映画「ONE PIECE FILM RED」令和の歌姫“ado”演じるウタと登場人物と見どころまとめ
2022年8月6日、映画「ONE PIECE FILM RED」が公開されました。
人気アニメ、「ONE PIECE」の劇場版。
個人的に観てきた感想と、見どころをまとめていこうと思います。
◆ 作品情報 ◆
◆ キャスト ◆
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平
平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹
チョー、宝亀克寿、名塚佳織、Ado
◆ あらすじ ◆
素性を隠したまま発信される歌声が「別次元」と評され、世界でもっとも愛される歌手ウタが、初めて公の前に姿を現すライブが開催されることになった。
そのことに色めき立つ海賊たちと、目を光らせる海軍。ルフィ率いる麦わらの一味は、何も知らずに、ただ彼女の歌声を楽しみに会場にやってきた。世界中から集まったファンが会場を埋め尽くし、いよいよ待望の歌声が響き渡ろうとしている。
しかし、ウタが「シャンクスの娘」であるという事実が明らかになったことから、事態は大きく動き出していく。
１．人気歌姫ウタ
今回は劇場版の新キャラクターとして、人気歌姫のウタが登場します。
映像電伝虫を使って全世界に歌声を届け、一躍人気者となったウタ。
実はウタとルフィが友達ということ、さらにウタはシャンクスの娘だという事実が判明したことから物語は始まります。
制作者側のウタの誕生秘話は、作者の尾田栄一郎さんの「伝説のジジイを描くのはもう飽きた」という一言から始まったそうです。
そこから歌姫を描こうという話になり、尾田栄一郎さんが考えていた伏線を辿り、ウタはシャンクスの娘という設定が出来上がったそうです。
麦わら海賊団、新時代のルーキー達、海軍大将ですら敵わない、ウタの悪魔の実の能力とは。
大活躍するウタの秘密に注目です。
２．ウタとルフィは友達
人気歌姫ウタの前に現れたルフィ。
「よぉ！ウタじゃねぇか！久しぶりだな」
実はウタとルフィは子供のころから友達でした。
赤髪海賊団の音楽家としてシャンクスの船に乗っていたウタは、ルフィの故郷フーシャ村に上陸したときに、ルフィと出会います。
子供のころは同じ海賊を目指すもの同士でしたが、ウタは歌手を目指し海賊を辞めていました。
海賊嫌いになっていたウタは、ルフィに「海賊辞めなよ」とほのめかします。
ウタの過去に何があったのか、その真相は本作品をご覧ください。
３．ウタとシャンクスの親子関係
シャンクスが大好きで、シャンクスに育てられたウタ。
ウタを愛情たっぷりに育てたシャンクス。
そんな二人が離れ離れになってしまった理由は何だったのか。
ウタを育ててきたシャンクスの知られざるエピソード。
シャンクスと離れ離れになってから人気歌姫になるまでのウタのエピソードに注目です。
４．ルフィとシャンクス
アニメでも出会って以来、ほとんど再開することが無かったルフィとシャンクス。
旅の途中でフーシャ村に上陸したシャンクスは、ルフィと出会います。
シャンクスのような海賊になりたいと誓ったルフィは、勢い余って一人で海に飛び出した結果、巨大な海の主に襲われ命を落としかけました。
そこにシャンクスが現れルフィを助けたものの、その代償として片腕を無くしてしまいます。
「腕が！！！」
「安いもんだ、腕の一本くらい・・・無事でよかった」
「この帽子をお前に預ける」
「おれの大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」
こうしてシャンクスから託された麦わら帽子をトレードマークに、「海賊王になる」と決めたルフィ。
このエピソードから、ルフィが海賊王になったときに、シャンクスのところへ帽子を返しに行くストーリーが予想されていました。
ところが、シャンクスが大事に育ててきたウタのピンチがやってきます。
今までアニメで描かれることがなかった、ルフィとシャンクスの共演は、ファン必見です。
５．ウソップとヤソップ
ウソップと母親を置き去りにして、海に飛び出し海賊となった父親のヤソップ。
ウソップはそんな父親が嫌いだと言いながら、父親と同じように海賊を目指し、ルフィと行動を共にします。
ウソップとヤソップも、それ以来対面をすることはありませんでした。
しかし、今回の劇場版は赤髪海賊団も登場します。
ウソップとヤソップの共演も、過去のエピソードを知っているファンとしては涙なしでは見られません。
６．新時代のルーキー達
本作品には、トラガルファー・ロー、ベポ、バルトロメオなど、新世界のルーキーたちも登場します。
ルフィとライバルでありながら、ピンチのときの助けにくる戦友、新世界のルーキーたちの登場はファンとして嬉しい出来事。
3人の活躍も見逃せません。
７．海軍本部大佐
赤髪海賊団、新世界のルーキーたちに続き、海軍も登場します。
ルフィと友達でありながら、海賊王を目指すルフィに対し、海軍大将を目指すコビー。
海軍本部大佐まで昇格し、頼もしくなったコピーの成長と活躍も、目が離せません。
８．ミニキャラ達
本作品では、CP9の一員であるブルーノも登場。
ドアドアの実の能力を使い過ぎた結果、身体が小さくなってしまいます。
さらにサウザンド・サニー号が謎の生物に変化した「サニーくん」も登場。
2人ともチョッパーと同じサイズ感であり、なんとも愛くるしいミニキャラ達が揃います。
このミニキャラ3人が揃い、逃げ惑う姿も必見です。
９．ビックマム海賊団
ウタの能力と「シャンクスの娘」という事実を知り、ウタを奪おうビックマム海賊団も登場。
その中には、以前ホールケーキアイランド編でルフィと激闘を繰り広げた、シャーロット・カタクリも登場します。
超人系モチモチの実の能力者であり、能力の性質から、ルフィの技のほとんどをコピーできたカタクリ。
過去最強といっても過言ではないカタクリの登場は、ファンとして歓喜する瞬間でした。
１０．楽曲提供は令和の歌姫「ado」
ウタの能力は、歌うことによって発動します。
その歌声は、全世界の人々を魅了する歌唱力。
ウタの歌唱パートを担当するのは、令和の歌姫とも呼ばれる「ado」
ファーストシングル「うっせぇわ」がメジャーヒットし、一躍ときの人となりました。
今回はウタとして、数々の劇中歌を歌い上げています。
「うっせぇわ」のイメージから一転し、ポップな曲長からバラードまで。
バラードを見事に歌い上げあるadoの歌唱力の高さに感動しました。
adoもメジャーデビューから現在は2年目。
ウタも2年で歌姫と呼ばれる人気を確立。
adoとウタをリンクさせるような設定も素晴らしい。
adoというアーティストが誕生していなければ、ウタというキャラクは確率しなかったと思います。
ウタとして歌うadoのライブシーンは必見です。
◆ まとめ ◆
ONE PIECEの劇場版は、アニメとは違う番外編であることが多かったため、今まで注目して観ることはありませんでした。
しかし、本作品はアニメのストーリーに忠実に沿った、「エピソード0」とも言える要素が詰まったストーリーに仕上がっています。
様々なキャラクターの登場で、ONE PIECEの歴史を振り返ることもできる本作品。
原作ファンの方はもちろん、これからONE PIECEを知る方にも見てほしい、超大作です。
ぜひ、映画をご覧になってみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
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