20年ぶりに連絡してきた人に会ってみた話 中編 #この経験に学べ
あのあの、皆さん、すみません💦 私はなんと2023年2月18日に、このタイトルの前編を公開したまま、尻切れトンボになっておりました💦
遅ればせながら、今日は続きを公開します。前編と後編に分けるつもりでしたが、中編も入れます💦
https://note.com/mitahappi/n/n39f1f1115d10
前編の話
私は20年ぶりにハガキで(!)連絡してきたA子さんと二人っきりで会うことになった。うすうす、なんかおかしいな? と思ったが「家族が病気で大変です。連絡ください」とハガキに書いてあったので、会うことにした。
20年ぶりに会った二人はレストランへ。私は「家族の病気」の相談に乗る気満々だった。
***
家族の病気の話、どうなった?
レストランで椅子に座るか座らないかのタイミングで「コミュニティが解散してからも、みんなに会っている?」と訊かれた。
みんな=20代のころの男女混合のコミュニティの仲間たち。全部で10人くらいだったかな。
私が椅子に座るのも待てないで持ち出した話。これがA子さんの目的だと今なら分かる。でもそのときは、私とA子さんの共通の話題は20代のころのコミュニティだけだから、話の前振りとして、みんなの近況を訊いているのだと思っていた。
だからフツーに、「最も会っているのは○○ちゃんだよ。その次は△△ちゃんかなー」と○○ちゃんや△△ちゃんの近況を話した。そして、私がこのランチで最も話したかったこと。コミュニティのメンバーの一人が、A子さんの家族と同じ病気で入院していることも話したのだけど。
A子さんは、私が話したことの全てに反応が薄かった。今度こそ、はっきりと感じた。なんかおかしくない?
○○ちゃんや△△ちゃんの近況に興味がないのはまだ分かる。20年前の友達だもんね。2人に興味がないからこそ、今まで連絡を取っていなかったのだろうし。
でも。「家族の病気」のことを相談しようとしている人が、共通の知人が共通の病気で入院していることに対して、こんなにも反応が薄いなんて変じゃない?
心の中でアラームが鳴る。
デリケートな話だから、家族の病気のことはA子さんから話し出すまでは、こちらから話題に出すのはやめよう。そう思っていたけれど、思い切って訊いてみた。
「ご家族のご病気、大変だね?」
「あぁ、まあねー」
ここでも反応が薄かった。え、なんで💦
そして、A子さんは言ったのだ。
「ねぇ、他には? 他には誰と会っているの」
「世間話」というには、あまりにも真剣なニュアンスを含んだ言い方だった。
私はいぶかしげな顔をしてしまったと思う。
どうしてそんなこと訊くの? そう口に出そうかどうか迷った瞬間、A子さんは重ねて言った。
「Bくんには会っていないの?」メンバーの一人の名前を挙げた。
「どうしてそんなこと…」
言いかけた私の言葉をふさぐようにして、A子さんは話し始めた。
最近、偶然BくんのSNSを見つけたこと。それを読んで興味を惹かれてアレコレ、BくんのSNSをみていったこと。
恋愛感情をだだ漏れにして、BくんのSNSの内容を話すA子さんを、あっけにとられて見ていた。
え、男? 男?? 男がらみの用事で私はここにいるの?
あまりにも意外な展開に、心配していたの(怪しい儲け話)とは別の意味で頭が真っ白に。
「アヤコ(私)は、Bくんのこんな話(SNSに載っていたキラキラ話)、知らないでしょ?」って言われたけど💦
知らないよ、だって興味ないもん、そういう(恋愛)意味では…。私、既婚者だし…。っていうか、Bくんも既婚者なんだけど!!!!! A子さんと一緒に結婚式の2次会に行ったんだけど。
後編に続く
三田綾子
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