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英語と日本語の語彙力をいっきに身につける和訳トレーニング③ “meet”


みなさん、自分の語彙力に自信はありますか?

この連載では、毎回中学レベルの英単語を一つ取り上げます。

その単語を使った例文の適切な訳し方を考えることで、英語と日本語の両方でワンランク上の語彙力が身につくような内容をお届けしていきます。

英文和訳の問題への対応力はもちろん、文章の読解や作文の表現力アップにも役立つので、語彙力に不安のある人はこの連載を読んで、使える言葉を増やしていきましょう!

連載第1回目の記事では、“enjoy” という単語を使った様々な例文の訳し方をご紹介しました。

未読の方は、まずこちらの記事から読んでみてください。


・「meet = 会う」だけじゃない

さて、今回扱う単語は “meet” です。

“I met John yesterday.”
(昨日ジョンと会った)

のように、「~に会う」という意味でおなじみですね。

では、次の文は何と訳せばよいでしょうか?

“The bat met the ball”
(バットがボールに○○)

「バットがボールと会う」なんて言い方はおかしいですね。

これは「バットがボールに当たる」と訳します。

野球が好きな人ならすぐに分かったかもしれませんね。

この文から分かるように、“meet” は「人と人が会う」だけではなく、バットとボールのようにモノ同士が出会う、すなわち「何かと何かが接触する」という意味もあります。

似たような例をもう1つご紹介しましょう。
次の文は何と訳したらいいでしょうか?

“The two roads meet in 5 kilometers.”
(2つの道が5km先で○○)

この場合なら、道と道が出会うわけなので、「合流する」と訳すといいですね。

このように、英単語は「meet = 会う」のような1対1の丸暗記でなく、単語の持つイメージで理解することが大切です。
 

・meet a goal

さて、次はサムネイルにもあった “meet a goal” という表現の意味を考えてみましょう。

ここでの “goal” は「目的」という意味です。

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