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将来の夢は、ポケモンマスター。初代ポケモンに夢中になった小学生時代の話。

僕は岡山の田舎にある村で生まれました。

幼稚園からは、倉敷にある父親の実家で暮らしました。

1.倉敷での生活

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倉敷というと、美観地区がある城下町を連想する人が多いです。

僕はそこから車で10分くらいの場所にある、山に囲まれた町で育ちました。

母親の実家である田舎レベルの暮らしを知っていたので、倉敷の方が多少栄えた町。

といっても昔はコンビニすらない、田舎町でした。

コンビニができたと思ったら、21時には閉まります。

「24時間営業じゃなかったら、コンビニじゃないじゃん!」と思いました。

とはいえ、母親の実家のような田舎と比べれば便利で、あまり不満はなかったと思います。

2.倉敷を出たいと思ったきっかけ

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出典:https://www.pokemon.co.jp

そんな僕が倉敷を出たいと思ったきっかけは、小学生の時に発売された、初代ポケットモンスターでした。

当時の僕はポケモンに夢中。

赤緑ではなく、限定版の青を買ってもらいました。

毎日ポケモンを育て、新しい街へ旅立ち、冒険する日々が楽しくて仕方がありません。

ひたすらに育てあげ、強くなったポケモンを通信で他のソフトに移し、また一から育て上げることを何度も繰り返しました。

3.最強のパーティー

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出典:https://www.pokemon.co.jp

ポケモンは最大6匹までを引き連れたパーティを組み、バトルすることができます。

攻略本を買ってもらい研究し、最強のパーティができました。

当時の僕の、自慢のパーティを紹介します。

まずは1匹目。

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出典:https://topics.nintendo.co.jp/article/86fa4041-d52d-11e5-adcb-063b7ac45a6d

カビゴンです。

防御力が高く、倒すには手強いポケモンです。

そして2匹目。

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出典:https://topics.nintendo.co.jp/article/86fa4041-d52d-11e5-adcb-063b7ac45a6d

またまたカビゴンです。

まさかカビゴンを2匹連れてるとは、誰も予想だにしなかったと思います。

そして3匹目。

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出典:https://topics.nintendo.co.jp/article/86fa4041-d52d-11e5-adcb-063b7ac45a6d

3匹連続カビゴンです。

僕のパーティは、6匹全部カビゴンでした。

ただし、6匹とも全匹能力値が違います。

1匹目は、素早さがマックスのカビゴン。

「どくどく」という技を覚えさせ、相手を毒状態にし、引っ込めます。

2匹目は、防御力がマックスのカビゴン。

いくら攻撃をうけてもほとんどダメージを受けず、さらには「ねむる」という技を覚えているので、攻撃を受けても回復できました。

眠っている間は何もできませんが、相手は毒状態なので、どんどん衰退していきます。

決め手は、攻撃力がマックスのカビゴン。

「はかいこうせん」という技を覚えさせ、相手を一撃で倒してしまいます。

他にも能力値が違う3体のカビゴンを控えさせていました。

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出典:https://www.pokemon.co.jp/

ポケモン大好き過ぎて、少し熱く語ってしまいました。

もうひとつだけお伝えさせていただくと、通常カビゴンは1回の1連のプレイで、1匹までしかゲットできません。

僕は四天王を倒すまでを6回繰り返し、6匹のカビゴンを揃えました。

ポケモンをプレイされたことがある人は、カビゴンのパーティを揃えるのに掛かる、非常識なプレイ時間が想像できると思います。

これはもしかしたら、日本一強いパーティなんんじゃないか

そんなことを思っていた時に、当時の愛読書、コロコロコミックでこんな募集があるのを見つけました。

4.幕張メッセでポケモン大会

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出典:https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1045284291
幕張メッセでポケモン大会開催!

これはまさに、僕のために開かれた大会だと思いました。

最強のパーティを育ててきた甲斐がありました。

両親に「ポケモン大会に出たい!」と言いました。

幕張メッセ?遠いけんダメじゃ

あっさり断られました。

ポケモン大会の場所は、幕張メッセと書いてあり、僕は車で行ける所だと思っていたのです。

というか、車で行けない所があるとは、当時は思ってもいませんでした。

幕張メッセがあるのは東京だと知りました。

こんなに最強のパーティを育てたのに、大会に出れない悔しさから、東京への憧れを抱き始めました。

5.まとめ

そんなこんなで、僕の子供の頃の将来の夢は、ポケモンマスターでした。

たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中 
土の中 雲の中 あのコのスカートの中 (キャ~!)  

なかなか なかなか なかなか なかなか 大変だけど 
かならずGETだぜ! ポケモンGETだぜ!

マサラタウンにさよならバイバイ
俺はこいつと旅に出る(ピカチュウ!)
引用:https://www.uta-net.com/song/9951/

ポケモンの歌をいつも口ずさみながら、僕が住んでいた倉敷が、マサラタウンのように感じていました。

ポケモン大会に出れなかったことをきっかけに、「早くマサラタウンにさよならバイバイしなきゃ」と思い始めました。

これは小学5年生くらいの頃の話です。

僕の話に入る前に、次回は家族の話をしようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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