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(52)眠りのために。
とても眠くて眠くて、ようやっと眠れるとなったら寝つけない事がこのところよくあって、猫労いの時間を、寝る前にかならず作るようになった。眠りにつく前のほんの数分に、猫たちをほめて、ありがとうねと伝える時間。猫たちは聴き入って、ゴロゴロとのどを鳴らして満足そうになり、私も緊張が解けていく。
ゆっくりと、伝わるように、猫たちに話しかけていると声のトーンが穏やかになるから、自分も眠くなるのだろう。ある夜、これは絵本の読み聞かせと同じなのかなと思った。絵本の読み聞かせをして自分も寝ちゃったというおかあさんの話しを聞くけれど、こういうことかと。
猫は絵本はどうでもいいみたいだけども、眠れない夜、ぬいぐるみに絵本を読んであげるといいかもしれない、と思った。
“More cats” Ronald Searle / Dobson books
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