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朝活を取り入れた日常の変化 #4

前回の記事で、基本情報技術者試験の成功とその後の挫折、そして再挑戦に至るまでの経験をお話しました。今回は、その中で私にとって大きなターニングポイントとなった「朝活」について、より深く掘り下げていきます。

朝活を始めたきっかけ:満員電車のストレスからの脱却

朝活を始めたきっかけは、実は「満員電車のストレス」でした。毎朝の通勤で、満員電車に乗るたびに感じる圧迫感や不快感が大きな負担となり、どうにかこの状況を変えられないかと考え始めたのです。そんな時、ふと「朝早く家を出れば、混雑を避けられるのではないか?」と思い立ちました。

最初はストレス回避のためだけでしたが、早起きして出社前にカフェで勉強する時間を確保できることに気付き、これが私の生活を一変させました。朝の静かな時間を有効に使えるようになり、通勤のストレスから解放され、同時に学習の効率も飛躍的に向上したのです。以下が現在の一日のスケジュールです。

  • 5:30 起床

  • 6:00 自宅出発

  • 6:50 勤務地の最寄り駅に到着

  • 7:00 カフェで勉強(約1.5時間)

  • 8:30 出社

  • 17:30 退勤

  • 18:50 自宅到着

  • 22:00 就寝

朝活の深い効果:心身のリフレッシュと挑戦意欲

朝活を続けていく中で、私が得たのは単に勉強時間の確保だけではありませんでした。次第に感じたのは、朝の時間が心と体をリフレッシュさせ、自分自身に新しい挑戦を促すための大切な時間であるということです。

  1. ストレスの軽減とポジティブ思考の育成
     満員電車を避けることができるだけで、毎朝のストレスが大幅に軽減されました。その結果、朝の時間を前向きに活用でき、1日の始まりを気持ちよくスタートできるようになりました。ストレスが少ない状態で勉強に取り組むことで、集中力が高まり、学習内容もしっかりと身につきます。加えて、成功体験からくるポジティブな気持ちが、日々の生活全般においても前向きな姿勢を維持する力となっています。

  2. 自分に投資する時間を確保
     朝のカフェで過ごす時間は、自分に向き合い、自己投資する貴重な時間です。日々の仕事に追われる中で、誰しも「自分の時間」を見失いがちですが、朝活を通じてその時間を取り戻すことができました。この時間を使って勉強に集中し、次の試験やスキルアップに備えることで、自己成長を確信できるようになりました。

  3. 習慣化の力
     朝早く起きて行動することが日課となり、自己管理能力が向上しました。朝活を習慣化することで、勉強だけでなく、日々の生活全般においても規律を守る力が自然と養われました。この規律が、試験の準備や仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えています。

挑戦を続けるための準備と心構え

朝活を通じて、自分の「挑戦する姿勢」も大きく変わりました。過去の成功にとらわれず、次の目標に向かって努力するためには、日々の積み重ねが必要です。朝活が私に教えてくれたのは、「毎日の小さな挑戦が、大きな成果に繋がる」ということです。

例えば、応用情報技術者試験への挑戦も、朝活を取り入れたことで飛躍的に準備が進みました。これまでの挑戦では準備不足から不安を抱えていましたが、今回は計画的に勉強を進め、自信を持って試験に臨むことができました。挑戦の先にある成功も失敗も、その過程で得た経験や学びが次に繋がるものだと実感しています。

朝活のデメリットとその対策

もちろん、朝活にはいくつかのデメリットもありますが、これらも工夫次第で乗り越えられます。

  1. 経済的な負担
     カフェでの勉強には毎朝コーヒー代がかかります。私は朝食をカフェで摂るので月に約9,000円の出費になりますが、これは「自己投資」として前向きに捉えるようにしています。お金を払うことで、自己成長に対するコミットメントが強まり、勉強に対する意識が高まります。

  2. 夕方の眠気
     早起きの影響で、夕方に眠気を感じることがあります。これには、仮眠を取るか、軽いストレッチやウォーキングを取り入れることで対処しています。眠気が出た際には無理をせず、適度な休息を取ることが、長期的に朝活を続けるための秘訣です。

継続のカギ:柔軟さと達成感

朝活を続けるためのカギは、「柔軟性」と「達成感」を上手く活用することです。

  • 柔軟性を持つ
     朝活を厳格に守ろうとすると、疲れがたまり続かなくなることがあります。そのため、無理をせず、時には少し寝坊したり、勉強を短縮することも大切です。大切なのは、続けることです。

  • 達成感を大切にする
     朝の時間に「今日はこれを達成する」と目標を設定し、それをクリアした時の達成感は大きなモチベーションとなります。この小さな成功体験が、次の日の朝も起きるためのエネルギーとなり、挑戦を続ける力になります。

最後に

満員電車のストレスから始めた朝活が、私の生活にこれほど大きな影響を与えるとは、当初は思いもしませんでした。しかし、朝の時間を自分に向けて投資することで、心身ともにリフレッシュし、挑戦に向かう力が生まれました。これからも朝活を通じて、自分を成長させ続けていきたいと考えています。

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