アメリカ横断鉄道ひとり旅(11)〜犠牲になった先住民たち
G. フロイドさん死亡事件から波及した最近の銅像破壊。ホワイトハウス近くの銅像もデモ隊にロープをかけられ取り壊そうされそうになったが ( 上の見出し写真) 警官たちに阻まれた。トランプ大統領は、逮捕者たちには10年の禁固刑適用もありうるとツイートした。
それがなぜ、アメリカ横断鉄道と関係あるの??とお思いでしょうが、
デモ隊の標的が、無慈悲な「インディアン移住法」の起草者で、南部では多くの奴隷を所有していたA. ジャクソン元大統領の銅像だったからだ。
アメリカ横断鉄道の建設は、西からは数万の中国人を劣悪な条件で働かせ、東からは「強制移住に従わない先住民部族は絶滅させる」政策とともに推し進められた。
インディアンとその生活の糧だったバッファローは、大平原から追い出されるか、大量虐殺された。
鉄道完成後に政府が募った「窓からバッファローを撃ち放題」ツアーには大勢の白人が押し寄せ、面白半分に列車の窓からバッファローを射殺したという。
そりゃ、先住民は怒るよね・・・
しかし、見ためネイティブアメリカンでも黒人でもないこの2人の女の子、めっちゃ銅像を蹴っ飛ばしているが___銅像に八つ当たりしてるとしか見えない。
デモするのはかまわないと思うよ、けどなんで、アメリカではすぐ暴動や破壊、略奪に発展するかなー!! 困ったものです。
よそ者の私がいえることではないですが・・・
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