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感情的に怒るのをやめたい。ヒントは中高生向けの本に書いてあった。

夫の育休が終わり単身赴任先に戻って2ヶ月が経とうとしている。
またワンオペが始まった。
再開直後は、できない、逃げたいと思っていたが、だいぶリズムが掴めてきた。
と思っていた。


平日は上の子は保育園、土日は夫、帰って来れない週は実家に帰る。
頼れるものを頼りまくっていた。


だけどここにきて取りきれない小さな疲れが積み重なり決壊してしまった。


特に上の子とうまく接してあげられていない。
できることが増えていても、まだ3歳。
分かっている。だけどできることは自分でやって欲しいと思ってしまう。

自分でやって
早くして
今やらないと手伝わないよ
もう好きにして


最後には一生懸命に訴えかけてくる娘の言葉を受け止められなくなった。


***


怒りたくない。感情的になりたくない。

そんな時に読んだ本。
「なぜ親はうるさいのか」


中高生向けの本。子供がどんな親をうるさいと思うのか知りたい、分かれば気をつけられるし。
それくらいの軽い気持ちで図書館で借りていた。


そこには今の自分を客観的に見るヒントが書いてあった。

親の行動の種類やひどさの度合いは関係なく子どもは親から自分の気持ちに耳を傾けてもらえないこと、関心を持ってもらえないことに非常に傷つくのである。

なぜ親はうるさいのか第一章抜粋


この言葉は親にも言える。
ご飯の準備をしたいから「帰ろう」と声をかけても聞いてもらえない。

自分の気持ちを聞いてもらえないからつらくなる。ご飯を準備するのは子供のためなのに、とつらい気持ちが怒りに変わる。


だけど私は気持ちを言っていなかった。
帰ろうの前の「ご飯の準備をしたいから」という自分の気持ちを伝えずに言うことを聞いてもらおうとしていた。
気持ちを言っていないのに聞いてもらえなかったと嘆いていた。


まずは自分の気持ちを自分で聞く。
たとえ子供に伝えなくても、そこで客観的になれたら感情的にならずにすみそう。


子供に協力して欲しい時は気持ちをセットで伝えるようにしたい。

***

自分の機嫌は自分でとる。
そのために考えたコーピングリストは全て物理的なストレス発散方法だった。


その前に自分がなぜ怒っているのか聞いてあげる。そして受け止めてあげる。それから物理的に機嫌をとる。


今の私は疲れている。
平日は保育園に預けているし、土日も人の手を借りている。だからつらいと思ってはいけないと思ってた。
だけど、平日大人が自分しかいないのは心が張り詰める。土日も育児がゼロになるわけではない。

世間の声はもっと大変な人だっている、なのかもしれないけど私がつらいなら、つらいんだ。
よく頑張ってる。
全てのお母さんお父さんよく頑張ってる。

よし、紅茶飲も。

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