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怒るのと意見を言うのは違う。自分の気持ちも大切に。

土曜のTA勉強会に続き、昨日の日曜はP-Fスタディの勉強会だった。

P-Fスタディは心理検査のひとつで、簡単にいえば、フラストレーションを感じる場面に対して、その人がどのように対処するかによって、性格傾向等が把握できるというものである。

勉強会はオンラインで開催され、全国各地からの参加があり、持ち寄った事例に基づいて検討するような形式で、月1開催している。

今回も解釈において大変良い学びとなった。

良いことも悪いことも伝えられる関係性がいい

話は変わるが、先日検査の練習も兼ねて、元職場の上司にP-Fスタディを実施させてもらった。

ユーモアたっぷりの彼女は、いわばバリキャリで、それはそれは尊敬している大好きな人である。

そんな彼女だからか、フラストレーション場面に遭遇すると、速やかに解決に向けた行動に出ることが多い結果であった。

自分の要求や不満も臆せず伝えるようなタイプである。(当然、理不尽な怒り方はしないし、明らかに他者に非があるような場面においてだ)

ちなみに自分自身もテストしたことがあるのだが、自責的傾向が強く「最低限度の自己主張性すら備えていない」との結果であったと記憶している(笑)

でも元上司の結果をみて、ストレートに自分の思いを伝えても、受け手はそんなに嫌な思いにならないなと感じた。もちろん受け手側にもよるとは思うのだが、個人的には熱い思いが伝わってきていいなと思った。

むしろ伝えてくれたほうが、本心がわかって安心する。正しい正しくないとかではなく”自分が嫌な気持ちを感じた”のであれば、それは事実なのだ。

自分自身の場合は、例えば理不尽に怒りをぶつけられたとしても「その人がこうして怒りを表現しているのは、何かしら背景に原因があるだろうから…」等と考え「こんなことでイラっとする自分の器が小さい」と結論づけて「なんでこんな些細なことを自分は気にしてしまうんだろう?小さいなー」などと気づいたら自分を責める材料にしてしまっていることが多い気がする。

どんな人にもあまり怒らなくなった自分に対して、それも悪くないかな~とは思っていたのだが、自己主張が足りないという結果を受けて、もう少し自分の気持ちに正直に向き合うのも必要かもな~と思ったりもした。

(書きながら思ったけど、相手に怒らずともそれによって自分を責めるのはさすがに辞めよう・・・笑)

とどのつまりは、やはり何事もアサーティブに伝えていこうと思ったのであった。感情的にはならずに、その上で自分の気持ちや意見は良いも悪いも誠実に伝えていけたらいいなあ。

自他尊重(自分もOK、他人もOK)の心構えで、”伝わるように”話す。しっかり聴く。これ大事!


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