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私が大村愛知県知事のリコールに反対する理由
ご挨拶初めまして。「みつ」と申します。
8月25日より、大村愛知県知事のリコールについての署名活動が始まっていますね。以前から動きを知っていた方、ネットニュースなどで知った方、知り合いから声をかけられて知った方、いろいろだと思います。
私はこのリコール運動には「反対」の立場をとっています。
その理由と経緯をご紹介したいと思います。
私がリコール運動を知った経緯
私は、これまでの3回の愛知県知
あいトリ 弁護士会からの河村市長への抗議声明まとめ
1.愛知県弁護士会
今回の「表現の不自由展・その後」の中止に至る過程において、8月2日、あいちトリエンナーレ2019実行委員会の会長代行である河村たかし名古屋市長は、同企画展の展示を視察した上で、企画展の作品について「日本国民の心を踏みにじるものである」と公然と批判し、大村知事に対して少女像などの撤去を求める要請をした。
河村市長の発言と行動は、行政庁の長である市長が企画展の展示物である表現
あいトリ 施設利用許可は作品が決まる前に出ていた
あいトリを批判する人たちはよく、「大村知事が」「作品を芸術だとして(認めて)」「展示した」と言うのですが、ここから連想するのは、「大村知事が作品を審査(チェック)した結果、作品が芸術作品であると認めて、展示を許可した」ということではないかと思います。
でも実際は全然違います。
申請書類や時系列で検証しました。
展示室利用許可許可されたのは2018年11月20日
あいトリの展示室利用許
あいトリ 愛知県への公金支出申請
あいトリで「問題とされる作品に税金を投入した!」とか「問題とされる作品を隠して虚偽申請した!」として問題視する人がいますが、公金支出の申請・承認に作品内容は関係ありません。
それは申請書を見れば明らかです。
あいトリに支出された公金は、①愛知県から②名古屋市から③文化庁からの三種類があり、それぞれがそれぞれの支出分を承認しています。
ここでは①の愛知県支出分の申請から承認について検証
あいトリ 河村市長の「隠して出した」発言は矛盾だらけでとんでもにゃあ
河村市長は、あいトリで問題とされた作品(河村市長は「天皇侮辱動画」と呼んでいる)を、「隠して」出品したことを問題視しています。
しかしこの主張、嘘と矛盾だらけ。それを検証したいと思います。
1.「天皇侮辱動画」とはあいトリの企画の一つ「表現の不自由展・その後」の中で展示された映像作品。
作家の版画作品を燃やす光景が含まれ、それが「天皇侮辱」と受け取った人によって抗議の対象になりましたが、作
あいトリ 名古屋市への公金支出申請
あいトリにおいて、「問題とされる作品に税金を投入した!」とか「問題とされる作品を隠して虚偽申請した!」などと問題視する人がおり大村知事リコールの理由にもなりました。
実は、公金支出の申請・承認は、大きな枠(企画全体)に対して行われるのであって、個々の作品のチェックは行われておりませんし法的にもいわゆる「検閲」にあたるため行われるべきではありません。
したがって、上記の主張は、作品をチェ
リコール署名情報開示請求のしかた 【名古屋市向け】
※この情報は筆者が名古屋市在住のため名古屋市のものですが、愛知県全域で開示請求できます。お住いの自治体にお問い合わせの上、ぜひ開示請求してみてください!
自分の名前がリコール署名に使われていないか心配な方は、個人情報開示請求によって、署名の有無を調べてもらうことができることが分かりました!
特に
・名古屋市議会リコールで署名した方
・名古屋市議会リコールで受任者になった方
・今回リコー
あいトリ 問題?作品⑤「気合100連発」
あいちトリエンナーレ2019の一企画「表現の不自由展・その後」に展示された作品の一つ、「気合100連発」で発せられる言葉の中の「放射能最高!」という言葉が、日本侮辱・被災地(福島)侮辱・反日だとして批判の的になっているようです。
一体どんな作品だったのでしょうか。
作品概要「表現の不自由展」のサイトは現在は閉じており、展示当時の作品説明を見ることができません。
あいちトリエンナーレ2019
あいちトリエンナーレ 知事見解①8月3日 展示中止の会見
www.youtube.com/watch?v=qdx3EJl1xfU
あいトリ 問題?作品は違法だった?
あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」に展示された作品が違法なのではないかと言われているようです。
そのため、大村知事が「法を守った」のではなく、「法を破った」という見方があるようです。どういったことでしょうか。
違法であるという判断はされていない 展示作品は、あいちトリエンナーレのあり方検証委員会でも憲法学者もいれて検証されており、法的に問題ないとされていま
デマはいかんよ!愛知リコール運動チラシを添削してみた 2020/10/1版
リコールの署名集めのためポスティングや街頭での配布などされているようですが、チラシの新種が登場しました!
相変わらずデマ要素満載ですので、黙って見ていられない私は、チラシに反訴しようと思い記事にしました。チラシを受け取ったけど、何これ本当?って思っている方に読んでいただきたいです。
あいちトリエンナーレにおいては知事は、あくまで行政の立場で、法の基準を守る言動を貫いています。
署名活動は正し
あいトリ 反日プロパガンダ・日本侮辱(ヘイト)展示をやった?
あいちトリエンナーレ2019のうちの1企画「表現の不自由展・その後」について、「反日プロパガンダをやった」「日本侮辱(ヘイト)展示をやった」という批判があり、それがリコールの主訴になっているようです。
私自身、展示作品を支持していたり、展示作品を芸術として認めろ、という主張をするつもりはありません。作品はどちらかと言うと嫌いなので、作品を擁護する考えでもありません。
しかし、事実は事実と
大村知事の施策⑤-知事就任からの取り組み-
大村知事が愛知県知事に就任してから取り組んできた政策がこちらにまとまっています。
正直、知らなかったことも多いです。でも、こんなにやっているの!と、驚くことばかりです。
http://www.ohmura-hideaki.jp/manifest/20181225.pdf
あいちトリエンナーレ 愛知県の検証結果
あいちトリエンナーレ2019で起こった問題を受けて、大村知事は、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を発足させ、問題点や課題点の洗い出しとまとめを行いました。
トリエンナーレで起こっていたことのほとんどは、この資料で知ることができます。
あいちトリエンナーレ 知事の見解③9月10日付考えのまとめ
大村知事は、河村市長の意見発表文書(8月8日)を受け、考えをまとめた文書を9月10日付で発表しています。
この文書の中で、
1.展示を中止した経緯
2.本件展示と表現の自由について
3.トリエンナーレの意義について
4.まとめ
5.今後について
について述べています。
1.展示を中止した経緯(抜粋)
本件展示の中止については、来場者の安全確保等の観点から実行委員会会長である私と芸術監督が