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私の夫というひとは -続・恋愛の顔をした破壊衝動-
また夫に記事を読まれました。
私のファンかよ。笑
問題の記事
夫の感想
「こんな考え方をするのか~って興味深く読んだ。読み物として面白かった。」
との感想を頂戴しました。
何故か文章を誉められた。わーい。
不安にならない?引いてない?と聞いたら
「相手が誰なのか単純な興味はあるけど、不安にはならない。」
「みつまめはこんな考え方をするのかってただ思っただけ。」
「相手の子、あんまりいじめたらダメだよ。」
と言葉の端々から感じる余裕。
うちの夫、上手く言えないけど凄い人だな。
「"ギャップ萌え"って、要するに…」
「たまに見せる抜けてる所とか、可愛いと思う場面があるのは理解できる。でもそれをギャップととらえたことはない。」
「"ギャップ萌え"って要するに、その人の事見てないってことだよね」
繰り出される名言(?)に、膝をうつと共になんだかじーんとしました。
確かに夫は人の事をよく見てるし、一旦そのままの形で受け止めてから考える人。
裏表がないかと問われるとちょっと悩みますが、少なくとも私より裏表はないし、見ている世界はフラットです。
20代の頃、恋愛になると苦しかった。
何で自分がこんなに歪んでいるのかも分からないし、どうすれば良いのか分からなかった。
そこをあっさりと飛び越えてきた、フラットの世界の住人。
私は夫のこういうところに救われたのだな、と改めて感じました。
もしかしたら私はずっと「本当の私を見て欲しい」「本当の私を受け入れて欲しい」と、声にならない声で叫んでいたのかもしれない。
「本当の私」が何なのかは今もかなり曖昧なのだけど。
消える魔球のデッドボール
何故私が夫の気持ちをすんなり受け入れたのか、という話になりまた名言が登場。
「俺に対して身構えてなかったのが良かったんじゃない?消える魔球で、いきなり後ろからデッドボールくらったみたいな」
例えが上手いかどうかはさて置いて。
夫の好意、告白されるまで全く気づいてなかったのです。
あまりにも今までのパターンとは違い、飄々としすぎていて、私のレーダー(?)が察知できなかったらしい。
しかも彼、狙ってやった訳ではなく完全に天然です。
事に恋愛に関しては、駆け引きとかいう発想すらない、清く真っ当な人なのです。
夫、恐ろしい人…!
私の夫というひとは
実は先日、結婚10周年を迎えました。
夫が私のどこを好きなのか、いまだにいまいちよく分からない。
でも少なくとも、一緒にいて楽しいと思ってくれているのは分かります。
私も夫といると楽しいし、気持ちが楽。
私の夫というひとは、10年経っても変わらない、フラットの世界の住人。
彼の世界に惹かれ、彼に手を取って導かれるようにして、私は少しずつ苦しみから解放されました。
今回の騒動(?)で突然記憶のフタが開いちゃったけど、もう大丈夫。
生まれた黒い気持ちを抑圧するわけでもなく、自然と手放すことが出来そうです。
私はまた、彼に救われたようです。
おまけの小話
2人して今年はメモリアルイヤーだと気づいておらず、先日ふとした時に発覚しました。
「良いもん食べるチャンス」(夫)
「沖縄の離島行きたい。波照間島か久米島にまた行きたい。沖縄じゃないけど屋久島でも良い。」(私)
「それよりも、沖縄行く予算くらいで近場のめちゃくちゃ良い宿泊まりたくない?」(夫)
「それもいいなぁ。寝台車とかも興味ある。"四季島"とかいいな…って高すぎ!!」(私)
などと、ひとしきり盛り上がりました。
(記念日というものにあまり興味がない人たち…笑)
このご時世、食事や旅行はなかなか難しそうではありますが、2人らしい記念を何か考えてみます。
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夫について書いた記事(多分80%くらい惚気)
恵子さんの企画に参加した記事です。
若き日の私の恋愛模様(破滅風味)
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