ff_私たちの交換日記 - その先 -
じゃあ交換日記、やってみよっか。
エコ、エシカル、持続可能な生活、環境のこと…。
シリアスにしょうと思えばいくらでも出来るこれらのトピックスを
なるたけ身近に、そして自分たちの暮らしに馴染むものにしたいよね。
だったら私たちの日々のやっていること、少しずつ公開してみよっか。
そんなささやかな遊びから始まった、福島に住む私たちの交換日記。
はじまってから数か月後、交換日記のアンカーをしてくれていたミズノエリカちゃんが逝去しました。9月23日。28歳になったばかりでした。
食を通しての人とのつながりを先陣を切って広げてくれていたエリカちゃん。
4年もの一生懸命なフリーランスの期間を経て、今年4月には自身の会社も立ち上げたばかりでした。彼女の周りにはいつも愛情が溢れていて、会社を起こしたのも、これから福島で活躍するフリーランスが少しでも働きやすい環境を整えたいという動機からでした。
各方面に高いアンテナを張って、フードロスやエコプロダクツなども積極的に学んで実践して、共有してくれたエリカちゃん。いつも忙しく活発に動き回って、でもいつだって笑顔で近寄ってきてくれたエリカちゃん。
彼女からたくさんの愛と笑顔とおいしいご飯をいただいてきた周りの人たちの悲しみは、計り知ることができません。
でもね、だからまた始めようと思うよ。
エリカちゃんがくれたものをしっかりと受け取って、ちゃんとつないでいくからね。
福島を必ずいい場所にするからね。あなたがそうしてくれてきたように。
6月9日で止まってしまっていた ff_私たちの交換日記。
今ここから、再スタートします。
ff_ourdiary is an exchange diary open to the public between 4 women living in Fukushima, Japan.
This diary is to share our daily life based on an ethical and eco-friendly mind, and to encourage people who are interested in such life.
Fukushima, as you know, is a place seriously damaged by the earthquake and nuclear plant accident that occurred in 2011. There is little information about Fukushima after that, and even in Japan, many people have no chance to know how we are actually living in Fukushima.
So here we write our usual, normal daily life with some tips for sustainable-living.
One thing, we’d like to share.
Our member, Erika Miuzno, passed away on 23rd September 2020.
She was working as a freelance food director for about 4 years, and has just established her own company “suIno” this spring.
Erika-chan was really caring, thinking always about people around. This company was also for helping people who want to work as fleerance like she was doing.
This diary has been stopped since 9th June but from now on, we restart it. Receiving the baton from Erika-chan and make our life in Fukushima more and more beautiful.
Thank you.
29 November 2020
guesthouse Nafsha Misato Sato
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