美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立…

美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立つことを希望するばかりです!

マガジン

  • 無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

    書評や、その時々のトピックス、政治、国際情勢、歴史、経済などの記事を他ブログ(http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/)で書き続けて本年(2023年)で12年目になります。 読書へのガイド役になればと始めましたが、今は日本人として必要な知識、歴史等を知り、役立てて欲しいという目的も加わりました。 役立つことを切望しています。

最近の記事

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役に立てるか、楽しく読むか、心を震わせるか、全ては自分次第! 『2月の本、77冊』それと、「2024年2月の個別記事索引」

<2024年2月の個別記事索引>『地政学から読み解く戦略物資の未来地図』 小山堅 『LGBTと家族のコトバ』 LGBTER 『美しく、強く、成長する国へ』 高市早苗 『鵺の政権』 朝日新聞政治部 『楽天で学んだ100%やりきる力』 廣田大輔 『すべては導かれている』 田坂広志 『最強の先読み投資メソッド』 土居雅紹 『高橋洋一のファクトチェック 2023年版』 高橋洋一 『天皇への道』 吉田伸弥 と、『明仁天皇と戦後日本』 河西秀哉 『名医・専門家に聞く すごい健康法』

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    • エセメディア、バカ政治「屋」にだまされるな! 『雑感108 左のマスゴミに騙(だま)されるな!自衛隊活躍の真実』

      (4月3日記) 今回のテーマは、「左派メディアと、左派政党が貶める自衛隊の活躍について」です。 活躍の舞台は、令和6年元旦に発生した能登半島地震です。 左派メディア、悪劣な議員が大半の立憲民主党の泉代表、こいつは見るからにマヌケ面の本物の愚か者ですが、この連中が政府の自衛隊派遣につき、「遅すぎる」「逐次投入がダメ」などと一斉に批判しましたが、なんたる無知か!というので説明します。 まず、地震発生は16時10分、首相官邸に対策室を設置したのが16時11分でした。 1分後

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      • (美達の蔵出しオススメ) 144 『経済成長って、本当に必要なの?』ジョン・デ・グラーフ、デイヴィッド・K・バトカー 早川書房

        ※初期のレビューです。今回、初出です。ご留意下さい。 著書のグラーフは、「社会と人々の幸福」を題材に映像作品を制作してきたジャーナリストで『Take Back Your Time』という団体を主宰し、生活にゆとりを取り戻そうと提唱しています。 他方、バトカーは環境経済学者で、生態系サービスの経済的価値評価を行ってきた人です。 本書のエピソードの大半はアメリカですが、構造的には日本も変わりありません。 そのアメリカですが、日給1ドルくらいで働く途上国の労働者との競争にさらさ

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        • 夏だから熱い読書を! 『7月の本81冊』

          (6月9日記) これが出る時は、夏、真っ盛りですね。 皆さんの健康管理はどうでしょうか? 巷では健康維持のために、多くの言説がありますが、知れば知るほど、「あれ、これは正反対だ」ということも少なくありません。 そんな時、社会にいれば各種検査値をもとに、1ヶ月、2ヶ月のテストもできます。 夏なので飲料水の量も増えることでしょうが、清涼飲料水は砂糖水なのでNGです。 社会にいた頃、ポカリスエットでさえ、水で2倍に薄めて、レモンを搾って飲んでいました。 その頃は健康なんかどうでも

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        • 無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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        記事

          7月14日付手紙より返信。それと、「政局と経済、他」について

          <政局と経済、他>(7月7日記) 政局、本格的に動いてきました。 過日、茂木が菅さんに会っています。茂木の方からです。 これは麻生さんへの牽制もあります。 支持してくれなければ菅さんの下に入ります、と。 茂木は大の嫌われ者で、首相は無理です。 ここにきて「コバホーク」小林鷹之が候補として浮上してきました。 元財務官僚ですが、保守派、改憲派です。49歳。 実は仕掛人は麻生さんです。 小泉が全く人望がないので、はるかに有望でしょう。 今のところ菅さんは加藤勝信、押さえ石破で

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          『フィスト・ダンス』 第145回 「変幻自在の銀幕スター」

          <実験台よ、頼んだぞ!> 真っ暗な館内には、「アチョーッ!」という声が響いている。スクリーンの中で、めまぐるしく躍動するブルース・リーの技は冴えに冴え渡っていた。 その年、ブルース・リー主演の『ドラゴン危機一発』に続いて、夏には『ドラゴン怒りの鉄拳』が上映されていた。翔太は、瞬時の動きも見逃してたまるか、というようにスクリーンを睨みつけているが、大中の面々は誰もが同じだった。映画を見る時には、「お約束」の両手にソフトクリームの翔太だが、リーの動きを見つめるには邪魔と、超特

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          『天晴!な日本人』 第94回 「不屈の精神を持った無私無欲の仁人、田中正造」(6) 「闘いに倒れた至誠一途の熱血漢」

          正造は尚も国会で被害の惨状を叫びます。 「政府が人民を殺す。人民を殺すのは、己の体に刃を当てるのと同じである。自分の大切な人民を、自分の手にかけて殺す。これで国が亡びたと言わないでは、どうするものでございます」 一九〇〇(明治三三)年二月二十日に、「内務省は陛下の臣民を虐殺するかにつき質問書」を出しました。この意味は「川俣事件」で住民たちを暴行したのが、内務省下の警察だったからです。 同月二三日、正造は、「天皇陛下がいらっしゃること、臣民がいることを忘れないでもらいたい

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          『天晴!な日本人』 第94回 「不屈の精神を持った無私無欲の仁人、田中正造」(6) 「闘いに倒れた至誠一途の熱血漢」

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          こんな授業だったら、古文も好きになってたはず!? 『妄想古文』 三宅香帆(みやけかほ) 河出書房新社

          (2023年2月4日記) 本書「萌えすぎて絶対忘れない!」とありましたが、皆さんも学生時代に習ったであろう古文がテーマです。 どうでした、古文の成績は? 私、嫌い、苦手な教科ゼロでしたが、古文は「なぜ、どのように現代まで言葉が変化したのか、しなかったのか」と、昔の人の行動、言葉が基本的に、今とさほど変わっていないので、面白かったです。 高校は進学校だったので、中学時代とは180度も違った連中が同級生で、互いに「いとおかし」とか「言はで思ふぞ」とか「いかにくやしからまし」な

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          (美達の蔵出しオススメ)138 『漂白される社会』 開沼 博(かいぬま ひろし) ダイヤモンド社 2013年3月発売

          ※初期のレビューです。今回、初出です。ご留意下さい。   本書では現代社会を漂白される社会と定義しています。 漂白という用語は終章で唐突に登場しますが、著者によれば「周縁的な存在が隔離・固定化・不可視化され、周縁的存在が本来持っていた、社会に影響を及ぼし変動を引き起こす性質が失われていくこと」だそうです。 その周縁的な存在として、売春島、ホームレスギャル、シェアハウスに巣食う人々、生活保護受給者、未成年少女を現金化するスカウトマン、違法ギャンブル、脱法ドラッグ、右翼と左翼、偽

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          どんなに攻撃されても、この党の実行力は否定できない 『自民党の魔力』 蔵前勝久(くらまえかつひさ) 朝日新書

          (2023年2月11日記) テーマは、「自民党の強さ」です。 著者は朝日新聞の論説委員なので、相変わらず安倍政権と安倍さんには、事実と異なる偏見、歪曲がありましたが、全体としては皆さんの参考になるので紹介しました。 「自民一強」と呼ばれて久しいですが、端的に言えば、自由党と民主党が合併した1955(昭和30)年11月15日以来、2回の下野を除き、ずっと一強と言えるでしょう。 2012(平成24)年12月26日の安倍政権以降は、民主党、今の立民が全くあてにならないどころか

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          どんなに攻撃されても、この党の実行力は否定できない 『自民党の魔力』 蔵前勝久(くらまえかつひさ) 朝日新書

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          7月7日付手紙より返信。それと、「日本の企業マインド、状況が変わった!?」「株速報と推奨銘柄」

          <日本の企業マインド、状況が変わった!?>2023年度の名目GDPは+5.2%!!にもなり、実額で596兆円でした。 これはインフレ、物価上昇の功が大きかったのですが、程良いインフレ、1~2%未満、が続くならば日本経済の将来は明るくなります。 最近は、「もの言う株主」、アクティビストが活躍するようになりましたが、そのおかげで企業の内部留保、資金を有効に使え!と指摘されるようになり、自社株買いや、配当金アップ、設備投資に使われるようになりました。 配当金アップは家計を豊かにし

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          『フィスト・ダンス』 第144回 「高校制覇は近い!? 」

          <清正様、売り出し中!> その日、菊山道場でのトレーニングを終えた翔太は、マーボ、トミー、清正、晃一、隼人の面々に甲南の藤田、伊達、久次、神尾と共に『テオジニス』にいた。 「で、大中は進学先、決まってんだ」 「いやいや、英治。まだ、はっきりじゃねえよ。マーボとトミーと晃一は決まりだけど、俺は高校行くかどうかまだ決めてねえ」 英治とは伊達のことで答えたのは清正である。 「マーボとトミーは暁星と泉南だろ。晃一はどこだよ?」 「泉南だ。あそこは商業だろ。なんかシノギの勉

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          『天晴!な日本人』 第93回 「不屈の精神を持った無私無欲の仁人、田中正造」(5) 「人権か、国益か」

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          これだけの珠玉のアドバイスができる人は、ごくごく稀だ! 『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』 山崎元 学研

          (4月25日記) <本文>テーマは、「ガンで余命いくばくもない優れた経済評論家が、東大生の息子に残した、仕事・お金・人生についての極めて有益なアドバイスの数々」でした。 これと同じだけの質・配慮・明るさをもって書ける人は、ごくごく稀にしかいないだろうというくらいの良書でした。 この手の、つまり余命が限られている人が書く本に見られる悲愴感や生への渇望感、切実さは微塵もなく、己を透徹した目で書けるということは、ほとんどの人にはできないことで、「山崎さん、やはり、立派な人だったん

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          (美達の蔵出しオススメ) 135 『ふしぎな取調室』 橘 哲雄(たちばな てつお) 彩図社

          ※初期のレビューです。今回、初出です。ご留意下さい。 本書の著者は巡査から拝命し、最後は警視(副署長)で退職した元・警察官です。 タイトル通り、警察の取調室での被疑者の奇想天外、非常識な言葉の数々のオンパレードでした。 全編、刑事と被疑者のイラストに、マンガの吹き出しがあり、そこにやりとりがあるだけのシンプルでわかりやすい造りとなっています。 ふしぎな取調室、こわい取調室、あきれた取調室、切実な取調室、取調べの豆知識となってますが、笑えました。 ただ、私は取調室や被疑者の

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          人口減少より、「やったるで!パワー、意欲の減少」が大問題だぜいっ!! 『未来年表 人口減少危機論のウソ』 高橋洋一 扶桑社新書

          (2023年5月13日記) 本書のテーマは、昨今、繰り返される『「人口減少は日本の危機」論のウソを突く』というものでした。 高橋さん、常にデータを論理的思考で分析します。 目次の一部を紹介すると、 人口減少が危機だと叫ぶ人の正体 解明できていない出生率低下の要因 世間のムードで変わる出生数 政府は人が減ることに危機感を抱いていない 人口問題の本質 GDPが減っても生活には関係ない 人口増減率と経済成長率は無相関 人口推計は5年おきに再調整すればい 移民政策の是非 日本を

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          人口減少より、「やったるで!パワー、意欲の減少」が大問題だぜいっ!! 『未来年表 人口減少危機論のウソ』 高橋洋一 扶桑社新書

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