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ドメスティックワールド 第五話 ハラルドの逆襲

バルバドスの前皇帝ハラルドの生存を確信した真央は一人ロバに乗り死の砂漠に向かった。
ハラルドは死の砂漠に拠点を持つ魔塔アトランティアの塔主によって保護されていた。真央が死の砂漠に入ったことを知った魔塔ではその対応を協議していたが、その会議の場にハラルドが入ってきた。
「塔主。どうやら私の出撃するときが来たようですな。破壊神はこのハラルドにお任せください。我に秘策、神殺しの大魔法陣あり。必ずや破壊神を神々の国へ送り返して御覧に入れます」
ハラルドの自身満々の発言は魔塔の幹部たちの反発を招く。
「何を言ってるのだ貴様」「廃位された皇帝の分際で」「我が魔塔が救わなければとっくに死の砂漠で果ててたくせに」
だが魔塔の塔主の判断は違った。
「うん。やってみるといいよ。我が魔塔の最新鋭のゴーレムを君に与えようう。出撃にあたっての僕の餞だよ」
結局、魔塔は軍監ミロを付けることを条件にハラルドの出撃を認めた。
砂漠で真央をゴーレムの軍団で囲んだハラルドは、大魔法陣を発動しようとする。
「待て、ハラルド。このまま大魔法陣を発動したら我がゴーレムも巻き込まれてしまう」
「破壊神を足止めする必要がある。ゴーレムを下げるわけにはいかん」
「魔塔主様からお預かりしたゴーレムを」
「ミロ・・私は神と戦っているのだよ」
発動し大爆発を起こす大魔法陣。
だが、包囲していたゴーレムは全滅したが、真央は全くの無傷だ。
絶望ししゃがみ込みミロ。
そしてハラルドは魔力を全て使って一気に老け込むも作戦の失敗を確認すると
「我々には奴を倒す術は無い」と言うとその場に倒れ伏した。
それを魔塔から見ていた魔塔主は、真央を倒すために彼を魔塔に誘い込むことを命ずるのであった。
「真央くん。会うのは何年ぶりかな?」
魔塔主がブキミに呟く。
破壊神真央の戦いはこれからだ!
つづく。

死の砂漠の中にある魔塔アトランティア
謎の魔塔塔主
魔塔主よ 破壊神真央はこのハラルドにお任せください
私の秘蔵の部下のタロンの大魔法陣で
見事破壊神を仕留めてみせましょう
塔主 負け犬の言葉に耳を貸す必要はございません
・・・・・
ハラルド 今度は敗北するわけにはいかないのですよ
死の砂漠をさまよっているお前を我が魔塔が救わなければ
お前はとっくに死んでいたのだから
私にもバルバドス皇帝としての意地がある 
屈辱を重ねて受けるほど腐ってはおりません
うん ハラルド君 やってみるといいよ
我が魔塔の最新鋭のゴーレムを君に与えよう 出撃にあたっての僕の餞だ
感謝の極み
軍監ミロ お前も一緒に行け
ええっ
ここが死の砂漠か
さて鬼が出るか蛇が出るか
レッツゴー
いたな 破壊神め
ゴーレムを用意しろ
んん
あれ 囲まれちゃったなあ
前に小型のゴーレム
後ろに大型のゴーレムか
よし大魔法陣用意
やめろハラルド
ここで大魔法陣を発動したらゴーレムを巻き込んでしまう
破壊神を足止めする必要がある
ゴーレムを下げるわけにはいかん
どうあろうと魔塔主様からお預かりしたゴーレムを
ミロ 私は神と戦っているのだよ
大魔法陣発動準備
大魔法陣発動 5秒前4・3・2・1
大魔法陣発動
やったか 
嗚呼 全く効果が無い
これは ゴーレムは全滅だ
我が事終われり
我が魔力の全てを大魔法陣で増幅したのに・・
これでも駄目か
もう駄目だ・我にはもう奴を倒す術は無い
はははは・・ハラルド君足止めにもならなかったね
ここは僕が相手をするしかないか
破壊神を魔塔に誘い込め!
真央くんに会うのは何年ぶりかな

ということで、第五話です。みんな大好き「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」。生成AI作画でロバがすぐ馬になっちゃうのが困りもの。

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