missa

21歳

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最近の記事

母とわたしと

久しぶりに実家に帰った日には、母と夜遅くまで語ることがある。 一人暮らしをしたからか、久しぶりに帰った日には 母は私を子供としてではなく、一人の大人として接してくれるようになった。 最近あったできごと、 家族の、5年後、10年後の話 家族の、10年前の話 国の社会問題について 母の老後について 冗談と、的の外れたことばかり言う母の印象が、 ここ1年でガラリと変わってしまった。 きっと、ずっと話したかったのだと思う 私はまだ、母の子供でありたかった。 母は50代の女性だ。

    • 文を書いてみて

      文章に馴染み深いことは自負できますが、 いざ書く側に回ると、 思い浮かぶことをつらつら書いても 支離滅裂で、思考停止が起こります 正解がないものを、作り出す難しさを感じます。 正直今も、そんな感じです。 後から振り返ったときに、 消したくならないように 慎重に 慎重に... (思考停止) これからに期待です P.S. 2022.4.27 に下書きしていた文章を大掃除しました

      • フカク、フカク。

        ぴんっ、ときた文章のコレクション。 著者の彩瀬まるさんは、一人旅をよくする方で、その最中に東日本大震災にあわれた経験から、この本を書かれた。 震災にあった主人公の、親友の死に対する捉え方の変化を繊細に表現している。 なんといっても、異世界へスリップしたような比喩が美しい。 一度、別の記事でも、引用したことがある。 フカク、フカク。フカクフカクフカク。 フカク、フカク、フカク。フカクフカク、フカク。フカク。 つい、つぶやきたくなる、そんな本。

        • 女子校で12年間すごして

          小学校、中学校、高校合わせて12年間、女子校。 大学に入って2年ちょっと経つけれど、いまだにカルチャーショックを感じる時がある。 女の子としか関わってない女の子しか周りにいなかったから、 初めて共学に来て、 大学の友達との価値観の違いにびっくりする。 兄弟は妹だけ。父親は単身赴任。 小中高と男性と関わるのは、学校の先生ぐらいで、 いま思えば、よくここまで捻くれずにすんだねって、自分を褒めてあげたい。 いや、十分ひねくれているのかも。 ちょっと赤裸々に書きますね。 女子

        母とわたしと

          血がこわい

          血液が怖い。 痛みを伴うものを見たり聞いたりすると、血の気がすっとひく。 こういうことで怪我をしたことがあるという話をきいたり、 ドラマとか映画とかの手術のシーンを見ても、息がとまる。 妹が豚の解体を見て面白かったと言っていたけれど、 私はたぶん卒倒すると思う。 大学の授業の、 カエルの解剖でもけっこうきつかったのに。 彩瀬まるさんのこの文章を読んだ時、はっとした。 そっか。 血液が怖いのでない。 捌かれる生き物と自分との境目がなくなって、その痛さを味わう恐怖を感じて

          血がこわい

          絵本を手にとると

          遅めに起きた日の朝、 顔を洗って、化粧水をつけて鏡を見た。ふとある人のことを思い出した。 「水分量が違いますね」   今年の1月3日のこと、  お正月で実家に帰っていたけれど、三ヶ日ともなると特にすることもなかった。いつもの休日と変わらず、とりあえず本でも読もうと外に出た。  私がよく行く本屋の中でも、蔦屋書店は特に好きだ。  専門的な本や、小説は少ないけれど、  表紙が見えるように配置してある本が多くて、  他の本屋では目につかなかった本に、出会うことができる。

          絵本を手にとると

          高校時代

          集団の中にいるのに、孤独感を感じる時がある こういう感情が募ると、 自尊心と劣等感が同時に押し寄せてきて、 自尊心が勝てば、他人卑下が肥大し、 劣等感が勝てば、自分の価値を見失う 自尊心と劣等感がせめぎ合うと、 他人を馬鹿にするけれど、自己嫌悪であるという「ひねくれた人間」が完成する そして、ますます馴染めなくて、ますますひねくれる。 泥沼に落ちていく。 登校前、交通事故にあうことを期待したことを思い出す。 周りを後悔させたかった。 誰か自分のために泣いてくれるんじゃ

          高校時代

          人という関数

          人によって、態度を変えている自分に気がつくと、 自分とはなんだろうと思う。 求められている自分を演じている気がする。 自分とは・・・ 数学っぽく解いてみる。 場合分けをする。 (1)〇〇と接する時の自分 ☆☆ (2)□□と接する時の自分  ★★ ・・・ (n) △△と接する時の自分 ●● したがって、 「自分」=☆☆+★★+・・・+●● なるほど、 ようするに、特定の誰かと接する時の自分は、その一部分にすぎない。 自分自身が、変化しているわけじゃなかった。 (

          人という関数