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りありこチャンネルから学ぶ失敗しない国際結婚、相手の選び方

私の好きなYouTuberでりありこチャンネルという大家族がいます。
主にママが主役で、ダディもよく出てきて子供たちはたまーに出演します。

彼女は30歳でダディと結婚し、世界各地に引っ越し、子供はなんと6人、現在はバルセロナにお住まいです。

子供を6人育てながら、短期間でたくさんの旅行や引っ越しをしたり、裕福な家庭が垣間見れるのがおもしろいです。

ママは料理などが雑で適当なんですが、アラカンにしてかわいらしい、とても素敵な女性です。



さて、このりありこチャンネルのママが、たまにトーク動画で国際結婚で失敗しない相手選びについて話していることがあります。

いつも同じことをおっしゃっているのですが、その彼女の言葉はとても真髄をついていると思うので紹介します。


貧しい家庭で育った人と結婚しなさい

これは彼女の叔母さんがアドバイスしたことのようですが、貧しい家庭で育った人は、苦労をたくさんしてきて、それを乗り越えて今があります。

お金持ちの人は小さい時から特に苦労せずに生きてきているため、人の痛みや苦労に直面したときに対応できないのかもしれません。

りありこチャンネルのダディは貧しい家庭出身で、たまに小さい頃のお話をされますが、苦労されたそうです。

でも自分で努力して勉強し、海外で働き、ママと出会い、子供を6人共に育てています。


これはまさにそうだなと私も思います。

私の元彼は両親共に医者で、裕福な家庭で育ちました。

側から見れば羨ましいくらいの豪邸に両親は住んでおり、自分自身も若い時から親の支援ありきで生活してきた人でした。

私は最初こそ、こんな金持ちの家の人と結婚したら素敵な海外生活を送れるかも!?と思いましたが、そんな不純な動機で元彼と結婚しなくて本当によかったです。


元彼は若い時から一人暮らしをしていて、でも頭金をたくさん親に出してもらったので月々ほんの少しのお金を自分で払うだけでいい人でした。

実家のすぐ近くに住んでいて、何かと親が金銭面で援助してくれる。35歳にもなってこれはないなと思いながら見てました。

また彼は、三兄弟で、他の兄弟はエリートでしたが、彼のみ頭が良くなく、それがコンプレックスで心の歪んだ人間でした。

人の痛みもわからないし、苦労したことがないから私の苦労だって共感できないし、オランダ人がこの世で一番偉い、白人がこの世で一番偉い、そんなふうに思っている人でした。



対して私の夫は貧しい家庭出身で、小さい時は裕福な家の子供にいじめられたこともあり、随分苦労した人です。

若い時から働き、何年もかけて様々な仕事をし、自分に合った仕事を見つけて今は人並み以上に稼げるようにもなりました。

たくさんの努力や我慢をしてきたし、今でも奨学金返済のため楽な生活ではないですが、どんな困難も乗り換えられるようなメンタルの強さを持っています。

そして、様々な仕事をしてきたからこそ、世界中どんな場所に行っても、何歳になってもできる仕事があり、生きていくことができる強い人です。


国際結婚は困難なこともたくさんあります。

それを二人で乗り越えていけるかどうかは、相手がどんな人かによります。

結婚する際に、どんな家庭で育ってきたのかを知っておくのは私も大事だと思います。



何があっても自分を守ってくれる人

これは最近のりありこチャンネルの動画でママが言っていたのですが、何があっても自分を守ってくれる人、っていうのはまさに大切なことの一つだと思います。

これは国際結婚に限りませんが、例えば両親と妻が喧嘩した場合、どちらの味方につくのかは極めて重要です。

両親の味方につくような人とは結婚しないほうがいいです。

絶対にこの人は私の味方でいてくれる、そんな確信がある人と結婚したほうがいいです。


りありこチャンネルのママがなぜそれが大事だと思っているのかはわかりませんが、実際彼女の場合、世界各地を転々としていて、そのたびに引っ越しの苦労があると容易に想像できます。

ママとダディこの二人は本当にチームだなと思って見ています。

お互いの両親がいない場所で、二人だけで子供を6人育てていく。なかなかできることではありません。

二人がとても信頼できる相手だと見て取れます。


さて、私の夫はいつも私の味方です。
この人は絶対にいつも私の味方にいてくれる、と思ったので結婚しました。

私の父はいつも両親の味方をする人で、小さい時から父の両親と私の母が喧嘩し、私の母の味方はいませんでした。

なので子供達である私たちは、小さい時から私たちが母を守らないと、と思って育ってきたので、結構大きくなるまで父も、父の両親のことも好きではありませんでした。

私が結婚するときは絶対自分の味方についてくれる人がいい、そう思ってきて、ようやく夫に出会え結婚しました。


どんな場面で自分の味方でいてくれるかと感じるのかというと、夫はいつも私の言動を肯定してくれるし、親の言いなりではないし、自分の親と私を無理やり近づけさせようともしないし、いつも私がプライオリティだと言っています。

この安心感は私にとってはすごく大切で、不安定な海外生活で一緒に引っ越ししたり、家を買ったり、お金を共有したり、子供を育てたりするのに、この安心感なしでは共に生きていくのは難しいです。

また、守ってくれるのはメンタル面でもフィジカル面と両方です。

体の大きな夫は変な人に絡まれても助けてくれるし、万が一戦争となっても家族を一番に守ってくれるような人です。



共通の趣味なんて必要ない

りありこチャンネルのママとダディは若い時に結婚され、すぐに子供ができ、そこから立て続けに子供が6人生まれたということで、アラカンにしてようやく二人の時間が持てるようになったそうです。

そこでママが気づいたのは、二人の共通の趣味や好きなことは特にないってこと。

それでもここまでやってこれたとおっしゃってます。


共通の趣味、というのは私は婚活においてまあまあ大きな罠だと思っています。

趣味が同じだと親近感が湧いてしまい、そこからお付き合いに発展することはよくあります。

ただ、趣味が同じ人というのはこの世にたくさんいます。ただ趣味が同じというだけで運命的だと思うのは間違いです。


例えば登山が好きなカップルがいたとして、お付き合いの時点では登山を一緒にして、あぁ楽しいと思うかもしれませんが、結婚するとどうでしょうか。

もし子供が生まれたらしばらく登山はできません。

妻は産後体がつらくフラフラなのに、夫が登山が好きだからと友人と登山に出掛けてしまったら悲しいですよね。

共通の趣味、登山をする回数より家の中で一緒に過ごす時間の方が長いんですから、そっちを重要視したほうがいいです。


共通の趣味に関しては私たちもありません。

彼の好きなゲームを一緒にすることもありますが、私は元々ゲームをしない人生だったのでハマることもなく、暇だから付き合っているくらいです。

彼はスポーツをするのが大好きだけど私は運動が苦手だし。

それでもうまくやれています。


共通の趣味よりも上記に書いた、どんな家庭で育ってどんな人生を送ってきた人なのか、自分のことを守ってくれるかのほうがよっぽど大事です。

共通の趣味は月日が経てばできてくるかもしれないし。付き合う時点ではそんなに重要ではない、というりありこチャンネルのママの話は納得できます。



国際結婚を長く続けられている人の言葉は説得力がある

りありこチャンネルは国際結婚をしている人なら結構見たことがあるのではないでしょうか。

彼女たちの裕福な生活を羨ましいと思うこともありますが、海外在住で日本語教育に熱心なママとその期待に応える子供たちを見て見習いたいとも思います。


この前日本に一時帰国した際に、なんとりありこチャンネルのママにばったりお会いして声をかけさせてもらいました。

控えめな方でとても綺麗な方でした。お会いできて嬉しかったです。

国際結婚、いいことばかりじゃないですが、もし今から国際結婚するよ、という方はぜひ、りありこチャンネルのママのアドバイスを参考にされるといいのではないでしょうか。


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