在が手元にあるっていうのが結構面白いかもしれないですね…
デジタルMって中途半端な感じあるし(個人の感想)

Mレンズそのまま使えたりもいいですよね。ミラーレスで日本メーカー出してくれないかな…

ハマらんポイント

・以外にずっしり重量(ザガートじゃないけどアルミのM10欲しいです)
これもあってカラスコとエルマーがもっぱら活躍してます。まあこれはこれでヨシ

・一段ずつじゃないSSダイヤル
なんでなんまじ^^って思いました。(ゴメンナサイ!)
でもなんだかこの感じで反段ずつコントロールする必要はないかな…って思っちゃったりして。涙。
フィルム機も一段ずつジャーン…AEあるから別にマニュアル撮影はもう大雑把でよくない???って結構思ったりしてます。すごい個人的。


最初から物申してておもろい。
フジのダイヤルのクリック感の方が好きだな…(小声)
ってか全く劣らない質感の良さ。ボタンが黒かったりするのはアレですが。

・電源ボタンの感触
割と使ってある中古だからでしょうか。僅かに遊びのある感じがあってちょっと怖いです。

・AE
結構明るいに引っ張られる?な印象。
別にそれほど気になってはないですが、ちゃんと被写体に向けてAEロックしてあげた方が安心感あったり。

終わり


まあでも致命的に気に入らない部分もないですし、何せ手にしちゃったし…で、なんだかんだ結構使い続けることになりそうです。

なんせカッコいいし!

生活苦になったら売って助けてもらおうかナ…

fpはfp枠なのでよほど困らない限り生き残り続けます。SIGMA愛してる。
S5はちょっとないと商売上がったりでM10-Pのローン返済できなくなります^^


noteの物撮りは大体コピー紙でやってます。サステナブル。
晴れの日とか結構楽に綺麗になったり。


まあみんな違ってみんないい。


それではまた。


増えた物撮りとか

以下はおまけコンテンツということで。
最近増えたのを貼っておきます。
M10シリーズ欲しくて死にそうな人は是非みてもろて…

エルマー沈胴させるとこんなに小さい!(非推奨)(なんなら禁止)
M10-D欲しすぎて液晶封印してみたり。
結構よかった!お陰でちょっとしっくりこない感が軽減されました。


Flash Q Q20IIは手に入りやすい中では結構似合うフラッシュ。

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