見出し画像

翠月瞳自主企画vol.2『アップルパイの午後』

はじめまして、翠月 瞳(みつき ひとみ)です。

このnoteは、私の企画「翠月瞳自主企画」について皆さまに知っていただくために開設をいたしました。
本企画は、行き場のない私の言葉の宛て先を作るために立ち上げました。
このあとお知らせする第二弾の公演は、たくさんの方のお力でそんな場を作っていただいています。そのおかげで、未熟な言葉も誰かのもとへ届くような素敵な形へと変化しながら、「演劇」の形をとって宛先を見つけにゆくところです。

翠月瞳自主企画vol.2『アップルパイの午後』(原作・尾崎翠)は、日本劇作家協会の会員となって初めての企画です。原作から作品を作るのは、初めてのこと。しかし、書く者ならば通る道……書きたいと思う心があるならばいつまでも逃げてはいけないよ!と自分を鼓舞して書き始めました。本作、「アップルパイの午後」は、戯曲の形式で書かれた作品ですが、ストレートプレイでの上演歴がありません。(過去に、オペラ・朗読・他の尾崎翠作品との二本立てでの上演等がありますが、舞台『アップルパイの午後』として上演されたことがありません。)大それた挑戦かもしれませんが、この青さも笑って応援していただけましたら幸いです。

原作者・尾崎翠は、文学全集に収録されることも少なく、パブリックイメージではマイナーな作家かもしれませんが、舞台では『オールドリフレイン』(劇団3〇〇)、『緑青色の風邪薬』(劇団・流山児事務所)、映画となった『第七官界彷徨 尾崎翠を探して』(監督・浜野佐知)は昨年国立映画アーカイブにて再上映されるなど、注目を浴びております。新鮮でみずみずしい感覚と言葉、ユーモアのセンスは、現代でも皆さまの心に響くものであるでしょう。

今回は、そんな素晴らしい作品に忠実に、けれど私が舞台化をする意味もきちんと持って上演がしたいと思っています。
これからnoteを使って、作品の魅力などもお伝えできたらと考えておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

【公演情報】


翠月瞳自主企画 vol.2「アップルパイの午後」


尾崎翠の代表作、

『アップルパイの午後』

共同演出・生演奏で舞台化!

モダンとクラシックの融合を試みる新たな挑戦。


【あらすじ】

兄妹の可笑しくて甘い日曜日の会話が繰り広げられる『アップルパイの午後』。兄と妹。男と女。可笑しみの裏には悲しみがある。今も昔も、アップルパイのように甘くはない。日曜にだって、悲しみはある______

[原作]尾崎翠 
[脚本/構成]翠月瞳
[演出(Drama)]翠月瞳
[演出(Design)]池田衣穂

[キャスト]
藤井直美 宮崎柊太 翠月瞳 佐藤俊彦

[演奏 Viola]
小林日和

[スタッフ] 
美術・衣裳プラン/池田衣穂 舞台監督/井上大和 美術/櫛部和波 衣裳/小川咲耶 音響/藪田顕都 照明/萩原稔 演出助手/若林緋依 写真・映像/中村泰久 制作/馬場晶子・安藤保佳 企画アシスタント/池田衣穂 宣伝美術/翠月瞳

[チケット]
🍎前売り
学生 2500円
一般 3500円
🍎当日
学生 3000円
一般 4000円
応援チケット有り〼

[公演日程]
6/16(金)〜6/18(日)

16日(金)19:00〜
17日(土)14:00〜、19:00〜
18日(日)14:00〜

(各回30分前開場)

[会場]
スタジオ空洞(池袋)
東京都豊島区池袋3-60-5 地下1階
JR線・東武線・西武線・東京メトロ各線「池袋駅」西口下車 徒歩7分

🍎チケット予約はこちらから🍎

[お問合せ]
mitsukihitomi21@gmail.com



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?