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3.パレスチナと一緒に演劇?!

注意:前回(第2回)の続きです。
まだご覧になられていない方は
こちらをクリックしてください。

ついでに第1回も見ていただけると
跳ねて喜びます。

ご挨拶「秋ってなんか…」

皆さんこんにちは!
外も寒くなってきた
今日この頃。
山の葉も色づき始めた
今日この頃。
トンボが赤くなり始めた
今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

「秋」ってなんか
寂しくなっちゃうんですよね…
日は短くなるばかりだし
これから
あの冬がまた来るのかと思うと
こたつはもう今から
装備しておきたくなるものです。

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撮影:林充希 (インスタもやってます!)

ということで
今回は第3回です。
第2回の続きになりますので
まずは第2回をご覧くださいね!



本当のはじまりが始まる!

前回
私自身がパレスチナに対しての偏見を
持っているのがわかりました。

壁に囲まれたパレスチナになんか
演劇なんてないと思っていたこと。
そして、
そんなパレスチナで
演劇祭が行われていることを知り
それを「意外」だと感じたこと…。

もちろんこれは
「しょうがないこと」かもしれません。
日常の中で
パレスチナに関わる機会はありませんし
主な情報源がニュースになるのは
当たり前です。
だから、
ニュースで報じられるような
銃を持った兵士に
人々が声を荒げ
あちらこちらで煙が上がり
火が上がり
そんな光景が頭に浮かぶのは
もしかしたらしょうがないのかも…。

でも私は気づけたんです。

それだけがパレスチナではないことを
もっと魅力がたくさんあることを
壁の中でも
新しい出会いを求め
奮闘する人々がいることを
私は知ったのです。

だから

探究はここから
新たなステージへ!


画像2

↑ パレスチナの旗
《豆知識》
パレスチナの旗は下から
緑色→白色→黒色 
となっている。
そしてそこに左から赤色が
突き出している。
この4色は
汎アラブ色』とよばれ
アラブ諸国旗で多く使われている。

この4色は
赤は聖戦によって流された血と犠牲
緑は豊かな国土
白は清浄な生活
黒は過去の圧政や戦争
を表しているという。




日本人はどう思ってる?

私以外の人は
パレスチナにどんな印象を
抱いているのでしょうか。

探究活動ということもあり
「客観性」「一般論」を
語らなければいけません。

しかしながら
インターネットで調べても
本を読んで調べても
印象調査ということでの
調査結果は実例がないんですよね。

まぁ、だったら
自分で調べちゃおう!
ということになりました。
これこそ探究活動って感じで
研究してるって感じですよね
(・∀・)ニヤニヤ


研究方法は以下のように設定しました。
・種類:街頭調査
・方法:パネル・シール方式の三択回答
・対象:10歳から80歳までの買い物客
・実施日時:2020年11月23日(月曜日)
・実施場所:ショッピングモール(名はふせます)
・質問内容:「パレスチナってどんなイメージですか?」
・三択回答:①明るいイメージ
       ②暗くて怖いイメージ
       ③パレスチナを知らない
・回答者人数:100人

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(↑実際の調査の様子)

一日の調査でしたが
老若男女を問わない
たくさんの参加がありました。
計100名。
高校生の参加や
80代のおばあちゃん
の参加もあり、
よい調査になりました。

さてみなさんが
この質問をされたら
①明るいイメージ
②暗くて怖いイメージ
 ③パレスチナを知らない
どれにあてはまると回答しますか?


皆さんは
このnoteを読んでくださっているので
「暗いだけではない」
「危ないだけではない」
ということを理解しているので
もしかしたら
今までの印象とは
変わっているかもしれませんね。
そうであってほしいです(笑


さて、結果ですがこうなりました>

パレスチナのイメージ-1-removebg-preview (1)

暗い印象と回答した方が半数。

そもそもパレスチナのことを
知らないと回答した人は4割。

反対に明るい印象と答えた方はわずか。

しかし中には
「明るいとも思わないし
暗いとか危ないとかも思わない
でも可哀そうとは思う」
と回答した方もいました。

その方はご高齢の方で
よく新聞やニュースを見ていて
パレスチナ問題のことは
気になってよく調べたことがある
とおっしゃっていました。
知っているからこその回答だなと
その時思いましたね…。

暗い印象が多かったのは
やはりメディアの影響でした。
パレスチナを取り上げるときは
まぁなんらかの事柄がないと
とりあげませんから、
とりあげるときはいつも
紛争やパレスチナ問題や難民など
そういったワードと共に
パレスチナを知るので
当たり前のことではあるとおもいます。
残念ながら。
でも、
だからパレスチナの日常も報じろ!
とは言いませんし、
それでは報道の意味がありませんからね…

これは後の話になるのですが
調査後、この結果を
パレスチナの人々にお見せしたんですが
一番、悲しかったと言っていたのは
知らない人が四割もいる”ことでした。

私もこの結果にはびっくりしたのです。
知らない人がこんなにもいるとは…

知らないと回答した人の半分以上は
30代から40代でした。

意外と高校生や高齢の方は
パレスチナについて知っていて
何ならパレスチナに詳しい方も
何人もいました。

やはりメディアをあまり気にしない
ということが理由になりそうですし
20、30年前ではまだ学校で
パレスチナについて学ばないことが
多かったらしいです。
それも理由の一つかもしれません。

知ってもらうのは
ニュースや新聞。
でも怖い、危ないと印象付けてしまうのも
ニュースや新聞…。
ジレンマ??


ということで
今回はここまでにします。
次回はついに
下準備を完了させ
いよいよパレスチナと
交信し始めます!

お楽しみに!

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