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『恋するシェフの最強レシピ』天才シェフの不器用な恋愛が可愛いコメディ映画

『恋するシェフの最強レシピ』観ました。
好きな映画の一本です。

一言でいうなら、とても可愛い、キュンキュンする感じの映画です。
オススメ度は・・・☆4つかな(けっこうオマケして笑)

オマケして☆4つの理由は次のようなことです。
まず、自分がこの映画を観ようと選んだ理由はハッキリしています。

◆ズバリ、主演の金城武がイイ!

これがこの映画を選んだ最大の理由。彼が☆3つを4つに引き上げています。

はい、自分は金城クン大好きなんですね。
今でもお気に入りの映画の最高峰の一本『恋する惑星』以来なんです。

この映画の時の金城クン、良かったですねー!
この時から、自分の中では俳優、金城武は金城クンと呼んでいるんですね。いまとなっては国際的な活躍をする中堅どころで渋みが出てきましたが。
自分の中では永遠に「金城クン」なんです。

そんな超個人的理由があるのですが、邦題の『恋するシェフ~』というのは、けっこうその世代のウケを狙ってきてますよね。きっちりその手に乗ってしまった訳です。

この映画の第一感想の「可愛い」「キュンキュンする」というのは、実はこの金城クンに対して、なんですね(笑)

知ってる人は知ってる、、というか、金城クン呼ばわりするファンの人なら全員同意してくれると思いますが、彼の最大の特徴であるあの「つぶらな瞳」が炸裂してるんです!!

ほんとうに。うるうるするんですよ。瞳。

恋するシェフの3

彼の心情に同調して観てもキュンキュンする物語なのですが、ひとえに彼の表情そのものを観ているだけでもけっこなキュンキュン度合い。

実は物語の内容とか、展開とか、テンポとか、映画だけを正直に評価したら☆3つ、、ってところなんですね。自分のオススメの☆の定義からすれば、「出来具合」からいくとそんな感じ。

自分は金城クンにかなり贔屓目なのでオマケして☆4つ。
まだ金城クンを観てない人にも観て好きになってほしいという願いをこめて、のオマケ(笑)

恋するシェフの7

恋するシェフの8

◆物語や作りは、、、まあ、ふつう。
、、、というか予想できるし実際その通りだったしみたいな。だから、本来なら☆は3つ。

ここで、物語の面白さやノリ、展開、題材、舞台などに驚きとか惹きつけるものがあって、全く俳優やストーリーに興味がなくても観るインパクトがあれば、現時点でファンでない人にもオススメする意味で☆4つとするんですが、そこまでの惹きつけではなかったかな。。

金城クン、もう一人の主演のチョウ・ドンユイに興味が全くなくても観すすめる推進力みたいなものがあればね。

ただ、料理はとても興味深かった。
美しかったし、食べたくなるし、魅力的でした。

映像も、けっこう遊んでるというかチャレンジングというか。オモシロかったです。

印象に残る幻想的な綺麗なシーンがいくつもありました。

「マンガみたい」という表現をするけど、誤解なく伝わってほしいのですが、良い意味で「マンガみたい」です。

表現の仕方がデフォルメされているというか、極端というか。マンガチック。
でもけっこう好きだなあと好感が持てる遊びぶりで良いです。

安心感というか、良心感というか。
予想できてしまうんだけど、その上でドキドキ・キュンキュンする、恋愛コメディ的な良さなんです。


◆恋愛コメディに重要な、女子キャラ。
これも最高です。

チョウ・ドンユイという俳優さん。初見でした。
が、めちゃめちゃ可愛い!

恋するシェフの4

正直、昨今の中国映画のヒロインといえば、目が大きくキラキラで顔の形も胴の形も細くとがって人形みたいな人、、、という印象があったのですが、このチョウ・ドンユイは違う。
(と、いう表現をすることが失礼ではないと確信して)

素のかわいさというのか。

表情や仕草がかわいい。
なんだか目が離せない。

細くて華奢、というよりはガリガリだな、とでも言われてしまいそうな体つき。女っぽさとか艶っぽさ、セクシーな様子で男に魅せるタイプではないんだけど。

妙に気になって、惹きつけられてしまう。
そして観ているうちにハマってしまうというか。。。

知らなかったのでちょっと調べたらこの人、「中国13億人の妹」と呼ばれているらしいです。
チャン・イーモウ監督作『サンザシの樹の下で』で主役デビューをしたそうです。この映画は観てないのですが、どんなキャラクターだったのだろう。
今作のこのキャラクターのハマリ具合がすごく良かったので興味が湧きました。

天真爛漫で素直な料理の天才。良かったです。
料理以外の恋愛シーンでの不器用さがまた可笑しくて可愛らしい。

◆プレゼントキャストもイイ!
あ、そういえば。
少しの出番ですが、重要な役割のキャラがいます。

金城クン扮する気難しい社長を唯一納得させる専任のシェフ役。
この女性シェフを演じているのがリン・チーリンです。

知ってる人は知っていますね。
『レッド・クリフ』で金城クンと共演している台湾のトップ女優さん。
この映画での美しさも記憶に残っていますがEXILEのAKIRAさんと結婚したことの方が最近の話題としては大きいかな。

と、まあ、ほぼこの映画の説明というよりは主演の二人の感想だけでしたが。

この二人の「不器用な可愛さ」がこの映画の最大の魅力じゃないかなと思います。

可愛らしい映画。食べ物に対する姿勢もリスペクトがあってよい、ので☆4つとさせて頂きました!


最近、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」について書いたので、なんだか思い出して書いてみました(笑)

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