太陽と海王星のコンジャンクション -集合意識・花粉症・311-

2021年3月11日 16:08

2021.3.11
今朝、魚座の支配星である海王星と、太陽が重なりました。

海王星が魚座に滞在している2012年〜2025年までは
魚座シーズンに必ず太陽と海王星は重なり合います。

本来魚座シーズンは12シーズンの中でも精神的なのですが、
魚座にて太陽と海王星が重なる今日前後は
1年の中で最も精神的・スピリチュアルな日
と言っても過言ではないと思います。

太陽の自我意識の輪郭を、
海王星の海が溶かしていくとき。

私はこうだ！というものを一度手放して
全体性に身を任せていくとき。

それは5%の顕在意識のバリアが溶かされ
95%の潜在意識というカオスの海の中から
浮き上がってものがあるかもしれないし

自他の境界線がなくなることで
感受性が豊かになったり直感が冴えたり
それは自分以外の感情に翻弄されることかもしれない。

目の前の現実は意識の表れであり
社会現象は集合意識の表れ。

花粉症が集合無意識を象徴する魚座シーズンに流行ることも興味深い符合です。

食べ物だけでなく、あらゆる情報も飛び交い、不必要なものが入り乱れる現代。私たちはその排出に忙しくて、だから花粉の排出まで追いつかない人も多いのではないか。

目が痒くて、鼻がつまって、肌が荒れて、くしゃみが出る。

上手く排出できていない、拒否、過敏反応という症状が伝えていることは、自分にとって必要のないものまで取り込み、受け入れてしまっていないか。
何かに支配されてしまってはいないか、何かを鵜呑みにしすぎていないか。

痒い、痛い、イガイガ。

という感覚を自分自身に持っていないか。自分を拒否したり罰したりしていないか。

ボーッとして頭が回らないなら、ボーっとして思考を休ませてあげるとき。ボーっとする症状に降参をしてしまい、ボーっとすることの方が根本的な治療には近い。

現代病の花粉症は、現代人の持つ集合意識に大いに関係している。

だから食事や生活習慣だけでなく、精神面を観ていくことも大事。

（ちなみにファスティングは体や細胞レベルからのデトックスだけでなく内観するのにも良きツール。今回12名と共にグループファスティングを行っています。）

新たなスタートである宇宙元旦へ向けて
これまでの1年間、もっというとこれまでの人生の過去の記憶、感情など「心の大掃除」をしていくのが毎年の魚座シーズンのテーマ。

そして今日は311。

海王星は1年に約2度進むため
太陽と重なる日は1年に約2日ずつズレていくのですが
東日本大震災からちょうど10年という節目の今日、
太陽と海王星が重なる日であるということに、メッセージ性を感じます。

社会現象が集合無意識の表れだとするならば。
ひとりひとりが社会の中で無意識に傷ついてきたことに気づくこと。
それは何者でもない私という存在を愛でてあげること。

多くの人が亡くなった日こそ、自分を愛することを思い出す日に。

震災はそれを教えてくれたように思うし
そうすることが、あの出来事を創り出した集合無意識を浄化していく。
そう思っています。

今のコロナの状況とも、根本的には同じ。

自分でコントロールできないこと、予期せぬこと、そこから何を気づくのか、何を学ぶのか。

それは一旦、現実世界の私をゆるめて
心の世界の私を観る必要があるのだと思います。

ユリコスペイシー

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