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東洋医学の力で、自(おの)ずと痩せるとは? 『自然やせ力(りょく)』|Elly(エリー) 学研


(6月23日記)

テーマは、「東洋医学によって、自分本来の体の特性を活用してせるノウハウ」です。
痩せるというのは、現代人にとって無視できない問題になっていますが、私には痩せられないというのが不思議で仕方ありません。
ただし、女性は女性ホルモンのエストロゲンの働きがあって、男性よりはるかに痩せにくいことは事実です。

目次の一部を、ざっと紹介すると、

人間はもともと、勝手にやせる力を持っている
やせにくくなるという地獄を味わってきた私
ブームで変わるダイエットに踊らされていた私
「自然やせ力」の知られざるパワー
30歳以降は遺伝よりも生活習慣の影響を受ける
最短でやせるために。まずはあなたのタイプを知ろう
食べて養生ようじょう
食べ方を変えるだけで自然にやせる
12時間の空腹で消化器官をメンテナンス
噛みながら「ありがとうございます×3回」唱える
野菜ファーストより汁物ファースト
レストランの氷水は飲まない
夕方に、お菓子コーナーに寄ってはいけない
疲れたら「食べない!動かない!寝る」
野菜は肉の2倍以上食べる
迷ったら肉より魚を選ぶ
白米を玄米かする方法
タプタプ肉は甘い味のせい。甘い味は砂糖だけじゃない!
凍った食べ物は本当に太る
冷たいものとは体温より低いもの。生野菜も含む
干すだけで100万馬力のパワー
水分補給はぬるめのお茶がベスト
大根は日本人の脂肪除去の特効薬
ショウガほど優秀な薬膳用食材はない
雨の日は乳製品をやめておく
二重顎を消すハトムギパワー
寝る前に飲むとチャラになる第一大根湯
赤黒食材がやせるワケ
甘いものをやめたい人は素焼きナッツを食べる
たるみで縦に大きくなる顔の解消法
いやして養生
入浴の本当の意味
自然やせ力を上げる最強の温冷交代浴
足指をやわやわにすれば下半身やせ
肋骨ろっこつをさするとウエストが細くなる

などとなっていました。
実際には、こんな項目が82もあり、運動方法も載っています。

著者は、これまでの25年間、数々のダイエットを試しては、リバウンドを繰り返してきました。
ダイエット前後の写真が載っていますが、なるほど別人のようです。

出会ったのは東洋医学で、「太るとは、体の巡りが悪い状態」で、本来、循環すべき物質が詰まっているので太くなるそうです。
詰まる原因は、「内臓・血液・細胞・神経」などの代謝組織の機能低下です。
東洋医学的には、陰と陽のバランスの崩れとなりますが、これを整えることで痩せます。
著者は、これを実行して、12キロ痩せたのです。

人が痩せる、太るというのは、代謝の同化どうか作用・陽と、異化いか作用・陰で決まります。
同化は、栄養・吸収、異化は排泄・デトックスです。最短で痩せるには、まず、タイプを知ることから始まります。
タイプには、「気虚ききょ血虚けっきょ」「水滞すいたい」「中庸ちゅうよう」「気滞きたい」「瘀血おけつ」「湿熱しつねつ」がありますが、本書で見て下さい。

内臓の代謝をよくするため、12時間の空腹時間を設けます。
その間、どうしても腹に入れるなら、無糖のお茶、ブラックコーヒー、具なし味噌汁、梅昆布茶です。

食事の始まりは、汁物からです。サラダや、おひたしは、胃を冷やしやすく、老廃物がたまる原因になります。

氷水は飲みません。胃の温度が下がると内臓脂肪がつきやすくなるからです。

夕方は脳の疲れで判断力が低下し、自制心が衰えるので、菓子・酒を選びやすくなるので注意します。

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