美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立…

美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立つことを希望するばかりです!

マガジン

  • 無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

    書評や、その時々のトピックス、政治、国際情勢、歴史、経済などの記事を他ブログ(http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/)で書き続けて本年(2023年)で12年目になります。 読書へのガイド役になればと始めましたが、今は日本人として必要な知識、歴史等を知り、役立てて欲しいという目的も加わりました。 役立つことを切望しています。

最近の記事

  • 固定された記事

役に立てるか、楽しく読むか、心を震わせるか、全ては自分次第! 『2月の本、77冊』それと、「2024年2月の個別記事索引」

<2024年2月の個別記事索引>『地政学から読み解く戦略物資の未来地図』 小山堅 『LGBTと家族のコトバ』 LGBTER 『美しく、強く、成長する国へ』 高市早苗 『鵺の政権』 朝日新聞政治部 『楽天で学んだ100%やりきる力』 廣田大輔 『すべては導かれている』 田坂広志 『最強の先読み投資メソッド』 土居雅紹 『高橋洋一のファクトチェック 2023年版』 高橋洋一 『天皇への道』 吉田伸弥 と、『明仁天皇と戦後日本』 河西秀哉 『名医・専門家に聞く すごい健康法』

    • マンション、不動産業界の変化は、好況への道だ!! 『なぜマンションは|高騰《こうとう》しているのか』 牧野|知弘《ともひろ》 祥伝社新書

      (4月18日記) テーマは、「現在のマンション高騰と、不動産業界の変化と今後のマンション販売の展望、一般国民の狙い目」です。 著者は不動産プロデュース業をしている人で、これまで不動産にかかわる著書も刊行しています。 私は一昨年以来、メディアで首都圏、及び各地の不動産価格、マンション価格の値上がりを見る度に、「さあ、日本の経済も、やっと本気で復活するぞ!」と確信を強めてきました。 バブル崩壊後、安倍さんの登場、アベノミクスまでの日本は、まさに「失われた20年」でした。 皆さ

      • 9月16日付手紙より返信。それと、「日米の選挙と投資」について。

        <米大統領選>ここは9月8日に書いてます。 ハリスについて説明しましょう。 既に9月10日の討論会で結果は出てるでしょうが、彼女の大出世の糸口は、20代後半の時、カリフォルニア州議会議長、ウィリー・ブラウンの公然の愛人となった事でした。 ブラウンは60歳、妻と別居中でした。ハリスは初めに医療補助委員会委員にしてもらい、のち、検事、州の司法長官になります。 その時、死刑廃止と、同性婚を法制化しました。 支持母体は『ヒューマン・ライツ・キャンペーン』というLGBTの強力な推進団

        • 『フィスト・ダンス』 第154回 「負けて覚える喧嘩かな」

          <堂々と負けよ> 晃星中三年生の菅原、井堀VS大中1年生の信士と紀夫の戦いは、意外にも1年生が死にもの狂いで奮闘したせいで、判定とするなら3対0だが、善戦する結果となった。 翔太にすれば、もっと一方的にやられるかと思いきや、翔太の目が気になるのと、ツッパリ少年の意地なのか、殴られても音をあげず、健気にも信士と紀夫はやり返していた。 双方、疲れてきて、つかみ合ったままのところで、翔太が丈次に目配せして終わりとなった。 「菅原。どうだ、うちの1年坊、なかなかやるだろ」 マー

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        • 無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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        記事

          『天晴!な日本人』 第103回 徳富蘇峰(とくとみそほう)(1) 「大ジャーナリスト、徳富蘇峰」

          皆さんは、徳富蘇峰という人物を知っているでしょうか? 「日本が生んだ最大の新聞記者・ジャーナリスト」「明治・大正・昭和を生きた大言論人」「明治から昭和にかけてのオピニオンリーダー」「マスコミ界の巨人」などなど数多の称号を授与された人でもあります。 そればかりではなく、刊行した著書も膨大で、尚かつ、歴史を遡った深い探求に裏打ちされた書でもありました。 ただし、私自身、堅固な信条と天晴れな生き方の基本は、目先の利益に左右されない一貫性としているので、蘇峰について、「生き方は天晴

          『天晴!な日本人』 第103回 徳富蘇峰(とくとみそほう)(1) 「大ジャーナリスト、徳富蘇峰」

          今後の投資と世界を大局的に見る!『エブリシング・バブル 終わりと始まり』 エミン・ユルマズ プレジデント社

          (8月10日記) 本書のテーマは、「地政学をベースにした、今後の世界経済の流れと日本」です。 著者はトルコ人で、イスタンブール生まれ、1997年に日本に留学、1年後に日本語で書かれた、他の日本人と同じ試験を受けて東大理科1類に合格しています。 近年は投資のエコノミストとして、メディア、SNSで発信していますが、「全てではないものの」私が注目し、肯定的に見ている一人です。 ハンサムボーイで、髭がいいです。 目次の一部をざっと紹介すると、 世界経済の未来をストーリーで読む

          今後の投資と世界を大局的に見る!『エブリシング・バブル 終わりと始まり』 エミン・ユルマズ プレジデント社

          (美達の蔵出しオススメ) 628 『恩讐と迷走の日本政治』 青山和弘 文芸春秋 2018年4月刊

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          (美達の蔵出しオススメ) 628 『恩讐と迷走の日本政治』 青山和弘 文芸春秋 2018年4月刊

          日本のメディアの偏向と真実! 『日本の国際報道はウソだらけ』 島田洋一(よういち) 飯山陽(いいやまあかり) かや書房

          (4月16日記) テーマは「日本のメディアの国際報道と思潮のウソ」についてでした。 島田さんは福井県立大学名誉教授で、特にアメリカの外交・政治に詳しい人、飯山さんは中東について本当に正しいことを教えてくれる、数少ない唯一と言ってもいいくらいの人です。 このレビューが出る時、結果が出ているでしょうが、日本保守党から、東京15区の衆議院補選に出馬します。 当選して欲しいですが。 飯山さんは中東を専門とする日本の学会では正論を吐くので異端視され、村八分になっていますが、この人の主

          日本のメディアの偏向と真実! 『日本の国際報道はウソだらけ』 島田洋一(よういち) 飯山陽(いいやまあかり) かや書房

          9月8日付手紙より返信。それと、「アメリカ大統領選、他」について。

          <アメリカ大統領選>大統領選挙、メディアでは、トランプ劣勢の報が増えてますが、偏向メディアなので、そのまま信じるわけにはいきません。 ここは9月1日に書いてます。 また、各州の選挙人の争奪戦なので、全体の支持率より、激戦州のペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア、ノースカロライナ、アリゾナ、ミネソタの数字が重要なのです。 この7州で93人の選挙人がいます。 全部の過半数は270人で、大きな州のニューヨーク、カリフォルニア、イリノイという民主党州だけで104人に

          9月8日付手紙より返信。それと、「アメリカ大統領選、他」について。

          『フィスト・ダンス』 第153回 「ケジメは、自(みずか)らつけるもの」

          <1年坊よ、試練だ> 初めから方針が決まっていると言った翔太に対して、マーボとトミーは怪訝な顔をした。 「どうすんだ?」 マーボが首を捻った。 「自分が蒔いた種は自分で刈り取るってことだ。それができなきゃ、一人前に3年坊と喧嘩なんかするなってことだ」 「そりゃ、そうだけどよ。大中の後輩がやられたってのはどうなるんだ?」 「そうだ。これが稼業だったら、どんな事情があろうと、やられたら、やり返す、オトをつけてもらうってことだぜ」 トミーにマーボが続く。稼業とは、ヤク

          『フィスト・ダンス』 第153回 「ケジメは、自(みずか)らつけるもの」

          『天晴!な日本人』 第102回 直情径行、野性のままの火の玉の女 松井須磨子(4)「情熱的な恋に走る須磨子」

          <抱月との恋> 須磨子にとっての大きな変化とは、島村抱月との恋でした。 もとは、須磨子に言い寄る男優たちから須磨子を守ろうとしたのが、いつの間にか、須磨子のフェロモンに惹かれてしまったのです。 むろん、須磨子も抱月に惹かれていました。 それが、一九一二(明治四五)年六月頃とされています。抱月は一八七一(明治四)年生まれで、須磨子より一五歳年上です。 既に家庭があり、四つ下の妻、いち子との間に五人の子もいました。若い頃から真面目で、学問に没頭し、早稲田大学の教授であり、逍遙の

          『天晴!な日本人』 第102回 直情径行、野性のままの火の玉の女 松井須磨子(4)「情熱的な恋に走る須磨子」

          東洋医学の力で、自(おの)ずと痩せるとは? 『自然やせ力(りょく)』|Elly(エリー) 学研

          (6月23日記) テーマは、「東洋医学によって、自分本来の体の特性を活用して痩せるノウハウ」です。 痩せるというのは、現代人にとって無視できない問題になっていますが、私には痩せられないというのが不思議で仕方ありません。 ただし、女性は女性ホルモンのエストロゲンの働きがあって、男性よりはるかに痩せにくいことは事実です。 目次の一部を、ざっと紹介すると、 人間はもともと、勝手にやせる力を持っている やせにくくなるという地獄を味わってきた私 ブームで変わるダイエットに踊らされ

          東洋医学の力で、自(おの)ずと痩せるとは? 『自然やせ力(りょく)』|Elly(エリー) 学研

          (美達の蔵出しオススメ) 612 『アメリカは尖閣(せんかく)を守るか』 大島隆 朝日新聞出版 2017年6月刊  

          ※少し前のレビューです。今回、初出です。ご留意下さい。 相変わらず、中国の漁船を装った兵や、日本の感覚からすれば軍隊に近い海監の艦船による尖閣諸島海域への領海侵犯が続いています。 北朝鮮のミサイルではありませんが、国民は「あ、またか」という心理になり、その重要性と、それを継続後の日本の危機について鈍感になってきました。 本書は、尖閣諸島が1972年5月15日に沖縄と共に日本に返還された際に遡って、政治の裏話から叙述しています。 まず、大原則からですが、尖閣諸島は日本領で

          (美達の蔵出しオススメ) 612 『アメリカは尖閣(せんかく)を守るか』 大島隆 朝日新聞出版 2017年6月刊  

          現代にバカ売れする付加価値とは何か!? 『高くてもバカ売れ!なんで?』 川上徹也(てつや) SB新書

          (6月29日記) 本書のテーマは、「価格が高くても、よく売れる商品いろいろと、売れる理由をマーケティングの面から分析する」でした。 非常に興味深く、かつ面白い本でした。 サブタイトルには、 「インフレ時代でも売れる7の鉄則」 「イチゴ1粒を1000円で売る方法を考えなさい」 「100以上の成功事例とアイデアが満載!」 とあり、企画を考える人、販売する人にとっては、貴重な一冊になるでしょう。 目次の一部を、ざっと紹介すると、 なぜ、コロナ禍に「リップモンスター」はバ

          現代にバカ売れする付加価値とは何か!? 『高くてもバカ売れ!なんで?』 川上徹也(てつや) SB新書

          9月1日付手紙より返信。それと、「総裁選展望、投資、他」について。

          <総裁選展望、投資、他>自民党総裁選挙ですが、先週も書いたように、ほぼ、「中身なし小泉」です。 まず、議員票、党員票ともに1回目は各367で計734票、過半数を獲る人はいません。 8人が立候補すれば、推薦人だけで160票、かなり割れるので、決選投票になります。 石破は決選に残れないかもしれません。 小泉は残り、あと1人の枠を河野、高市、小林で争います。 自民党員に限れば、小泉の出馬で石破以上となり、石破の票を大きく奪うでしょうし、議員票となれば石破は30も難しいです。 河

          9月1日付手紙より返信。それと、「総裁選展望、投資、他」について。

          『フィスト・ダンス』 第152回 「宇宙バカ」

          1年の番長の大作が言うと、間髪を入れず、2年の番長の丈次も、「おお、ふてえ野郎だな、俺たち大中にたてつくなんて」 と眉を上げて吐き捨てた。翔太以外の一同は、おお、とばかりに賛同している。 マーボ、トミー、丈次の3人が翔太の御託宣を待つように見つめた。 「紀夫、晴二、どうしたいんだ。なんのために俺たち3年に話を持ってきた?」 やっと翔太は口を開いた。こうした場面では普段以上に余計な口は開かない。 「え?あのお、それはやっぱり、オトをつけて欲しいと思っています」 紀夫は

          『フィスト・ダンス』 第152回 「宇宙バカ」