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「一流の人のさりげない気づかい/中谷彰宏 著」一流と二流の違いとは?

一流と二流にはどういう違いがあるのか。

一流と呼ばれる人になるために、必要な要素について書かれた、中谷彰宏さんによる著書「一流の人のさりげない気づかい」を紹介します。

◆ 中谷彰宏とは ◆

生年月日:1959年4月14日
出身地:大阪府
1978年 大阪府立三国丘高校卒業
1984年 早稲田大学第一文学部演劇科卒業
1984年 博報堂入社。CMプランナーとしてTV、ラジオCMの企画・演出、 ナレーションを担当
1991年 独立し、株式会社 中谷彰宏事務所を設立
2008年 【中谷塾】を主宰し、全国でセミナー、ワークショップ活動を行う
2020年 オンライン中谷塾【中谷庵】を開始する
引用:中谷彰宏公式サイト

動画を見ていただけると分かると思いますが、中谷さんは日本人ながら英国紳士のような出立ち。

著書を何作も読ませていただきましたが、勉強になることばかり。

今回は、本書の中で勉強になったポイントを3つご紹介します。

1.いつも何かをしてもらっている時

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✕「マメですよね」
◯「お忙しいのに、ありがとうございます」
何かをしてもらった時に、ほめ言葉のつもりで「マメですよね」という人がいます。
「マメですよね」は、ほめ言葉になっていません。
「マメですよね」は、本人が喜んでしているということです。
本人は「別にマメじゃないよ」と思っています。
引用:一流の人のさりげない気づかい

僕自身も割とマメなほうなのですが、たしかに「マメですよね」と言われても嬉しくはありません。

でも、マメな相手に対して伝える言葉が見つからず、「マメですよね」と言ってしまっているなと思いました。

ほめ言葉は「マメですよね」ではなく、「お忙しいのに、ありがとうございます」のほうが「私に特別にしてくれて、うれしい」ということが伝わります。
引用:一流の人のさりげない気づかい

「お忙しいのに、ありがとうございます」と言う人もいます。

そう言われたときは、「この人は、一味違うな」と思っているだけでした。

ちょっとした言葉使いの違い、大事にします。

2.頼みごとをする時

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✕「〇〇してください」
◯「〇〇してもらえると、助かります」
一流の上司は部下に「〇〇してもらえると、助かるんだけどな」と頼みます。
「いつまでにしたらいいですか?」に、二流の上司は「今日中にして」です。
一流の上司は、「今日中にしてもらえると、助かるんだけどな」です。
引用:一流の人のさりげない気づかい

前職の上司で、このように「助かるんだけどな」という人がいらっしゃいました。

「助かる」と言われると、困っているのかなと思って、思わず手伝ってしまいます。

大量のコピーを「とっておいてもらえると、助かるんだけど」と頼むのは、下から出ています。
これは、人助けです。
「これ、やっておいてくれる?」は命令です。
「助かります」という言い回しを自分のボキャブラリーに入れるだけで、同じ頼みごとでもぜんぜん違ってくるのです。
引用:一流の人のさりげない気づかい

上からものを言うのか、下手に出て、お願いをするのか。

ちょっとした違いですが、「助かる」という言葉を使うか使わないかで全然違いますね。

3.買物を頼まれた時

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✕「ありませんでした」
◯「なかった場合、どうしますか?」
上司に「アレ買ってきて」と買物を頼まれて、素直な人は「分かりました」とすぐに買いに行きます。
頼まれた物が、ない場合があります。
買いに出て、「ありませんでした」と帰ってきます。
引用:一流の人のさりげない気づかい

これはよくあるパターンですね。

何か買い物を頼んだ時に、「無かった」と電話をしてくる人もいます。

電話をしてくれるだけ有り難いのですが、「無かった」戻ってこられたらお願いしづらくなります。

一流の人は、頼まれた物がない場合を最初に想定して、「分かりました。なかった場合はどうしますか?」と聞きます。
ひと言確認するだけで、まったく変わるのです。
引用:一流の人のさりげない気づかい

無かった場合のことまで考えて、先に聞いておく。

先読み力、とても大事だと思いました。

◆ まとめ ◆

ちょっとした気づかいの差でも、こうして見てみると大きな差ですよね。

気になった人は、是非本書を読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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