見出し画像

障がい特性[抱きつきたい。触りたい。力の加減がうまくできない]関わり方

   

 身体接触=人が好きという捉え方で


     【説明への注意点】

・基本対応パターンは、同性のお相手さまへの対応です。お相手さまが異性の場合の対応は若干異なりますが、ご参考にしていただけるかと思います。
・ハグなどの身体接触がOKな方は、ご参考にしていただけないかと思います。

       【私の特性】

パートナーや親しい友人とはハグをしたいのですが、親しくない方に身体を触られるのは苦手です。ですが、初対面の方など、ご挨拶する時は握手を求めがちです。

【この特性を持つ方の補足】

・身体接触が感情表現である可能性が高い
・感情が高ぶりやすく、高ぶると力が強くなり、力の加減ができなくなる
・他害行為が表現方法である可能性が高い
・高ぶりが他害行為になりやすい
・拒否をされると怒りに変わりやすい

【この特性の方への想い】

・誰でも、いつでも、どこでも、ではなく、使いわけができる
・使いわけが防御になる(性犯罪などに巻き込まれないよう)
・感情表現が身体接触ではなく、別の方法も知る
・別の方法も知ることで、気持ちの安定につながる
・感情の高ぶる機会が減る
・感情が高ぶっても早く落ち着ける

【なぜ身体接触を望むのか】

・感受性が高く、嬉しい楽しい大好きを身体で表現されている印象を受けます。
・その衝動が、性的欲求からきている印象を受けることもあります。
・育生歴や環境の影響と言われていることも多いですが、身体接触の欲求は自然なことです。身体接触の仕方や代替えを知らないことへ目を向けたいです。


     [身体接触のこだわり]

・したいと思ったら、できるまで、どんどん欲求が高まるようで、言動に強く表れます。拒否をされたり、できないと分かると、怒りになり他害行為に至ることもあります。  

・ハグなどをしたら嬉しくて、高ぶり、力が強くなることがあります。その高ぶりが他害行為になることもあります。

・受け入れてもらったら嬉しくて、繰り返し身体接触を求めるようになります。

[基本対応パターン]

私が、お相手さまから「ハグしたい」など身体接触を求められた時の基本対応パターンをご紹介します。

ここから先は

2,621字

¥ 300

よろしければサポートお願いいたします!励みになります。少しでも多く記事をアップする時間が作れるようになりたいです。