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参加レポート)山口祐加さん&土門蘭さんトークイベント

山口祐加さん(自炊料理家)と土門蘭さん(文筆家)のトークイベントに参加した。

読んでいる本の著者が京都にやって来る!お名前をかねがね聞いていた方に会える!素敵な流れに感謝して無印良品京都山科へ向かった。


おふたりの会話を聴かせてもらう形のトークイベント。興味深いことばかり。ずっとメモを執っていた。いちばん集中して聴けるから。

結果、写真撮影も写真掲載もOKなのに写真0枚・・・。そんな奴の感想です。



行ってよかったこと

直に言葉を聴けたこと。行ってよかったことはこれに尽きる。

「本に書かれた言葉」と「会話から生まれる言葉」は違う。文字にすると当たり前な感じがする。「そんなこと知ってるよ」と言われそうな気もする。

それでも体験にはあえて文字にしたくなる力がある。イベントの帰り道の素直な気持ちがこれ。

おふたりの言葉が熱を帯びていたのは、料理に手を加えられての夫婦喧嘩の話。それも会話ならでは。料理であれ文章であれつくり手が尊重されないことによる怒り。自信があるから生まれる怒り。いろんなことに通じる!


受けとったもの

わたしは自分のために料理をしている。わたしの言葉で書くと「だれかのためにつくらない」でいる。コドモの離乳食に戸惑った7年前に悟って以来、ずっとそう。

イベント参加動機は主催者や登壇者の想定外だったかもしれない。「自分のために料理をできるようになりたい!」と意気込んで参加したわけではない。

そんなわたしが山口さんと土門さんから受け取ったものは反省と勇気。

考えやあれこれを言葉にすること、言葉にし続けることができてないよ、わたし! おふたりの飾らない雰囲気の会話からじわじわと反省がこみ上げてきた。そして帰り道には勇気が出ていた。

持参した山口さんの本と、購入した土門さんの本が入ったリュックを背負ってウキウキと帰宅した。


本や著者との出会い方

多読をしていた時期から一転。この数年は「今読む!」とピンと来た本を購入してすぐに読むスタイル。(積ん読ゼロ!)

山口さんの著書『自分のために料理を作る』ともそんな風に出会った。参加しているオンラインサロン「天才サロン」にてオーナーの大木春菜ちゃんが教えてくれた。「この本の存在を知ってかじまゆちゃんを思い出したから!」と。

気になった。調べると徒歩圏内の大垣書店に在庫あり!読み始めてから山口さんのSNSを開くと「京都でトークイベント」の情報。すぐに申し込んだ。そして参加した次第。

こういう流れはおもしろい。不思議なようで不思議ではなくて。

みなさんに感謝。


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