見出し画像

女子校で12年間すごして

小学校、中学校、高校合わせて12年間、女子校。
大学に入って2年ちょっと経つけれど、いまだにカルチャーショックを感じる時がある。

女の子としか関わってない女の子しか周りにいなかったから、
初めて共学に来て、
大学の友達との価値観の違いにびっくりする。

兄弟は妹だけ。父親は単身赴任。
小中高と男性と関わるのは、学校の先生ぐらいで、
いま思えば、よくここまで捻くれずにすんだねって、自分を褒めてあげたい。
いや、十分ひねくれているのかも。


ちょっと赤裸々に書きますね。

女子校というと、きらきらした上品なイメージとか、どろどろした人間関係のイメージがあるけど、

恥ずかしげもなく、大きな口で笑うし、カーテンは閉めずに着替えるし、夏の暑い日スカートをひらひらさせる子もいたし、メイクもしたことない子がほとんど。
あまりここでは書きづらいこともよく飛び交っていて…

共学の女の子のほうが「女の子」らしくて、きらきらしてる。
「女の子」らしさは、男性がいることで形成されるものだと思う。

(個人的に、女子校がドロドロしてるっていうイメージは、
共学の女子がドロドロしちゃってるからだと思う。
女子校はその辺のもつれはなくて、案外さっぱりしてます。)

中高一貫校だったこともあって、彼氏がいるのは、教室に一人いるかいないかくらい。

女子校では、そもそも友達に女の子しかいないから「女子会」の概念もなかった。

少し言いにくい話ではあるけれど、
先生を好きになってしまう子も多くて、学年に一人はいた。
若い先生はだいたいモテてた。
友達を好きになってしまう子もたまに…





大学の実験だとか、部活だとか、
男性とも関わるようになって、どうやって接するべきなのか今も悩んでる。
「男性も女性も変わらない」
というのも
「男性と女性は違う」
というのも
「性別関係なくひとそれぞれだ」
というのも、しっくりこなくて。

最初は眼も合わせられないし、話すのも緊張して、しどろもどろだった。
けど、性別なんて関係ないとしてしまうと、近づき過ぎてしまう。

とすると、
接し方は、「ひと」それぞれなのかもしれないと思うけれど、
そんな単純じゃないって思う

いろんな人と話して、知っていきたい。
これから知っていけたらいいかな。


女子校育ちは世間知らずだと思ったときもあったし、
小説や映画なんかである甘酸っぱい青春はなかったけれど、

女子校も共学も経験できる私は、ラッキーだと思う。


この記事が参加している募集

#多様性を考える

27,818件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?