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甘野充のお気に入り

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僕が気に入ったnoterさんの記事を集めます。
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#今こんな気分

色のある風景|𝐎𝐜𝐞𝐚𝐧 𝐄𝐲𝐞𝐬

Ocean Eyes / Billie Eilish ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 君 には どうして 僕 が 見える の ? ほんとう の ほんとう だけど 不意 に 纏って いる こと 悟られて しまう 禁断 の 海 で 僕 を ひととおり 遊ばせた あと いつも 決 ま っ て ・ ・ ・ ・ ・ 僕 が すぐに とらわれ て しまうこと 君 は 知って いて けれど 慰め なんて 俗 な ことはせず 唯 ほどいて

【詩】心旅行

通り過ぎる青空を 通り抜ける感情を 追えば小さな心の隙間 残る寂しさでは埋まらない 風穴が寒いだけ 望む私を なれない私を そっと忘れる心旅行 私は一人だけでいい 眺める青空の眩しさに ただ心打たれる そんな私だけでいい

再掲【詩】「period」

言うべき言葉が見えないまま君を見つめた 君はただ僕を見つめ返してそっと笑ったね 手を小さく振りながら「バイバイ」とそれだけを 僕に聞かせるのではなく自分に言い聞かせるように つぶやいて静かに僕に背を向けた 永くは続かない恋だと知っていた 理屈じゃなくそう感じていた それでも震えてしまう心はそれだけ君が好きだったからだろう 別れを最初から予感しながらどうして僕たちは恋に落ちたのだろう 君と交わした言葉君と歩いた景色君と過ごした時間 君とともにあった僕の全てはもう増えることは

【詩】葉桜

さらさらと過ぎる春風に 流される花びらの 儚さに立ち止まる 見上げれば青空に 背伸びしている葉桜が もう次の季節を歩いている 慌ただしさに埋もれたままに 過ぎるより 樹々たちに 花々たちに 連れられて先へ行く そんな心地でありたいと 若葉の緑に笑いかける

【詩】「春」

街のざわめきが大きくなっていくのを感じるたびに 春が来るのに気付かされた いつまでも終わらない季節だと意味なく思ってしまう心 どこまで過ごしてもこの咳が止らないままで 僕はもうそれに馴れきって毎日を描いてる こんな僕を心配そうな顔と困惑顔で見つめる人たちがいる やさしい笑顔の作り方を知らないままに ずっと張り付いたこのちょっと変わった笑顔の方で どこか救われているようなアンバランスな日々 そう諦めもしないままに認めてしまっているよ どこかで雪融け水は流れて いつかは誰か

あの 角 曲がって 3つ目 の 街灯 の 下 待ちあわせ 明かり 灯る 瞬 時雨 ふる 宵 すこし 寒くて すこし 心細くて 君 の 手 に 触れて みたら つつまれて その 胸 に 顔 を うずめて すこし 泣いた ✧︎

【詩】帰りのバス

夜のバスの帰り道 見えない景色を眺めながら 時々目が合う私では 心は私に戻れない お疲れ様を言いたくて お疲れ様を言われたくて そんなありふれた言葉でも あなたでなければ意味がない

ほんとうはね、私の庭には [詩~エッセイ]

ほんとうはね 今頃の季節には きれいなお花が 咲くはずだったの なんにも しなかったら 花が咲くはずないのに なんで咲かないのかなって 庭があっても 種を撒かなければ なにも咲かないのは 当たり前のことなのにね せっかく庭をお持ちなのに もったいないことをしましたね もっと前から種を撒いて おくべきでしたね 私はあなたの庭に咲く きれいな花を見るのを 楽しみにしていました もっと早く撒かなくては 今年私は 春に咲くはずの花を 見ることが出来ないんですね とても残念で

手のひらの恋

水彩の月 / 秦基博 cover by Uru ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ ふ た り 過 ご し た 蜜 月 誰 も 知 ら な い 特 別 な 日 々 * い つ か 隔 た り が な く な る 日 が 訪 れ て ぼ く ら は 迷 わ ず わ が ま ま に な っ た ほ ん と う は だ れ よ り も な に よ り も

𝐩𝐨𝐞𝐦 ♯𝟒𝟗 泡

泡 / King Gnu ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆ 不 確 か な 確 か さ 唯  在 る だ け で い い と * ね え わ か る よ ね ? あ な た に は * 刹 那 に 消 え ゆ く 感 情 「 こ の 想 い 」 に 嘘 は な い け ど 「 再 生 」 は な い と い う こ と * だ け ど か た

ねぇ おやすみなさいを こえたら こんな夜明けが きたんだよ ねぇ あなたも開けてみてよ カーテン どんな夜明けが きたのか おしえてよ わたしに おはよう 部屋の窓から見えた、 夜明けの空

【心の天気予報】作・マイラ

ラジオアプリを適当に眺めていると、 「今日の天気」というタイトルの配信を見つけた。 気まぐれに配信を覗いてみると、 聞こえてきたのは落ち着いた女の子の声。 可愛らしい声と、ぽつりぽつりと静かに話す言葉が心地よくて、 僕はその配信が終了するまで彼女の声に聞き入ってしまった。 もっと彼女の声を聞いていたいと思い、彼女のチャンネルを開き、 過去のアーカイブ一覧を開く。するとタイトルは全部「今日の天気」。 毎日のように配信されているそれは5分もない短い配信で、 僕はひとつひとつそれ

私の中の【再掲詩〜エッセイ】

私の中の私は いつもを見てくれている どんなことも見逃さない ふとしたことも 私が気付かないことさえも 私の中の私は 私であって私じゃない 私かもしれないし 私だと思う時もある 私の心を知っているのに 教えてくれない私の中の私 それでも私は私の中の私が愛おしい −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こんにちは。 Blue handです。 この詩は、二年前noteで投稿した詩。 私のお気に入り。 自分のことを 俯瞰したり 余裕がない時

だるまさんがころんだ【詩〜エッセイ】

後ろを振り向いても 時は止まってはいない その残像は 後をついてくるかもしれないけど もう自分には 必要のないもの 後ろを振り向いても 時は進んでることを忘れないで 後ろを振り向いて 後を追っても もう捕まなくてもいいもの もう振り向かないで −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こんばんは。 Blue handです。 みなさん年の暮れ、 いかがお過ごしでしょうか。 ゆく年 くる年 昔ほど、意識することなく いつもと同じ一日だと