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【カロリー計算だけでは痩せない】

摂取カロリーの計算は、健康管理やダイエットに欠かせません。
食事によるカロリー摂取量が体重や健康に直結してきます。
その為正確な計算が必要なってきます。
ですがタイトルにもある様に単純なカロリー計算では体は変わりません。
これを理解できないと悩み続けることになるので必読です。


カロリー計算をしても意味がない

これを聞くと

「そんなことないでしょ!」
「カロリー計算が原則でしょう?」

と思いますよね?

確かにカロリー計算して食事をするのは重要です。
ですが、、

『カロリー計算とカロリー収支は一致しない』

カロリー計算はあくまで目安でしかないということです。
言ってる意味がよくわからないですよね?

これを理解できるとカロリーと体重変化の関係が解決するので説明します。 スキ・保存をして何度も読み返してください。

ダイエットの大前提

 まず大前提として体重はカロリー収支で変化します。

〈摂取カロリー>消費カロリー〉体重"増加"
〈摂取カロリー<消費カロリー〉体重"減少"

この関係は絶対であり覆ることはありません。

1kgの脂肪を燃焼するには7,200kcal必要であり、
〈摂取カロリー<消費カロリー〉の関係で7,200kcalのマイナスを作れば1kgの体脂肪が無くなります。

これは人間である以上絶対的な決まりです。

ではなぜカロリー計算で痩せないのか?
理由は2つ"ズレ"です。

カロリー計算が意味ない2つの理由

カロリー計算には致命的な2つの”ズレ”があるんです。
それは…

『カロリー表記そのもののズレ』
『体内での消費カロリーのズレ』

です。

どういうこと?
とさらに意味わからないですよね。

この2つのズレというのは見落としていると大きな障害となります。
どちらか1つならまだしも両方でズレてるんですからそのズレはとっても大きいです。

第1のズレ

『カロリー表記そのもののズレ』

というのは栄養成分表示には国が20%の誤差を認めているんです。

簡単に説明すると 成分表示に100kcalと表記がある場合120kcal~80kcalの誤差があります。
でも1日100kcalで過ごすなんて仙人みたいな人はいないでしょう笑

もし1日の摂取カロリーが2000kcalで20%の誤差を計算すると"1800kcal~2200kcal"ということになります。

最大で400kcalもの差が出てきます。
そもそも炭水化物として食物繊維も4kcalと計算されていますが、食物繊維のは0~2kcalなのでその時点で大雑把ですよね笑

そして消費カロリーはさらに大きくズレてきます。

第2のズレ

『体内の消費カロリーのズレ』

こちらのズレは完全に未知数になります。

なぜか?
そもそも基礎代謝や運動代謝などを正確に出す方法がないからです。

全身に電極の様な器具をつけて24時間生活をしたら正確にわかるかもしれませんが、そんなのフランケンシュタインのような人造人間ですね笑

そして、食事を食べた時のタンパク質・脂質・炭水化物のバランス次第でカロリーの消費率も違います。

その日の体調や臓器の疲労具合、運動量によっても1800kcal消費する人もいれば2500kcal消費する人もいます。

カロリー計算の必要性

「カロリー計算も完璧で体重が減るはずなのに全然減らない!遅い!」

なんて経験ありませんか?

そういう人の原因は
・摂取カロリーの計算で低く見積もっている
・自分の代謝量に自信を持ちすぎている
・食事が足りなく低代謝になっている

結果的に摂取カロリーと消費カロリーの両方でズレがあるんです。

でもカロリー計算が不要なわけではないです。
最初に言った通り『食事量の目安』にはなります 食事が足りないのか、それとも多いのかを計算することで大まかに把握することができます。

いくらカロリー計算にズレがあるとは言え、
さすがに計算した時にカロリーオーバーしている場合はOUTですよね笑

 カロリー収支を把握することは大切なことですが、カロリーに支配されてはいけません。
数字を求めれば求めるほどドツボにはまっていきます。

視野を広げてみる

まず目の前の結果を見て、 体調とメンタルを考慮してカロリー計算で食べ過ぎていないことが確認できているのであれば、
食事以外に工夫できるところ

  • 睡眠時間はどうか

  • 食事の時間はどうか

  • 水分補給はできているか

  • 動いている時間が少な過ぎないか

  • お酒はどうか

  • etc…

様々な事が考えられるのでカロリー以外の原因を意識してみて視野を広げてみましょう。


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