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シリコンバレー・コロナが収束するまで発進できないスモールビジネス(1)

もちろん、華々しい I T 企業のことではない。うちの長男の嫁さん、なっちゃんが準備してきた手作りアイシングクッキー・ビジネスの話です。

長男が5年前に赴任したサンノゼ市は、カリフォルニア州のベイエリアにあり、シリコンバレーのゆるやかな丘陵地帯に囲まれている。彼女はそこで子供たちを出産し、育児のかたわらアイシング・クッキーとケーキ作りの腕を磨いてきました。

周辺のスーパーで売られているケーキはやたらハデで毒々しかったり、かといって専門店のそれはかなり値がはるので、良いところに着眼したと思う。

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これらのお星さんとゾウさんたちは初めてオーダーをいただいた、ベビーシャワー用のクッキーで、生まれてくる赤ちゃんと妊婦さんを主役に仲良しの友人や家族でお祝いするパーティのためのもの。

なっちゃんが夜中の2時3時までクッキーを作る練習と実験を繰り返すことはザラでした。特別なパーティのオーダーを受けたり、奥様方がアイシング・クッキーの作り方を希望すれば基本レッスンをしてあげられる段階まできたので、小ビジネスを開始しようとしていた矢先でした。

米国の外出禁止令は3月16日、シリコンバレーとサンフランシスコを含むベイエリアにいち早く出されました。

現地の具体的な社会状況などは後でふれるとして、なっちゃんが起業をめざすブランド「 Sugargemcookies (シュガージェムクッキーズ)」自称開発宣伝部長の私としては、これからできるだけ多くの商品サンプルを紹介していきたいと思います。

ちなみに Sugargemとは、sugar 砂糖 gem 宝石、砂糖でできた宝石のようなキラキラしたもの、見たりもらったりすると特別な気分になるもの、という意味をこめた造語です。

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バレンタインのハートクッキー

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ジューシーで甘いカリフォルニアオレンジをたっぷり使ったコンポートケーキ。

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トップにも写真をのせたアメリカン・クッキーは「You」「 will 」「miss 」「us(US)」と書かれている。その下のクッキーには、日本へ帰国する3名の方それぞれのイニシャルをお付けしました。

To be continued. 

第2話「シリコンバレー・コロナが収束するまで発進できないスモールビジネス(2)」https://note.com/miumiu_hime/n/n2766575dacf6

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