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何歳でも女性は貪欲 ー大原真樹 #自分らしく生きる勇気をもらえる話

大原真樹さんは42歳のとき、大好きなモロッコのシューズで起業しました。

このビジネスで名前を知られるようになった頃、

「私も好きな仕事をしたいんです」

大原さんはこんな声をかけられることが増えました。

きっかけは、NHKの「世界はほしいものにあふれてる」という人気番組でモロッコへの買い付けの旅を、モロッコへの買い付けの旅が取り上げられたことでした。

大原さんは起業する前はスタイリストをしていました。

しかし、旅で訪れて恋に落ちたモロッコのシューズ「バブーシュ」を日本でも広めたい。

そして、モロッコの魅力を伝えたいという想いで一念発起。起業しました。

モロッコから仕入れたシューズ「バブーシュ」を手売りするところからのスタートでした。

後に、大手セレクトショップでもバブーシュは人気商品となります。

40代という年齢から起業した女性のサクセスストーリーは、多くの同世代の女性の心に共感と憧れを呼び起こしたのでした。

「自分も好きなことを仕事にしたい」

そう声をかけてくれる女性たちは、それぞれが自分自身のやりたいことを実現したいと思い、奮闘していました。

その姿はキラキラしてとても輝いて見えました。

「何歳になっても女性は貪欲。」

大原さんはそんな女性たちと話していてそう感じました。

それは、女性とはというのは「好き」の対象に対して、とてもストイックな生き物だという気づきでした。

理屈は抜きで、自分が恋に落ちるほど好きなものが現れたら、良くも悪くも女性は周りが見えなくなるくらいに一途になってしまう。

そのパワー、どこから湧いてくるの?!と驚くほど、力強いものです。

「成功するかどうか、お金が儲かるかどうかよりも先に、好きなものにかかわっていたいという強烈な欲があると思うのです。これが女性の本能だと思います。」

この本能的とも言えるパワーがあるからこそ、女性は好きを仕事にするべきだと大原さんは言います。

大原さん自身もそうでした。

起業しようとしていた当時、後輩や友人からは、

「大丈夫なんですか?」
「突然どうしたの?キャリアもあるのに。」
「よりによって、なんでモロッコ・・・?」

といった理解不能ですという感想と、心配とが入り混じった意見がたくさん寄せられたそうです(笑)

しかし、大原さんは自分のモロッコへの愛を信じました。
むしろそれ以外に何もなかったけれども。

みんなの心配や忠告、
年齢だって全然気になりませんでした。

そして、この大好きなことが仕事になると思った瞬間、もう止まらなくなっていました。

「女性だからこそ、好きなことを仕事にしてほしい。」

そうすれば、想像以上の力を発揮して、きっと自分らしく情熱的に生きられるはずです。

大原さんは、こう女性達ににエールをおくっています。

参照:書籍「女は好きなことを仕事にする」ファティマ モロッコ 大原真樹


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