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レビューとレポート第51号

レビュー

[1]カメラを持った思索者 「地底の闇、地上の光 炭鉱、朝鮮人、ハンセン病 趙根在写真展」について
土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学准教授)
https://note.com/misonikomi_oden/n/na9d0d949bc95


レポート


[2]鋤柄ふくみ 「風景」
Art Space & Cafe Barrack
https://note.com/misonikomi_oden/n/n0dcd651830a6
(会期 2023年10月19日(木) – 11月26日(日))


[3]Art Collaboration Kyoto(ACK) 2023 report
https://note.com/misonikomi_oden/n/na10efd29fd34



[4]創業50周年記念展「転生する超絶技巧-大塚オーミ陶業の芸術-」 京都文化博物館
https://note.com/misonikomi_oden/n/n5d0eebe08ad9
(会期  2023年10月19日(木)~11月5日(日))




お知らせ

これから


《ギャラリスト座談会 神田雄亮(Kanda & Oliveira), 小山登美夫 ( 小山登美夫ギャラリー), 藤城里香( 無人島 プロダクション), 李沙耶(LEESAYA), 梅津 庸一( パープルームギャラリー)》 2023 年

安藤裕美個展 学舎での10年をめぐって 「ナビ派」と「パープルーム」への眼差し

…パープルームはまもなく移転する。
2年前、突然大家が訪ねてきて「ここを取り壊すので引っ越してくれ」と告げられた。確かにこの建物は老朽化が激しく、階段が錆びて崩壊寸前だったり、大型トラックの振動でものすごく建物が揺れる。しかしその宣告に私はものすごくショックを受けた。「パープルームってずっとここにあるわけじゃないんだ…」
当たり前のことだが、慣れ親しんだものはいつしかあることが当たり前になってしまうけれど、失う時になるといつも惜しくなる。
私はパープルーム自体が一枚の絵画だと思う時がある。色々な人たちの思いや物語が錯綜してきた共同体にはその痕跡がたくさん残されている。

安藤裕美
WEBより

会期:2023年11月10日(金) - 11月20日(月)
時間:15:00 - 20:00
場所:パープルームギャラリー
企画:梅津庸一
https://parplume-gallery.com/

画像提供:パープルーム



ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
―国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ

中世から二十世紀前半までの西洋美術のみを収蔵/保存/展示している国立西洋美術館には、いわゆる「現代美術」は存在しません。そこは基本的に、すでに死者となって久しい遠き異邦の芸術家らが残した産物が集っている空間です。この展覧会ではしかし、そんな国立西洋美術館へと、こんにちの日本に生きる実験的なアーティストたちの作品群 ― 故人のものも含みますが ― をはじめて大々的に招き入れます。

2024年3月12日(火) - 5月12日(日)
国立西洋美術館

参加アーティスト
飯山由貴|梅津庸一|遠藤麻衣|小沢剛|小田原のどか|坂本夏子|杉戸洋|鷹野隆大|竹村京|田中功起|辰野登恵子|エレナ・トゥタッチコワ|内藤礼|中林忠良|長島有里枝|パープルーム(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わきもとさき)|布施琳太郎|松浦寿夫|ミヤギフトシ|ユアサエボシ|弓指寛治

画像提供:国立西洋美術館 広報事務局



《書体 水平 #1》1999 年- 作家蔵

豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表

豊嶋康子(1967-)は、1990 年より30 年以上にわたって、私たちを取り巻くさまざまな制度や価値観、約束事に対して「私」の視点から独自の仕方で対峙し続けてきた作家です。物や道具の仕組み、学校教育、経済活動から日常の様々な行為まで、私たちに避けがたく内面化、自動化されてきた思考や行為の枠組みやルールを、自身の感じる違和感や関心を梃として独自の仕方で読み替え、捉え返すことで、人の思考の型の形成、社会と自己の成り立ちの在り様を問うてきました。
……本展は、こうした豊嶋の制作の全貌を、初期作品から新作まで400 点近くを一堂に集め検証する初めての試みです。あまたある世の決まりごとに「私」を交差させる豊嶋の作品は、システムと不可分の存在であり続ける私たちに、多くの示唆を与えてくれます。「天地」や「左右」はどのようにして決まるのでしょうか?あるいは裏と表をひっくり返すことは?
自身の思考を素材とする一種の潔さとユーモアをもって、私たちをめぐる事物に対する「私」の応じ方をかたちにし、さまざまなシステムと「私」双方の「発生法」を捉えようとする豊嶋の制作は、私たちの思考や行為、そして自由の領域について、あらためて捉え返す契機を与えてくれるに違いありません。

PRより

東京都現代美術館 企画展示室 1F
2023年12月9日 -2024 3 月10日
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日-1月1日、1月9日、2月13 日
開館時間 10:00-18:00
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/toyoshima_yasuko/

画像提供:東京都現代美術館



開催中


キュンチョメ個展 魂の色は青

2022年以降は、フィリピンやハワイに滞在し現地の圧倒的な自然や、多様な価値観に触れ、思考を大きく更新させています。そして現在、海や大地、あるいは地球そのものに全身全霊で関わりながら「新しい幸福」の在り方を模索しています。
展示作品11点は全て新作で、海で制作された作品を中心に構成されます。作家は近年、様々な方法で海に潜り続けてきました。全身の力を抜き、環境に身を委ね、息を止めて海の深くまで行き、再び海面へ浮上する。そこでようやく、おもいっきり息を吸います。その「呼吸」は生の実感であると共に、世界と出会い直す瞬間であったのかもしれません。そのような数々の自然体験と共につくられた作品は、詩的でユーモラスな行為を通して幸福の探求へとつながっていきます。
また、海辺近くのカフェや、展覧会場の外にも作品が点在しており、美術館内だけでなく黒部の自然に触れながら作品と出会う構成になっています。会期初めの10月から11月にかけての一ヶ月は作家が現地に滞在し、「深呼吸を持ち帰る」ためのワークショップが定期開催されるほか、「記憶のアイスクリーム」(アイスクリームの記憶とアイスクリームを交換する作品)が突発的に開催されます。
本展覧会で提示される「新しい幸福」が、様々な不安や緊張が存在するこの時代を、共にしなやかに生きるための一つの指針となれば幸いです。

黒部市美術館(富山県)
2023年10月7日(土) - 12月17日(日)
休館日:月曜日(但し10月9日開館)、10月10日・11日、11月24日
開館時間 午前9時30分 - 午後4時30分(入館は午後4時まで)

https://kurobe-city-art-museum.jp/2023/08/08/%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a7%e3%83%a1%e5%80%8b%e5%b1%95%e3%80%80%e9%ad%82%e3%81%ae%e8%89%b2%e3%81%af%e9%9d%92/

後日、レポートをリリース予定

画像 撮影:東間嶺



方法 公式 写真 2004 左から三輪眞弘、松井茂、中ザワヒデキ  撮影:井村一 巴

IAMAS ARTIST FILE #09 〈方法主義芸術〉―規則・解釈・(反)身体

ゼロ年代初頭の芸術運動「方法主義」は、同時代芸術を批判し、原理や規則に因る絵画・詩・音楽を発表しました。岐阜県美術館と情報科学芸術大学院大学[IAMAS]の連携事業である「IAMASARTIST FILE #09」では、IAMAS教員2名(三輪眞弘・松井茂)がメンバーとして参加した「方法主義」の軌跡を辿り、その活動を再考します。
90年代初頭に「バカ CG 」という日本初のへたうまコンピュータ・グラフィックスで一世を風靡した中ザワヒデキは1997年「純粋芸術家」に転身し、当時の快楽的ポストモダニズムの芸術的状況に対抗する禁欲的で還元主義的な「方法絵画」作品群を発表し始めます。方法主義の提唱者である中ザワヒデキは、20世紀中葉のフォーマリズムによる諸芸術分断への批判として方法への還元を主張し、総合芸術としてではない諸芸術の連携を推し進めようとしました。4名の方法主義者たち(中ザワヒデキ、足立智美、松井茂、三輪眞弘)による野心的な芸術運動は、 2000 年 1 月 1 日の「方法主義宣言」(第一宣言)に端を発し、 1990 年 前後のポストモダニズムを背景とする「なんでもあり」の状況に確固たる「アンチ」の立場を唱えるなか、 2004 年 12 月 31 日に幕を下ろします。
本展覧会は、「方法」の活動終焉からおよそ20年が経過した今日の芸術の状況において、その活動の軌跡の意義を振り返ります。「方法」によって撒かれた芸術表現の萌芽は、現代のわたしたちに何を残したのでしょうか。あるいは、ポスト・ポストモダンである同時代芸術がなおその快楽的多様性ゆ
えに袋小路に陥っているのだとすれば、その打開策すら提案できるに違いありません。
「われわれ方法主義者は、放縦と怠惰を学芸にもたらした自由と平等を懐疑し、倫理としての論理を復権する。」(「方法主義宣言―方法絵画、方法詩、方法音楽」、2000年1月1日)

岐阜県美術館 展示室2
2023年 10月11日(水) - 12月24日(日)
10:00 - 18:00
※休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
※夜間開館 :10 月 20日(金)、 11月17日(金) は 20:00まで開場
※展示室の入場は閉館の30分前まで
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/iamas-af_09/
https://www.iamas.ac.jp/af/09/


関連展示
岐阜おおがきビエンナーレ 2023〈方法/Method〉
https://www.iamas.ac.jp/biennale23/


画像提供:岐阜県立美術館



黄色地松皮菱繋ぎに檜扇団扇菊椿文様紅型胴衣 木綿、型染 19世紀 丈95.0cm

豊田市民芸館開館40周年記念特別展「沖縄の美」(日本民藝館巡回展)

日本本土や中国、朝鮮、東南アジアの国々の影響を受けながら琉球王国として独自の文化を形成してきた沖縄。その地を日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)が初めて訪問したのは1938年のことでした。
「私たちのように伝統的な工藝品を求めて各地を歩いている者には、琉球の存在は誠に奇跡のようなものであった」と柳は絶賛し、以来、民藝運動の仲間とともに計4回にわたり沖縄を訪れます。土地の風物や言語、暮らし、自然の豊かさに感嘆し、工藝調査や蒐集を精力的に行い、展覧会や雑誌『工藝』などを通してその成果と魅力を広く紹介してきました。
本展では令和4年度に本土復帰50年を記念して日本民藝館で開催された特別展を再構成します。型紙を使って文様を染める華やかな紅型の衣裳や手描きで糊引きするうちくい(風呂敷)、芭蕉や苧麻、絹、木綿などを材に地域ごとに特色のある縞や絣の織物、技法も形態も多様な陶器や漆器とともに、柳らの訪問時に撮影された戦前の沖縄を紹介する写真もあわせて展観。改めて沖縄が「美の宝庫」であることを紹介します。

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豊田市民芸館 第1・2民芸館
2023年10月7日 - 12月3日
9:00 - 17:00
休館日:月曜日(10月9日は開館)
https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/
画像提供:豊田市民芸館



展示風景 手前:棟方志功《華厳松》1944年 躅飛山光徳寺

 
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ

「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903-1975)。一心不乱に版木に向かう棟方の姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方の形成に大きな影響を与えました。棟方の生誕120年を記念し、各地域の美術館(富山県美術館、青森県立美術館、東京国立近代美術館)が協力して開催する本展では、棟方と各地域の関わりを軸に、板画、倭画、油彩画といった様々な領域を横断しながら、本の装幀や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考します。

WEBより

東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
2023年10月6日 - 12月3日
10:00 - 17:00(金曜・土曜は10:00 - 20:00)
休館日 月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日(火)https://www.momat.go.jp/exhibitions/553
https://www.munakata-shiko2023.jp/

画像:プレス向け内覧会で撮影


開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?

福田美蘭(1963-)は、東京藝術大学大学院を修了後、具象絵画の登竜門といわれた安井賞を最年少で受賞し、国内外で活躍を続ける現代美術家です。現代社会が抱える問題に鋭く切り込み、東西の美術、日本の伝統、文化を、意表を突くような手法であらわしたりして、私たちの既成概念を打ち破ってきました。
本展では、古今東西の名画に福田独自のユニークな視点で向き合った作品から、国内外の時事問題をテーマに鋭い視点で切り込んだ作品まで、約50点で福田美蘭の世界観を紹介します。本展のために新たに制作された作品も公開予定です。

WEBより

名古屋市美術館
2023年9月23日 - 11月19日
休館日:月曜日(10月9日は開館)、10月10日
9:30 - 17:00(11月3日を除く金曜日は20:00まで)https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/fukudamiran/

画像:プレス向け内覧会で撮影


土方久功《二人-にらめっこ》1965年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏


土方久功と柚木沙弥郎 熱き体験と創作の愉しみ

土方久功は、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科を卒業後、1929年から42年まで、当時日本の委任統治領であったパラオ諸島や、カロリン諸島中部のサタワル島で過ごしました。現地の人々と生活しながら制作に励む一方、周辺の島々を巡り、生活様式や儀礼、神話などの詳細な調査も熱心に行いました。帰国後は世田谷区の自宅で、ミクロネシアの人物や風景を主題とした木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多くのこしています。
柚木沙弥郎は東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科で学んだ後、柳宗悦が提唱する「民藝」の思想と、芹沢銈介の型染カレンダーとの出会いを機に染色の道を志すようになりました。以来、鮮やかな色彩と大胆な構図の型染による作品を発表するほか、立体作品、絵本まで精力的な創作活動を展開しています。100歳を迎えてなお活躍を続ける柚木の作家人生においては、海外でメキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へ向かう契機となりました。
本展では世田谷美術館の収蔵品に作家やご遺族が所蔵する作品と資料を加え、パラオ諸島や周辺の島々での稀有な体験、そして日常の身近なものや出来事に潜む面白さを源泉として生まれた二人の創造の世界をご紹介します。

(PRより)

2023年9月9日 - 11月5日
世田谷美術館
10:00 - 18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 :毎週月曜日 ※ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/

本誌で詳細なレポートを掲載しています。

 画像提供:世田谷美術館



山田寅次郎が著した『土耳古畫觀』(1911年)より  大橋上の群衆


山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ

明治時代の青年たちは、更なる魅力ある日本を求めて、 世界へ出て見聞を広めた。
1890年、日本に到着したオスマン帝国軍艦・エルトゥールル号が、帰路、台風で乗組員のほとんどが命を落とした事故に心を痛めた青年、山田寅次郎は義捐金活動を開始、集めた義捐金を持参しオスマン帝国へと向かいました。 わずか24歳の目に映ったのはオスマン文化の荘厳さと人々の暖かさでした。 本展は、山田寅次郎という明治の人物を介し、日本とトルコという異なる歴史を持つ2つの国が交流する様子を伝えながら、相手の文化を深く尊敬することの大切さを感じる機会にしたいと思います。

(WEB)

ワタリウム美術館
2023年8月11日 - 11月19日 休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)
11:00 - 19:00
大人 1,400円 / 学生(25歳以下)1,200円
※入館料のうち、お一人200 円を義捐金としてトルコ地震の被害地へ寄付させていただきます。
主催:山田寅次郎展実行委員会(一般社団法人山田家・駐日トルコ共和国大使館・ワタリウム美術館)
http://www.watarium.co.jp/

画像提供:ワタリウム美術館

ワークショップやディナー、コンサート、そしてトークイベントを通じてトルコ文化を体験し学ぶことができ、シーシャを楽しみながらアート映像を見たりする会も。毎週木・日曜には抹茶が、火曜にはトルココーヒーを館内で楽しむことができます。そして毎日チャイを楽しみつつキュレーターかスタッフによる解説を聞く時間もあります(いずれも有料)。詳細はWEBで。




表紙について

タイトル
魔女と吸血鬼とフランケンの見習い異色トリオが目指すのは、一人前のキラキラ魔族✧✧✧ 魔界のドタバタ学園コメディの幕が開ける!!

解説
ハロウィンの時期に始まるにふさわしい学園モノの連載漫画を想定して描きました。この3人の他にも、マミーや幽霊・ゾンビなど色々なキャラクターが登場し、群像劇のような賑やかなストーリーが作れそうです。四コマのギャグ漫画としても面白そうです。

宮野かおり




あとがき

原稿募集中です。掲載希望される方は下記連絡先まで。
美術展のレポートやお知らせでの掲載や取材を希望される方はプレスリリースを下記連絡先まで送ってください。
展示内覧会へ招待いただければ取材へうかがいます。

画像は全て許可を得たうえで掲載しています。無断転載はできません。

企画・編集:みそにこみおでん
スタッフ(校正担当):シロクマ
表紙絵:宮野かおり
連絡は下記へみそにこみおでん宛にお願いします。
E-mail: aspma260[あっと]gmail.com
X(旧:twitter):@misonikomioden
facebook: https://www.facebook.com/misomuoden

レビューとレポートバックナンバー
https://note.com/misonikomi_oden/m/m075a5bacea51