読書の秋だ!教養、娯楽、心が動く本との出会いを!『10月の本70冊』。それと、2023年10月の個別記事索引。

(7月22日記)


「天高く、馬ゆる秋」
なんて言葉は今では死語でしょうか。読書の秋と言っても、私は年中、読書ですが。
秋と言えば、スポーツの秋とも言われますが、これも年中、変わりませんね。
知と体力を鍛えよ、という先人たちの生活の知恵でしょうか。


本を読むとは、何が書かれてあるかだけではなく、著者はその文、構成を通して何を伝えたかったのか、核心は何なのかということです。
これを「自らの頭で考える」ことができない人は、単なる娯楽、知った気になっているだけの残念な読書です。
また、読書での知識を、「自分は、こんなことも知ってるんです!」とばかりに得意気に開陳する、愚かな人にならぬことも大事です、人として!
ひけらかすのと、こんなことも伝えたいというのは、読めば違いがわかります。

<2023年10月の個別記事索引>

『ハンチバック』市川沙央
『チャットGPT VS 人類』平 和博
『つらいから青春だ』キム・ナンド
『雑感91 栄養素、ビタミンと食品の働き』
『働く女の仕事のルール』有川真由美
『キレイはこれでつくれます』MEGUMI
『雑感92 食品の機能性成分と活用法』
『上司を使い倒す50の極意』 田中和彦 他、2冊
『ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら』小池伸介
『AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方』伊藤穰一
『雑感93 AIとの付き合い方』

<ノンフィクション>

『カティンの森のヤニナ』(河出書房新社 第二次世界大戦中、ソ連軍に虐殺、埋められたポーランド将校の中に、たった一人の女性パイロットがいた)
『毒の水』(花伝社 有機フッ素化合物(PFASピーファス)汚染と闘ったアメリカの弁護士の20年)
『鍵盤に指を置くとき』(アルファベータブックス トウレット症候群をかかえて成長した著者のエッセイ)
『すべての不調は自分で治せる』(方丈社 医師や薬に頼らず治す)
『フリーダム』(季節社 香港の自由が奪われた経緯)
『貧困は自己責任か』(彩流社 貧困の原因と責任)
『憎悪の科学』(河出書房新社 ヘイトクライムを知るための必読書)
『自転車と女たちの世紀』(Pヴァイン 自らの世界を広げた女たちの歴史)
『クリエイティブであれ』(花伝社 女たちがやりがいのある仕事に従事するプロセスを描いた書)
『埋没した世界』(明石書店 トランスジェンダー二人の往復書簡)

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