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歌のない歌詞(18)

細い三日月の あの夜空に
何度 涙を見せただろう
いつだって いつだって
消えてしまいたくて

こんな日が来ると知っていたら
もっと強くいられたのかも
怖がって 怖がって
息を潜めていた
だけど今夜

笑う星が肩に止まって魔法をかけた
君と二人 光を纏って旅が始まる

新しい旅へ
朝を待てずに

光る石にはなれなかった
同じ一日 並べながら
いつだって いつだって
何か足りなかった

どんな理由よりも 自分が
自分を愛せなくて
誰だって 誰だって
風にその答えを探していた

海を越える渡り鳥のように
雲間を抜けて
波に浮かぶ蜃気楼の夢
追いかけていこう

明日を待たずに
終わらない旅へ

街を抜けて
大地を越えて
海の彼方
君となら 君となら きっと
まだ見ぬ場所へ

Dancin' the moonlight

朝を待たずに
終わらない旅へ

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