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大和言葉で読み解く古事記

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古事記のお話を一音いちおんに意味があると言われる大和言葉で解説しています。 古事記に興味のある方、是非ご覧くださいませ。
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#古事記

大和言葉で読み解く古事記!はじめます(^o^)/

大和言葉で読み解く古事記!はじめます(^o^)/

古事記に興味はあるという方は、結構たくさん居てるようです。でも、実際に読んだという方は少ないみたい。
読もうとページをめくっても何が書いてあるんかよう分からん、、、。
ということで、積読(つんどく)になってる方もおられるようです。

実は・・・、大和言葉で意味を感じながら読んでいくと、とても分かりやすいんです!(ほんまかいなっ)

ということで、意味の解説など、私はこう解釈してますという感じでぼち

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古事記の冒頭のおはなし(大和言葉で読み解く古事記)

それでは、前回お伝えさせたいただいた47音の一音一音に意味がある大和言葉を用いながら、古事記を解説していきたいと思います。

前回の記事は、以下をご覧下さい。

まず、古事記の一番最初である冒頭部分の読み下し文です。

天地初めて發けし時、高天原に成れる神の名は、天之御中主神。次に高御産巣日神。次に神産巣日神。この三柱の神は、みな獨神と成りまして、身を隱したまひき。
次に國稚く浮きし脂の如くして、

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地球はどの様に成り立っているのだろう?(大和言葉で読み解く古事記)

地球はどの様に成り立っているのだろう?(大和言葉で読み解く古事記)

続いて、神世七代です。

前回の記事は、こちらからご覧下さい。

先に結論を言いますと、ここの神世七代には、地球の成立過程が書かれています。

冒頭に宇宙のはなしで、続いて地球の成立のはなしとなって、太古の人々は人としてスケールが大きいなあと感じます。
いや、現代人が小さくなりすぎているのでしょうね。

現代社会において、大宇宙を感じることのできる感性を養っていきたいと思う今日この頃です😊

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人類の使命のおはなし(大和言葉で読み解く古事記)

人類の使命のおはなし(大和言葉で読み解く古事記)

前回までは、大和言葉の意味を踏まえた上で、古事記の「別天つ神五柱」と「神世七代」を読み解いてきました。
一音一音に意味のある大和言葉を素直に感じると、そこには大宇宙の生成と地球の成立について描かれていることを感じとることができるということでした。

まだお読みでない方は、是非こちらをご覧ください。

そして、ここの段落「国土の修理固成」では、人類に与えられた役割について触れています。そして、まず最

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男性も女性もお互いに尊い存在です。(大和言葉で読み解く古事記)

男性も女性もお互いに尊い存在です。(大和言葉で読み解く古事記)

続いてのお話しは、「二神の結婚」の段落です。
前回の記事は、こちらをご覧下さい。

オノコロジマ(地球)が完成し、その中でクニ(活動する環境)づくりをはじめます。
クニづくりを行う為にイザナキとイザナミが結婚します。

古事記に関して、男尊女卑を煽るようなものだというイメージを持っている方もいらっしゃるようですが、全くそんなことはありません。

聖書のようにアダムの肋骨からイブが誕生したのではなく

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失敗した時の対処法とは!?(大和言葉で読み解く古事記)

失敗した時の対処法とは!?(大和言葉で読み解く古事記)

前回は、クニ造りが失敗に終わったところまででした。
今回は、その失敗にどの様に対処したのかが書かれています。

前回分はこちらから

太古における失敗の対処法はどの様なものであったのでしょうか!?
失敗に対する向き合い方についての記述が古事記にあるのは、何とも味わい深いなあと感じます。

それでは、見ていきましょう!

以下は、読み下し文です。

ここに二柱の神、議りて、云ひけらく、「今吾が生める

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国生み神話、大八島国の完成!(大和言葉で読み解く古事記)

国生み神話、大八島国の完成!(大和言葉で読み解く古事記)

前回、失敗の克服方法を占いによって教えてもらいましたので、これからイザナキとイザナミが共同してクニ造りを行っていきます。

有名な国生み神話と言われるものです。
”国生み神話”という名前は聞いたことあるけど、中身は知らん。という方も多いと思いますので、一緒に見ていきたいと思います。

以下は、読み下し文です。

故ここに反り降りて、更にその天の御柱を先の如く往き廻りき。ここに伊邪那岐命、先に「あな

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