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将来の夢は、ポケモンマスター。初代ポケモンに夢中になった小学生時代の話。
僕は岡山の田舎にある村で生まれました。
幼稚園からは、倉敷にある父親の実家で暮らしました。
1.倉敷での生活
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54539865/picture_pc_17fecd41c3747b6571b7b0bbe0cbfa36.png?width=800)
倉敷というと、美観地区がある城下町を連想する人が多いです。
僕はそこから車で10分くらいの場所にある、山に囲まれた町で育ちました。
母親の実家である田舎レベルの暮らしを知っていたので、倉敷の方が多少栄えた町。
といっても昔はコンビニすらない、田舎町でした。
コンビニができたと思ったら、21時には閉まります。
「24時間営業じゃなかったら、コンビニじゃないじゃん!」と思いました。
とはいえ、母親の実家のような田舎と比べれば便利で、あまり不満はなかったと思います。
2.倉敷を出たいと思ったきっかけ
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54590805/picture_pc_6a5a98dc50df9c77a4f71ee5e03d3788.png?width=800)
そんな僕が倉敷を出たいと思ったきっかけは、小学生の時に発売された、初代ポケットモンスターでした。
当時の僕はポケモンに夢中。
赤緑ではなく、限定版の青を買ってもらいました。
毎日ポケモンを育て、新しい街へ旅立ち、冒険する日々が楽しくて仕方がありません。
ひたすらに育てあげ、強くなったポケモンを通信で他のソフトに移し、また一から育て上げることを何度も繰り返しました。
3.最強のパーティー
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54539164/picture_pc_98774f4e11c1e81a10d025739b9a2beb.png?width=800)
ポケモンは最大6匹までを引き連れたパーティを組み、バトルすることができます。
攻略本を買ってもらい研究し、最強のパーティができました。
当時の僕の、自慢のパーティを紹介します。
まずは1匹目。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54589963/picture_pc_fd899c7e6dd599e3d10ac257a23ca220.png?width=800)
カビゴンです。
防御力が高く、倒すには手強いポケモンです。
そして2匹目。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54590030/picture_pc_2e2807ace962236fcb0ec5a32598771b.png?width=800)
またまたカビゴンです。
まさかカビゴンを2匹連れてるとは、誰も予想だにしなかったと思います。
そして3匹目。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54590067/picture_pc_0ee89247ce9ca230b7c230a27c04dd64.png?width=800)
3匹連続カビゴンです。
僕のパーティは、6匹全部カビゴンでした。
ただし、6匹とも全匹能力値が違います。
1匹目は、素早さがマックスのカビゴン。
「どくどく」という技を覚えさせ、相手を毒状態にし、引っ込めます。
2匹目は、防御力がマックスのカビゴン。
いくら攻撃をうけてもほとんどダメージを受けず、さらには「ねむる」という技を覚えているので、攻撃を受けても回復できました。
眠っている間は何もできませんが、相手は毒状態なので、どんどん衰退していきます。
決め手は、攻撃力がマックスのカビゴン。
「はかいこうせん」という技を覚えさせ、相手を一撃で倒してしまいます。
他にも能力値が違う3体のカビゴンを控えさせていました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54541176/picture_pc_623c1348bf4c8d28292bca6603c29187.png?width=800)
ポケモン大好き過ぎて、少し熱く語ってしまいました。
もうひとつだけお伝えさせていただくと、通常カビゴンは1回の1連のプレイで、1匹までしかゲットできません。
僕は四天王を倒すまでを6回繰り返し、6匹のカビゴンを揃えました。
ポケモンをプレイされたことがある人は、カビゴンのパーティを揃えるのに掛かる、非常識なプレイ時間が想像できると思います。
これはもしかしたら、日本一強いパーティなんんじゃないか
そんなことを思っていた時に、当時の愛読書、コロコロコミックでこんな募集があるのを見つけました。
4.幕張メッセでポケモン大会
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54590702/picture_pc_137c44dd7143ee4468f3ed1e47c0bbfc.png?width=800)
幕張メッセでポケモン大会開催!
これはまさに、僕のために開かれた大会だと思いました。
最強のパーティを育ててきた甲斐がありました。
両親に「ポケモン大会に出たい!」と言いました。
幕張メッセ?遠いけんダメじゃ
あっさり断られました。
ポケモン大会の場所は、幕張メッセと書いてあり、僕は車で行ける所だと思っていたのです。
というか、車で行けない所があるとは、当時は思ってもいませんでした。
幕張メッセがあるのは東京だと知りました。
こんなに最強のパーティを育てたのに、大会に出れない悔しさから、東京への憧れを抱き始めました。
5.まとめ
そんなこんなで、僕の子供の頃の将来の夢は、ポケモンマスターでした。
たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中
土の中 雲の中 あのコのスカートの中 (キャ~!)
なかなか なかなか なかなか なかなか 大変だけど
かならずGETだぜ! ポケモンGETだぜ!
マサラタウンにさよならバイバイ
俺はこいつと旅に出る(ピカチュウ!)
ポケモンの歌をいつも口ずさみながら、僕が住んでいた倉敷が、マサラタウンのように感じていました。
ポケモン大会に出れなかったことをきっかけに、「早くマサラタウンにさよならバイバイしなきゃ」と思い始めました。
これは小学5年生くらいの頃の話です。
僕の話に入る前に、次回は家族の話をしようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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