いかにAIを自分の人生に活用するか 『雑感93 AIとの付き合い方』

<管理人より追記>

草士さま、
白澤秀樹さま、

同じ記事が重複して上がっていましたので、片方を削除しました。スキをつけて下さってありがとうございました。

<管理人よりお知らせ>

祝日の関係で、来週の投稿は(月)天晴!な日本人 (火)フィスト・ダンス (水)美達さんからの返信 になります。皆さま、よろしくお願い致します。

また、しばらくの間、「美達の蔵出しオススメ」は休止し、新規の書評や雑感を出していきます。今後も変わらぬご愛読をお願い致します。

(8月2日記)

今回のテーマは、「chatGPTを含むAIと人」です。
chatGPTのことは、以下、GPTと記します。これは2022年11月に「オープンAI」社が発売しました。
現在はGPT4が最新型で、あと1、2年すれば、ぐっと精度の高いGPT5がリリースされる予定です。

このGPT、ベースとなる大規模言語モデル(ラージ・ランゲージ・モデル(LLM))は、たった600行ほどのソースコードでできています。
それに膨大な量のデータを学習、インプットさせることで、受け答えさせているのです。

オープンAI社、10年以内に、人と同程度以上のアーティフィシャル・ジェネラル・インテリジェンス(AGI)、汎用人工知能を実現させる計画を立てています。
いわゆるスーパーインテリジェンスです。
スーパーインテリジェンスに興味ある人は、2014年に刊行された、ニック・ボストロムの『スーパーインテリジェンス』(日本経済新聞社)を一読して下さい。
この人はオックスフォード大学マーティン・スクールの哲学科教授で、世界的にも知られています。

先日の『AIドリブン』のレビューで紹介したように、GPTには種々の利用方法がありますが、新薬の開発実験では、有害分子の開発を6時間以内に4万種類も作っています。
これは逆立ちしても人にはできません。
実際、新しい薬を創る創薬は、十数年の歳月と、1000億円単位の予算がかかるので、善用すると革命的です!
スーパーコンピュータを使ってもやっていますが、GPTの方が優秀です。

また、アメリカの実験では、問診では人の医者よりGPTの方が患者への共感力が高かったとあります。
たぶん、模範的な受け答えのデータがインプットされていたので、そっちを使ったのでしょうが、うーん、となります。
実際に今後、GPTをはじめ、AIが私たちの生活、仕事の中に進出してくることは止められませんが、結果としてどのようなことになるのでしょうか、考えてみました。

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