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インプット:アウトプットの黄金比は○:○だった!

先日、新聞に『オンライン学習、国が開発へ』という記事が載りました。

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自宅で学習することを想定し、国・自治体・学校が動画を中心とした学習内容をオンライン上にアップ。

「どこでも・いつでも学習できるように」

というものです。

今はまだ発展途上ですが、今後全国の先生方や専門家の工夫により、クオリティが上がってくることは予想できますよね。

子どもが学びやすくなるなと思う反面、こんなことが考えられませんか?

「受け身の学習になりそう・・」

動画はとっつきやすい反面、一方的に情報が出され、動画の中の発信者に、子どもから話しかけることはできません。

動画を見た段階では、インプットとアウトプットの割合は『10:0』です。

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この状態、良くないですよね。

本記事では、これから来るであろう『オンライン学習』を効果的な学びにする方法を考えていきます。

結論から言います。

インプット:アウトプットの黄金比は『3:7』

と思っています。

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アウトプットのほうが多くなければ、学びは定着しないと言われています。

学んだすぐ後からガンガン忘れていきます。

「この間、読んだ本をざっくり5分くらいで説明して」

と言われたら、ドキッとしませんか?

1回もアウトプットせず、読みっぱなしにしていると、どこが面白かったか、なかなか思い出せなくなるのです。

オンライン学習も同じです。

くれよんは、オンライン研修を受ける時、パソコンの前にノートを開き、気付いたことを箇条書きしています。

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デジタル(パソコン)とアナログ(ノート)の二刀流がオススメです。

そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、オンラインとノート(できればワークシートより白紙)のセットは子どもたちに習慣化してもらいたいです。

勤務する市の『オンライン学習教材』には

「今日のふりかえり」

という、アウトプットができるコーナーがあります。

そこで毎回の学習について、ありのままでいいので記録するよう子どもにアドバイスをしています。

慣れてくると書く量が増えてきます。

それだけで学習の定着が違ってくると思います。

(親・先生が会話・コメントしてあげるとフィードバックといって、さらに強化されます)

今後も続くであろうコロナ禍。

オンライン学習でもアウトプットの割合が多くなるよう支援できたら良いのかなと思います。

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