tomoko

ふたご座、A型。二児の母です。 長所は好奇心旺盛、短所は飽きっぽい。 40代になって、…

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ふたご座、A型。二児の母です。 長所は好奇心旺盛、短所は飽きっぽい。 40代になって、子育ても一区切り。 あらためて書くことを楽しんでみようと思います。作詞します!よろしくお願いします!

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  • 歌のない歌詞

    日記のように、日々の想いを詞にしています。

  • Heaven【連載小説】

    どんな未来になったとしても、僕らは誰かを想うだろう

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生まれ変わったら魚になりたい

子供の頃に、海の絵ばかり描いていた時期があった。砂浜と水平線、ヤシの木と遠くに浮かぶヨット。小学校低学年か中学年だったと思う。構図はいつも一緒、同じ絵を繰り返し描いていた。 地元の海は波が荒く遊泳禁止で、ヤシの木もヨットもない。実家からは車で20分、子供にとってそれほど身近でもない。旅行でヤシの木があるような海に連れていってもらったこともなく、絵を描きはじめたきっかけが思い出せない。 小学校高学年になると、自殺願望が芽生えた。最初に謝っておくと、親に虐待されていたわけでも、

    • 歌のない歌詞(27)

      振り返らずに ここまで来たなら 秘密のドアへ ノックはいらない 抱えてた 胸の痛み 溶かすのは 愛じゃない 瞬きを忘れて 交わす 終わらない 囚われたまま 足掻いていても 見つからない すり抜けるだけ ひとつずつ 鎖 解いて 秘密のドア 探すのなら 瞬きの間(ま)に見る 奇跡 始まる その先は 狂おしい 永遠で不落の未来 憂い 打ち消して 響け 今 始まる Kingdom come 冷たい雨にも 消せない不落の未来 始まる 狂おしい 永遠で不落の未来

      • 歌のない歌詞(26)

        棘のような悲しみ 惑う朝 まだ見ぬ明日へと 続く空 どこにいるの 出会えるの 夢の中 振り向いて 欠けては歪(ひず)んでいく 乾いた音をたて  移ろう その心は 転がり出す 闇夜に奏で歌うメロディ 消えゆく 刹那の不協和音 大切に隠した 真実は 全てを映し出す 万華鏡 失くしても 足りなくて 諦めても 探してる 流されて 転がって 自由だと 気がついた 欠けては歪(ひず)んでいく 乾いた音をたて  移ろう その心は 転がり出す 闇夜に奏で歌うメロディ 消えゆく

        • カサンドラ 〜背中合わせで生きる

          最近ふと目にした記事をきっかけに、"カサンドラ症候群"を知った。調べれば調べるほど、私とパートナーの関係に似ている。長いあいだ悩み続けていたことが解き明かされていくようで、いくつもの記事を読んだ。 彼は精神科の通院歴はあるけどアスペルガー症候群とは診断されていないし、私には何の専門知識もない。だからこの後に書くことは、あくまで私とパートナーの個人的な話。 結婚して最初に困難を感じたのは、帰宅時間の連絡のこと。何時に帰ってくるのか、夕食を食べるのかどうか、の連絡がうまくいかな

        • 固定された記事

        生まれ変わったら魚になりたい

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        • 歌のない歌詞
          26本
        • Heaven【連載小説】
          27本

        記事

          歌のない歌詞(25)

          抜け出せなくなる嘘 粘りつく影 笑い飛ばせないなら 振り切るほど速く …どこへ? 矛盾だらけで 馬鹿げている シナリオなら 破り捨てて 後悔だけで 居場所なんてない 優しそうな 誘いの声 魂を売る? 自由を捨てて? 魂を売る? 笑う 悪魔に? 天使に? 眠れないまま 朝が来る 分かっているけど なぜ 分からなくなる どうにもならない過去なら 引き寄せられるまま …どこか こんな願いは 神様には 叶えられない どう足掻いても 埋もれるような 一日でいい 夢でもいい

          歌のない歌詞(25)

          歌のない歌詞(24)

          白い鳥 高みに飛んで 空の白に混ざって溶けて 凍てつく風を受け止めて わずかな熱 捧げる 瞳を閉じて ひとりきり眠ろう 優しい記憶 あたためるように 夢の中なら きっと笑える 出会った木を 離れて遠く 月明かり 頼って遠く 広い空のもと 君と生きる 風に吹かれて 君と生きる 蕾は膨らみ 木々は芽吹く 雲が切れて こぼれる光 失わない 心にずっと 君と見た世界 ここにある 抱(いだ)いてく 迷える時も 白い鳥 高みに溶けて Shaking all the tree 心

          歌のない歌詞(24)

          歌のない歌詞(23)

          どんな過去にも 二度と戻れない それは自由で 少し哀しくて 生まれ落ちた その場所は 光の海 白い世界 戸惑いと躊躇いのなか 全てはもう始まる この心と体に満ちる 消えない想いは 砂のような細胞を 強く動かしていく 見えない声を聞く 遥か彼方へ まっすぐ 諦めず 探していく 今を 翼が欲しくて 自由に飛びたくて 広い世界を 感じる心がほしい 抑えきれず飛び出した 胸の奥で何か光る 遠くても近づきたい 確かめたい 自分を この心と体で 集め続けた想いは 砂のよう

          歌のない歌詞(23)

          歌のない歌詞(22)

          澄んだ青 沈んでも 遠くて 届かない 深い青 目と目 合わせ はしゃいで 笑った 心に映し出す 景色は違っても 同じ水底(みなぞこ)を震わせ 自由を求めて あてもなく漂って 此処じゃない何処かを探してる はしゃいで 笑って 遠くて 届かない 沈んで 笑って 澄んだ青 風が描く 想いの跡 辿って 深い青 迷ったなら 流れに 身を任せて 触れるのは水の肌 絶え間なく優しく 揺らぎに誘われ揺られて 全部が叶っても 誰かまた愛しても いつでも何処かを探してる 想

          歌のない歌詞(22)

          歌のない歌詞(21)

          いくつもの 星屑が生まれ 無限の空で光を放つ 暗い闇もとろけて 消えない熱を帯びてく 終わらない祈り また逢う日まで I can see the light

          歌のない歌詞(21)

          歌のない歌詞(20)

          光 浴びて目覚めたら 風と空と過ごす一日 動き出したら 昨日も 全部 後ろに流れていく 解けなかった未来の謎 空に投げて 何も持たず 何も決めず 思うままに遠く 知らない街を歩いて 影が東へ回る やっぱり君がいい やっぱりそばがいい 会いたくて La-la-la-la…君に La-la-la-la…風に La-la-la-la…君に La-la-la-la…空に 君に伝わるだろうか どんな言葉を重ねたなら だけど今 気付いたんだ 大切なのは重ねた日々 どんなとき

          歌のない歌詞(20)

          歌のない歌詞(19)

          朝もなくて夜もない 重く閉じて動かない時間 音を消して 瞳 伏せて もう傷付かない 誰もいない 思うままに描く世界 記憶さえも塗り替えたら きっと 心は深く沈み 目映い光と闇に溶けて 痛みの雨が降り続く 止むこともなく降り続く 空の色も忘れて ぬるい季節だけ感じて 遠い遠い心の果て 隠した記憶 誰も知らない ドアを開ける夢を見てる 泡のような望み そっと抱いて 誰かの声を聞いて 瞳見つめ 強くなれたら Ran Away 時は巡っていく 癒しの雨が降り注ぐ 止むことも

          歌のない歌詞(19)

          歌のない歌詞(18)

          細い三日月の あの夜空に 何度 涙を見せただろう いつだって いつだって 消えてしまいたくて こんな日が来ると知っていたら もっと強くいられたのかも 怖がって 怖がって 息を潜めていた だけど今夜 笑う星が肩に止まって魔法をかけた 君と二人 光を纏って旅が始まる 新しい旅へ 朝を待てずに 光る石にはなれなかった 同じ一日 並べながら いつだって いつだって 何か足りなかった どんな理由よりも 自分が 自分を愛せなくて 誰だって 誰だって 風にその答えを探していた

          歌のない歌詞(18)

          歌のない歌詞(17)

          朝の光の中 淡く目映い夢 いつかのあの窓辺 貴方が笑う 閉じた瞳の奥 こぼれる記憶の粒 分かち合った日々が 微睡み目覚めて 香る (flavor)

          歌のない歌詞(17)

          歌のない歌詞(16)

          歩こう 別々の誓い それぞれの願い 同じ空の下 進もう 光が闇を生んで 雨が降り風が吹いて 逃れられないとしても 君を想う 心 騒ぐ 雲が流れる 空が近づく 君を想う ここで想う まるで 物語の途中 導かれるような 旅立ちの時 進もう 見えない道標 溺れるような自由 感じるまま行こう 君を想う 時が回る 鳥が歌う 街が色付く ひとつだけ祈る 最後は 見つめ合おう 見つめ合おう 何度でも出会って 何度も 見つめ合おう 見つめ合おう 君を想う 波が誘う 君を想う

          歌のない歌詞(16)

          歌のない歌詞(15)

          君が好き もう少しそばにいて 恋の魔法は消えてしまったけれど ずっとずっと 溶け合うように笑って 本当はそうできたら嬉しい 雨が降ったら傘を開くように 心を 木が枝を伸ばすように 翳しあっていきたい 長い闇を 揺らして 揺らして 星を 星を 探して 探して 空に 空に 飾ろう 飾ろう きっと光る どの星よりも 光り始める ひとりきり あきらめてばかりいた それでも大丈夫と強がっていた 君がいつも 笑いかけてくれたから 知らなかった強さに気づいた 季節が巡りながら

          歌のない歌詞(15)

          歌のない歌詞(14)

          彼は嘘を重ね 欺き続ける 世界はまやかしと 冷めた瞳で 鳥のいない空 灰色の街角 歪な積み木のような 脆い塔 未来は遠く光る 見えない星のよう 心はここにあるのに 誰にも見えない 彼女は抱いた 熱い願いを 辺りを焦がしつくす 激しさで 明日は 風の中に 答えを探そう だけど人は風に流され 心を見失う 光を求めて あなたは笑う 花を飾って 僕は窓を開けて 空を見る 永遠(とわ)を誓って そばにいる だけど孤独は そばにいるほどに深まって 明日は風の中に 答えを探

          歌のない歌詞(14)