タイパを高める!プレゼン資料作りの時短ツール
プレゼンテーションの準備をするとき、見た目のかっこよさやアニメーションの派手さを真っ先に考える人もいるかもしれません。
でも、実際にプレゼン資料をつくるとき、一番はじめに準備する必要があるのは、中身。つまり内容の骨子です。
たとえどれだけかっこいい資料をつくっても、ページをめくるたびに話がとびとびになっていたら、どんなにいい話でも知識が入ってこないからです。
そこで今回は、プレゼンの内容を効率的にまとめて短時間でプレゼン資料をつくるためのサービスをご紹介します。
階層構造で整理する
わたしは、あまり頭の中が整理されていない方です。
いままでは、資料をつくりながら、話があっちに行ったりこっちに行ったり・・・。
つくっては直し、つくっては直しの繰り返しでした。
そこで使うようになったのが、「Dynalist」。
これはアウトライナーアプリと呼ばれるもののひとつで、文章を下のように「階層構造」で記述していくものです。
わたしの場合、まずは伝えたいポイントを箇条書きにしてみます。
その後、全体を見渡しながら、内容の流れを考えて項目の順番を変えたり、必要に応じて修正や削除をしていきます。
特徴①階層ごとに折りたためる
Dynalistのひとつの特徴は、一瞬で階層ごとに折りたためること。
文章の一番左にある「・」をクリックするか、該当する項目のところで[Ctrl]キーと[.]キーを押せば、折りたたんだり広げたりすることができます。
たとえば、下のようにポンプを分類しているとき、書けば書くほど縦長になっていき、見づらくなってきます。
そこで、「みつわポンプ以外の非容積型ポンプはどんなものがあったっけ?」と思ったとき、「渦巻ポンプ」の左にある「・」をクリックすれば、みつわポンプの製品が折りたたまれて、見やすくなります。
資料を作成していると、気づけば何について書いていたかや、全体の流れを見失ってしまうことがありますが(わたしだけかもしれませんが笑)、Dynalistでは、こういう場合もさっと見やすく整理できるのです。
最近話題のNotionも同じ機能はあるのですが、折り畳み・展開機能を使うにはひと手間必要。
シンプルに文字を書くこと、整理することに特化したDynalistは、Notionよりもプレゼン資料の構成を考えるとき最適、ということです。
特徴②デバイスを選ばず使える
そしてこのサービスのもうひとつの特徴が、オンラインサービスであることと。
クラウド上でデータが蓄積されているので、パソコンでも、スマホでも、タブレットでも使えます(スマホやタブレットはアプリで使用)。
パソコンで作ったあと移動中に修正案が思いついたときは、スマホで同じデータを修正できます。
スマホで概要を作っておいて、あとからゆっくりパソコンでまとめることも可能。
いろいろなデバイスで仕事をするようになった現代では、クラウドでのデータ保存はとても便利な特徴のひとつです。
プレゼンの大枠が決まったら、あとはつくるだけ
こうやってDynalistでプレゼンの大枠が決まれば、あとはPowerPointやKeynoteなどで資料を作成するだけ。
大枠がしっかりと固まっていれば、この最後の資料作成は意外と短時間で完成します。
プレゼン準備でお困りの方は、ぜひ一度試してみてください。
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