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島那三月
2019年1月11日 02:44
椅子に深く身を沈め、目を閉じる。そしてそのまま眠りの中に入っていく。短いけれど深い眠り。それは彼女が長いあいだ求めていたものだ。(本文252頁より) 年が明けてから最初の投稿です。 正月ボケで色々と身の回りについておろそかになっていましたが、今後の創作のヒントを掴むため、今回は村上春樹さんの「アフターダーク」を読みました。 村上春樹さんの小説はほとんど通らなかった自分でしたが
2018年12月4日 02:38
みんなさ、いろいろなものを愛とか好きとか口当たりのいい言葉でおおって、見ないふりしてるだけじゃないかな?(本文230頁より)男女の恋愛をキャラクターそれぞれの視点で描くというのは、割とありがちな書き方かもしれません。それでも、それぞれのキャラクターを別々の男女の作家が書くのは珍しいと思いました。一方は直木賞候補作家、一方はミュージシャン。ありえそうでありえない。この組み合わせが描く