創業50周年記念展「転生する超絶技巧-大塚オーミ陶業の芸術-」 京都文化博物館
大塚オーミ陶業株式会社。あまり聞かない名前かもしれないが、独自の高い技術力を持ち、名画の複製陶板を展示していることで有名な大塚国際美術館へ陶板作品を提供してきた会社だ。今年は創業して50年目にあたることからその技術と作り上げてきた作品を振り返る展示を京都の京都文化博物館で行っている。11/5まで。
大塚オーミ陶業は80年代に日本や海外からアーティストを招き彼らのオリジナル作品を制作していた。今回はロバート・ラウンシェンバーグや横尾忠則の巨大な陶板などを中心に出展されている。大塚国際美術館プロジェクトへ注力することでアーティストとの共同制作は無くなるが、ここ最近は復活をさせようと動き始めており、今回はMACCIUの作品が展示されている。
今から40年近く前に作られたラウシェンバーグの巨大な陶板作品は、長くない滞在期間で作り上げる必要があり、彼の表現を実現させるため独自の方法を翌朝までに考え出すなどスタッフにとってハードな仕事であり、また新しい技術への挑戦だったようだ。
転生する超絶技巧 -大塚オーミ陶業の芸術-
会期:2023年10月19日(木)~11月5日(日)※月曜日休館
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:京都文化博物館 別館ホール
入場料:無料
主催:大塚オーミ陶業株式会社、共催:大塚国際美術館
後援:大塚ホールディングス株式会社、滋賀県立陶芸の森、京都府、京都市、滋賀県、甲賀市、エフエム京都
監修)上村 博(京都芸術大学 大学院 芸術研究科 教授)
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