今日も元気に頑張りましょう!
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今日も元気に頑張りましょう!

本日は2020年4月24日です。7年前の今頃僕たちは”プモリ”のC1で高度順化をしていました。高度順化というのは高いところへ行って薄い空気のところに身体を慣らして身体を強くする、というものですが最初に行く5700mという標高というのはとても辛いです。夜はほとんど眠れません。変な夢ばかり見ます。案の定ですね、その日の日記をを見返すとおかしなラーメンの夢のことばかり書いています。皆さん、この日記に書いてある通りプモリのC1から見るエベレストの景色はとても素晴らしいです。これを励みに、皆さんトレーニングも頑張ってください。

本日のMIURA流 クライムビクス

三浦豪太が考案する『MIURA流クライムビクス』を上記の動画で詳しく紹介しております。登山体操を始め、ぜひエクササイズの詳しい内容をご覧ください。

【準備体操】
 登山体操 ・・・リズムよく、楽しくトレーニングしましょう

【メイン運動】 
 ウォーキング・・・1.8km以上
 クォータースクワット・・・50回 × 3セット
 
 【補助運動】
 
ヒップアップ・・・15〜25回 ×3セット
 サイドレイズ・・・10〜15回 ×3セット

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三浦豪太の遠征日記 −2013年4月24日−

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今朝、とういうより夜中 2:30 に起きて「朝ズバッ」の生放送のため父は日本に電話を 掛けなければいけなかった。実際の放送は日本時間で 6:15 から、それがこっちの時間 では 3 時、そのため朝 2 時 30 分にスタンバイしていた。生放送というからには間違い が起きてはいけない。前夜アラームをセットして寝袋にはいる。

しかしここはプモリ C1!高度順化のための高度 5700m と緊張が混ざり合い、なかなか 寝付くことが出来ない。途中うつらうつらしつつ観た夢も奇妙なもので、夢の中に友人のシェルパが現れ、朝ズバッの放送まで時間があるので、下の村まで美味しいラーメン があるから食べに行かないかと誘われた。どうせ寝付けないのだからラーメンでも食べ て気を紛らわそうと思い誘いにのって村まで行った。最初は歩いて行ったが、最近では 道路も発達して車があるという。車に乗ったのはいいが前にヤックがいて大渋滞をおこ している。このままでは朝ズバッの生放送に間に合わない!どうしよう...!と思っているところでアラームが聞こえた。

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夢だと胸をなでおろしたが、外はマイナス 10°Cの寒さ。寝袋から出るのに戸惑ってい ると父の方が先にダウンジャケットを着てテントから出る。すると、「これは凄い!」 と叫び、そして大きな声で「おおい!みんな起きろ!凄いことが起きているよ!平出君、 早くカメラをもって起きなさい」僕は朝ズバッ放送のため、テレビ局と父との電話をつ なげる役目があるのでこんな夜中に起きたが、他の罪のないメンバーまでも何事かと起 こされた。

僕も外に出てみるとそこには月光と星の光に照らされたエベレスト、ヌプツェ、アイス フォール。さらにアイスフォールには登山者のヘッドライトが点々とルート上に延びて いる...。確かに幻想的なシーンである。感激屋でサービス精神旺盛な父はこのシーンを みんなに見せたくて大声を出したのだが、みんなは「なにか大変な事が起きている」と 慌てて夜中の 3 時に飛び起きたのだった。

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その後、父は朝ズバッでみのさんとの衛星電話でのやりとりがあるため早々にテントの 中に入り生放送を進め、その後すぐに寝た。しかし、起こされたカメラマンの平出君や 他のメンバーはその後夜明けまでカメラを構えていたという。僕自身やっと深い眠りに つけたのは父と同じく朝ズバッの放送後だった。

プモリ C1 の日の出は早く 6:00 前にはテントは太陽に照らされる。誰がライトをつけ た!と思いテントから這い出ると、そこには後光のごとく逆光のエベレストが!昨日の 夜は月明かりだったがこうして改めて見るとやはり巨大な山である。テントから這い出 てエベレストの巨大さに恐れおののいている姿を、父に起こされて以来夜中から起きて いた平井出君に一部始終を撮られてしまった。

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今日の予定だが、ここは恐らくネパール側ではもっともエベレストが大きく見えるとこ ろにである。滅多にこうした好ロケーションで朝の天気がいいうちに撮影ができない。 そこで、今回持ってきたスポンサーのカットや応援メッセージの撮影を行うことした。 数にして 50 枚程のバナーを広げみんなの思いをエベレストバックに写真に収める。

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その後プモリ C1 のさらに上のテント場をめざして倉岡さんと大城先生と登ってみた。 すると、そこにはエベレストベースキャンプからアイスフォール、ウェスタンクーン、 ローツェフェイス、サウスコル、南峰、そして頂上まで一様に望むことが出来る。これ ほどまでノーマルルートが綺麗にすべて見えるところは他にないだろう。今日はいい記録が撮れて満足であった。


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株式会社ミウラ・ドルフィンズ公式note:冒険家でありプロスキーヤーの三浦雄一郎と三浦豪太が提供するアンチエイジング、 低酸素トレーニングプログラムを始め、冒険スピリットを後世に伝えるためのキッズキャンプも行っております。▶http://www.snowdolphins.com/