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chatGPTとは何か、具体的にどんな使い方があるのか、を知る一冊! 『AI DRIVEN(ドリブン) AIで進化する人類の働き方』伊藤穰一(じょういち) SBクリエイティブ


<管理人よりお知らせ>

祝日の関係で、来週の投稿は(月)天晴!な日本人 (火)フィスト・ダンス (水)美達さんからの返信 になります。皆さま、よろしくお願い致します。

(8月11日記)

本書のテーマは、「昨今、話題になることが多い、chatGPTの登場によって、人々の働き方がどのように変わるか、chatGPTで何ができるのか!?」でした。

chatGPTは、以下GPTと呼びます。
著者は、この業界、分野では権威とも呼ばれる著名な人です。
目次の一部を、ざっと紹介すると、

AIドリブンで生まれている、世界のメガトレンド
ジェネレーティブAI・生成AIで変貌する世界
ジェネレーティブAIとは何か
時間と労力のかかる作業から解放される?
既存のツールへの最新AI搭載
人も企業も拡張し続ける
地殻ちかく変動AIとweb3の融合
AIの進化の現在地点と未来
次世代AI、ニューロシンボリックAIの可能性
僕たちの役割は「DJ的」になる
この職業の働き方が変わる
テキスト生成AI人間を単純作業から解放する
理解できれば、AIはツールに変わる
学び方
誰もがひとりで学ぶ時代が始まる
AI時代の調べる技術
イノベーション
リーダーシップAI時代のリーダーの条件
新時代をサバイブするためのAIリテラシー
未来のAIで世界はフェアになるのか

などとなっています。

本書、目次が細分化されているので、それを見るだけで、内容が伝わります。

GPTはリリースしてから2ヵ月で、ユーザー数が1憶人を突破し、歴史上、最速で普及した消費者向けアプリケーションとなりました。
現在、最新モデルはGPT-4ですが、まだ、エラー、誤答があります。
エラーが混在しているのに、真実かのように感じられることから、この現象をテクノロジー業界ではhallvcinationハルシネーション幻覚と呼んでいます。

著者はGPTを、検索エンジンとしてではなく、アイデアを出し合うパートナーや、様々な種類の資料などの叩き台の作成、助言者として使う方が有用と述べていました。
ジェネレーティブとは、生成力がある、オーダーを受けてテキスト・画像などを生成する、という意味です。
要は社会に出回っている情報を、指示によって抽出、組み合わせるということです。
それも答えではなく、案を出してくれる、「これでいいですか?」というもので、指示者が、「いや、もっと△△にしてくれ」と言うと、それに合わせて返答するのです。
散漫な情報をまとめる、定型通りに作成する、機械的に変換する、書き換える、置き換える、テーマに沿った資料を集める、下書きを作る、などなどで、GPTにやらせ、人は着想、より優れたアイデアにしていくことが主眼になります。

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